今週のお題「試験の思い出」
長崎松翁軒、その歴史300年。
ブログの相棒の青さんから届いたのです。
しかも、桃カステラというもの。
そこでね、今週のお題が「試験の思い出」です。
ですので、桃について論じたことがありました。
確か、人文地理学かなんかのいわゆる論考試験ってやつです。
つまりは屁理屈を堂々と語れるかですな。
その時のお題が、桃の天地は決まっておるのか?というものでした。
若干無理やりな気もしますが、読んでいって損はないですよ!
多少くどいですが、役に立つこともある当ブログです。
では、HERE WE GO !
これは、収益化を目指す当ブログの年末配当の返礼ですな。
僅かなアフィを得て、配当して返礼して。。
我々は賽の河原の石積みをやっておるのかしら。。
では開封してゆきましょう。
包装紙がこれまたいいやね!
老舗感満載だぜ!
中の箱までかっこいいぜ!
よっ、カステラ一筋300年は伊達じゃないね!
内箱の豪華な感じ、このモノグラム。
なんだいなんだい、江戸の敵は長崎でって直結してんじゃねーの?
粋文化ジャネーノ?
などとやっていると、ピンポーン。
お~、お久しぶりのアンジェリーナやないのー!
皆様ご記憶かしら?
神戸和菓子の名門、四代目松川を持ってきた毛唐ですな。
8「ちょうどええときに来たなあ。長崎のカステラあるで」
ア「えっ、青さんからですのん?」
こいつ、ちょっと日本語どこか不完全なエトランゼですんや。
8「今、開けるところやから食べていきんさい」
ア「8マンちゃん、微妙になまっとう?」
8「なに、神戸ネイティブな発音しとう?きもいわ」
ア「初老の割には返しきついな」
8「初老言うな!」
さてさて、開封してゆきましょう。
8「しかも、これ桃カステラ言うんやって」
ア「なんや、それ?」
8「まあ、ワタイも初めてやねんな。なんでも九州では砂糖の量が敬意の証らしいで」
ア「フフフ。甘いもの文化に精通した私を黙らせられるカッチュウー話やね」
で、ドドン。
ア8「おーーー、まさに桃!」
取説つきである。
ほうほう。
ほんまか!?
教えて長崎ガチの人!
で、お雛様セット付きである。
8「いやーん、これ美味しい雰囲気ちゃうのー!」
ア「いや、ちょっとまったれやー!」
8「なになに?」
ア「多分やけどな、桃のヘタはしたちゃうんかな」
8「んんん?」
ア「桃太郎とか、桃上向きやんけ!」
8「あっ!」
8「実は今思い出したんやけどな、それなんか話したことあるわ」
ア「チャフで?」
8「いや、大学のときの論考ってやつや」
ア「ニホンゴムズカシイネ」
つまり、屁理屈で論理展開する試行のことなのであるが割愛する。
日本の桃は確かにこうなのだ。
桃は吉兆。
こういうものは、たいていベースに理論的根拠がある場合が多い。
しかし、その根拠は忘れ去られ様式が残る。
やがてそこからシャーマニズム的名残が陰陽などで結晶化するわけやね。
ア「で?」
フフフ、君は知らぬであろう。
桃はフサの反対が糖度が高いのであるよ。
よって、描き方としてはフサは下が正しいのだ。
などということを口頭試験で言い放ったことがあるんやな。
ア「それほんま?」
8「当てずっぽうに決まっとるやろ。見事に落ちたけどな」
ア「舌切られた雀かって!」
8「口先院八寸居士で戒名はOK!」
ア「ほなこの置き方間違っとうやろ?」
8「確かに」
墓穴をほったようであるな。
しかし、正義には従わねばならぬ。
たとえ、プーチンでもな!
では正式に。
お気づきだろうか。
これはエロではないだろうか?
まあ、桃ってそういうものよね。。
英語でPeachっていろいろ意味あるしさ。
ああ、正しい桃の扱い方はこちらがよいですよ。
本筋にもどす。
左誤り、右正当。


いや、どっちもエロいな。
写真は、撮す人の無意識の鏡なのかもしれん!
でもこっちが正解(多分)!
なんか、立派な気がしてくる。
取説にも写真はこうであったしな。
そして、食したのであるな。
これがねえ、猛烈に甘いかと思うやないの?
二口目まではねっとりした食感で、カステラの重さが生きてるのね。
三口目で脳天に来る甘みに脳が殴られた感じ。
そこに渋い茶を入れると、すっと消える儚さ。
これは美味い!
ア「あー、ウチダサいニホンゴ言いそうや」
8「かまんで」
ア「これやゔぁい!」
8「たしかにやゔぁい!」
さすが、日本の西の端!
世界に開かれたコスモポリス!
松翁軒の300年は伊達じゃねえ!
青さん、ありがとう!
(心にしみる贈り物。最後まで読んでくれてありがとうで、クリックプリーズ!)