ねえ、それどこの自転車?
今週のお題「冬のスポーツ」
自転車は冬の方が楽だ。ゆえに冬のスポーツじゃなかろうか。
まあ、仕事に行くのに乗ってるくらいなんだけどね。
Tokyobike の、なんてことはない自転車。
でも自転車に乗ると、世界変わるね。
空気がどうのとかいうつもりはないんだけどね。
まずね着る服が変わる。
コートとか雨の日に歩くときくらいになっちゃったもの。
主に着るのはパタゴニアのダスパーカ。
今もあるのかな。
大好きなブーツも履かなくなったな。
靴はメレルのジャングルモックになってしまたしね。
なんてことを、昔なじみのバーのマスターと話していたのよ。
私より少し年上のマスターも、服の趣味が変わったと言う。
「古いけどポリーニのシューズ要らない?」
と聞かれたので、もらったわけ。
それがこちら。
これが、さすが80年代の靴。
持つと重いけれど、歩くと軽い。
マスターとは同じサイズなのでジャストフィット。
これで自転車乗ってみたら、案外いいわけよ。
80年代から90年代ってのは、まだまだいいもの作ってたんだなと思うわけよ。
ポリーニと言ったって、今のクズみたいな靴を作ってたわけじゃない。
男性の日常に耐えつつ、モードも捉えたトラッドな世界だったわけだ。
これを履きながら自転車に乗って信号待ちをしていたのね。
三宮の山手幹線。にしむらコーヒーのあたりで。
そしたら隣にアストンマーチンが停まってさ。
すっと窓が下がって、兄ちゃんが聞いてきた。
「ねえ、それどこの自転車?」
「ああ、これtokyobikeっていうんですよ」
「へえ、どこで売ってんの?」
「ハンズで買ったんですよ」
「今はなきハンズ?」
「そう、今はなきハンズ」
「ありがとね、ググってみるわ!」
気さくな兄ちゃんだなあ。
なにやればアストンマーチン買えるんだろうかなあ。
要らないのだけれど、なんだかそんなことを考える。
きっと寒いからなんだろうな。
そういえば、友人が赤いジムニーの古いの買ったんだよな。
小さなオープンカーを手放してさ。
そいつにはこっちのほうが似合ってるように思ったな。
なんか、冬が似合う車だったな。
運転してみたら、とても楽しい車だったし。
あんまり寒いものだから、ついオートバイにも乗りたくなった。
デカイ車体を振り回すのも、運動代わりにいいかもしれないな。
でもさ、やっぱ寒いのよ。
どれくらい寒いかっていうとさ、写真がこうなっちゃうくらい。
うう。
寒い寒い。。
そんな雪がちらつく日。
もうひとりの俺が俺に問うてくるわけよ。
寒い問いをさ。
確定申告まだ済んでないけど?
(しばしの現実逃避を君は責めるのかね?最後まで読んでくれてありがとうでクリック!)