令和生まれと行く島原火張山花公園コスモスの旅の青さん
長崎の青さんの甥子さんは令和生まれです。
私とは50年以上の年の開きですなあ。。
この子が成人する頃には、私は向こう側の人かもしれませんなあ。
いやー、しみじみ!
さて前回大三東にでかけた青さんご家族。
今回はコスモスを見に行かれたようです。
バイクは自己自粛を続けているようなので、
妹さんの最新式ミニバンでのドライブだそうです。
私読んでいて、なにそれ?と思う機能満載。
昨今の車の、奇妙な車間距離のとり方とかの答えが出ました。
いやー、こうなっとるんですな。。
ではさっそく!
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妹が来ていたのでワイワイとでかける事になりました。
バイクはもうしばらく我慢します。
甥っ子は元気いっぱいでした。
もう少しで言語になるであろう
「なにか」をしきりに口にしておりました。
今回は妹のお車のハンドルを握らせてもらうことになりました。
ミニバンというのはあまり経験がない。
自動車もそれなりに運転してきましたが、
独身者とミニバンの運転席というのは少し縁遠いものであります。
普段、マニュアルのライトバンを運転している身としては、
最新式のオートマは操作説明なしだと、ギアをドライブに入れることすらできません。
古い奴だとお思いでしょうが、
古い奴こそ新しいものを欲しがるものでございます。
いちいち小賢しい反応を示す新鋭機ですが、
新しい機能を使うごとに興味が湧いてきて楽しいドライブになりました。
一般道で前車追走とか。。。
ほぼ自動運転じゃありませんか。
すごいねぇ、、
これだったら、どこまででも楽に旅ができると思います。
この車で、妹とその家族がこれから積み重ねていくであろう「思い出」について考えると、ちょっとなにかこう、視界がぼやけてしまうお年頃なので、そのへんはあまり考えないようにして唐子からグリーンロードとすすんでいきます。
今年のコスモス。
現場は島原火張山花公園でありますが、
近頃では甥御も歩いたり走ったりしますので、
ちょいとフレームに入れてみようと思います。
後はまぁ、フジバカマとアサギマダラが撮れたらいいかな。
正直言って、コスモスは難しい。
なんというかこう、普通になりがちです。
で?
という写真にならないようにするにはどうしたものか、
ハンドルを握りながら思考を巡らせておりました。
空は秋空、風は少し強く冷たい。
これまでのどうかしているレベルの暑さが一変し、
急に秋らしくなった日曜日。
外を歩き回るには丁度いいかもしれません。
予想通りの渋滞でしたが、想定は越えません。
ゆっくりですが駐車待ちの車列は止まることなく、
砂利の駐車場の特に枠もない場所に停車しました。
外に出ると風は相変わらず冷たく強い。
検温と入場料を払うゲートから見る公園は、
コスモス色に染まっていて、
風が吹くたびに波のように見えます。
ほぼ満開の、背の高いコスモスが風に揺れている。
実にいいタイミングに来ることができました。
妹と母が甥御を見ているようなので、
私はとりあえずアサギマダラに取り掛かりましょう。
ゲートから入ってすぐにある、フジバカマのエリア。
アサギマダラはこの花に寄る習性があるので、
毎年最初は蝶の撮影からなのですが・・・
フジバカマの花時がすでに終わっているなぁ、、
今年は自然系の諸々のタイミングが本当に難しい年です。
結局、彼岸花もタイミングを逃しましたし、
フジバカマもその一つになってしまいました。
この状態ではさすがのアサギマダラも厳しいかしら。
少しでも花が咲いている株を探して待っていると、
勢いのある風にふわふわと漂いながら、
一頭の蝶が何処からともなくやってきました。
アサギマダラであります。
どこかに止まらないか、と待っていると、、
毎年同じような写真を撮っておりますが、
これを撮らないと秋の火張山花公園は始まらないと思いますよ。
角度とか工夫するともう少し面白くなりそうです。
来年、覚えていたら頑張りましょう。
さて、コスモス。
今年はどうしましょうかねぇ。
正面、振り返って一枚。
これを誰かに見せたとして
「わー、きれいに咲いていたんだねぇ。」
と言われて終わりかもしれません。
もっと、コスモス感を強くしたいですが。。
よし。
山ほど咲いている、という状況を一旦捨ててみましょう。
花の形と茎の立派なところを探して、
背景は青にしましょう。
抜けるような青空をバックに、
風が止むタイミングをじっと待って…こう!
いいとは思うんですが、
これは火張山花公園まで行って撮る写真だったのかな?
という疑問は残りますね。
これなら、例えば長崎県内の
他のコスモスの名所でも、同じものが撮れそうです。
なんか、コスモスを撮りに来る度に
問題に直面して頭を抱えているようです。
難しいですねぇ、写真。
コスモスは美しく、風も心地よいのですが、
レンズ越しにコスモスを見ていると
頭痛がしてくるような気分になってきました。
他のものを撮ってみましょう。
今回は甥御がウロウロしておりますので、
彼にピントを合わせてみます。
ちょっと気恥ずかしいのですが、やっぱりね。
初めての甥っ子でしょう。かわいいもんですよ。
シャッターボタンを押す指にも力が入り、
かなりの枚数を撮影しました。
どれもこれもピントが甘い写真ばかりでした。
去年は妹に抱かれて、ようやく顔に表情が出る程度だったのに。
今年は目を離せないぐらいに走り回っている。
一丁前に、気に入らないことにはごねてみたりする。
だんだん、成長しております。
来年、またここへ来る機会があったらどうなっているだろうか。
子供の成長を通じて、
ともすればなんとなく流れていきがちな、
自分の人生に加わる年月を観測できるような気がいたします。
コスモスはだいたい撮り終えたので、
再び先行してひまわりへ。
ひまわりエリアは少し坂を下った先です。
満開のひまわりは、坂の上からも見えます。
そして脳内に流れるマンシーニのメロディー。
秋のひまわりは、やはり哀愁を帯びているように感じます。
大変結構です。
ここでもやはり、平成新山を背景に入れて
山頂付近を望遠で撮ってみると
「いま」静かなだけなのだな、
と改めて感じました。
91年の噴火から30年。
当時の小学生が厄が抜けるほどの時間が経っております。
感慨にふけりつつ、
一面のひまわりに目をやれば
不思議と胸に迫るものがあります。
なんでしょうねぇ、
この去来する甘いような苦いような、しびれるような気分は。
写真を撮るのも忘れて、
少しぼんやりひまわりに目をやっておりましたら、
携帯がなりました。
そろそろ帰る時間のようです。
帰路は妹が運転をするということで、
前回同様うつらうつらしつつの家路でした。
ああ、良い日曜日を過ごした。
ソレは満足なのですが、
おバイクのほうがやはり…
まぁ、そっちはそのうちなんとかしましょう。
流行は少し落ち着きつつあります。
油断をするつもりはありませんが、
そろそろ自己規制も緩和のタイミングなのかもしれません。
この状況が続くようなら、
年明けにも私は動こうと思います。
2月あたり、流石にバイクだと泣いちゃうぐらい寒そうなので、電車か飛行機をつかって遠くに行きたいなぁ、と。
とりあえず、年内は県内。
今年の秋の遠出は、
おなじみの生月にするか別の場所にするか、
地図を眺めながら検討を重ねている、
この頃の私でありました。了。
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ほうほう、あのお子が歩いておるとな。
よきかなよきかな。
私、青さんに「花は難しいですよ」と言ったことあります。
しかし、果敢にチャレンジされているようですな。
よきかなよきかな。
でさ、この青さんの態度に対して私の体たらくぶり。。。
いかんなあ、ブログ書こうぜ!
でもなあ、なんだろうなあ、この感じ。
頑張ろうよっと(他人事?)
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