青さん、どんどんカメラにはまってますな。
海辺から近所へと。
カメラを持ってウロウロお散歩。
構図という、難攻不落要塞へ挑みはいめました。
まあ、撮ってますなあ。。
なんか思い出すなあ。
そそのかす大人と、教えてくれる大人は
同じだったりするのです。
なにごとも。。
意味深げに
ではさっそく!
==============
長崎は、県内どこでもだいたい
同じ風景が見られます。
その風景の要素は低山と海岸線です。
あとは似ていると思います。
私が住んでいる町も、
低山を背にして正面に海が広がっております。
良くある「長崎の田舎町」です。
先日は海沿いを歩きながら
あれこれ撮りました。
本日は少し後ろの山に登ってみようと思います。
低山は距離が近いので、
新緑がベルベットのようにツヤツヤと光って見えます。
これを見たまま撮れるようになったら一人前なんだろうなぁ。。
風が走ると少し肌寒いですが、
日差しが強いので歩くとすぐに汗が滲みます。
運動なら黙々と歩くのですが、
カメラを持って歩くと事情が異なります。
ときどき立ち止まり、
あたりを見回し、振り返り。
なにか良さそうな被写体がないものか探します。
振り返った風景の中に
面白いものが見つかることは少なからずあることです。
見逃したと言うよりも、
見る角度や方向が変わることの効果なのだと思います。
開けた場所で振り返ると
伊王島が見えます。
ちなみに、こちらは「いおうじま」。
激戦地の硫黄島は「いおうとう」が正しいそうですよ。
平家物語の始めの頃の恨み節最強坊主、
一応墓所もあります。
ただ、伊王島は先日架橋されて陸続きになったんです。
つまり、本土とその程度しか離れていないのです。
足摺とかやっちゃう、絶望の鬼界ヶ島でしょ?
絶海の孤島、というイメージからすると、
鹿児島の喜界島とか薩摩硫黄島のほうが
有力なんじゃないかなと思いますな。
先程から、鼻をくすぐるかおりが流れてきます。
ジャスミンが盛りのようで、
このあたりのご家庭で、
盛んに可憐な白い花をほころばせているようでした。
畑には、そら豆がパンパンに膨らんで成っております。
初夏ですねぇ。
道々、何か無いかと探しながら歩いて、
本日の撮影テーマを決めました。
「雑草に注目する」です。
普通に花を撮ると、
普通になっちゃう私としては、
題材で一捻りしてみることにしました。
確かこれ、カラスマメではなかったかな・・?
調べると、ヤハズエンドウという名前の植物だそうです。
マメの部分は緑色のうちだと草笛になるです。
そうだった、そうだった。
だから「ピーピーマメ」とよんでいたんだったなぁ。
ざっと30年前の出来事ですが、
咥えた草笛の青臭い匂いまで
鮮明に思い出すことができました。
なんとなくほっこりしたところで次です。
さて、この植物は何という名前なのだろう。
竹やぶの手前に茂っている葉の中に、
ぽつりぽつりと咲く花がなんとも可憐です。
トキワツユクサが一番似ていると思います。
次は…よし、これをこうしてみたらどうかな…?
道路脇に広がりつつある黄色い花を、
できるだけ低く撮ってみようと
試行錯誤したものです。
地面スレスレ、というのはなんだか面白い。
腹ばいになってカメラを構えたい気持ちがよくわかります。
道路脇に注目して、色々撮っていましたが
ちょっと腰が危うい。
変な体勢は長くやっちゃいけませんな。
人よりもイノシシの気配を強く感じる場所。
撮影を終え、広く周りを見渡せば新緑の山々。
紅葉もきれいですが、
新緑は勢いがあって見ていると元気になりますな。
ぼちぼち帰ろうと、
ルートを変えて下っていきます。
蝶が花から花へ舞うのを見て、
去年の岩屋山でみた、
アザミを堪能するアゲハチョウを思い出しました。
岩屋山か…
自宅から歩いていけるんだから
「散歩」ですけどねぇ。
長崎市の情勢だと、
市街地を5キロぐらいジョギングするのが大丈夫っぽい。
ということは当然、私のお散歩は
セーフだと思います。
そのうち行きましょう。
その、お散歩。
てくてく下っていくと、畑の中の小道。
ちょうどじゃがいもの花が咲いています。
小さい頃はこのあたり、ほとんど畑でした。
時が流れ、管理する人が老いて去っていったらしく、
雑草が茂っている場所も多くなっております。
順調に過疎化が進んでおりますなぁ。。
外の活動が気持ちのいい季節。
風薫る五月。
しかし、道路にかかる電光掲示板には
「県境を越える移動は自粛してください」
と表示されております。
船での感染発覚のタイミングを考えると、
どうやら市中感染は回避できたか、長崎市。
とはいえ、福岡が大変残念なことになっておりますから、油断大敵。
まもなく始まるGW。
近場で写真と書き物と。
後は少し読書などをして過ごそうと
考えている私でありました。了
===========
雑草、野辺の花。。
これね、一番難しいテーマですよ!
厳しく行くとですけど
皆失敗するポイントです!
でもね、だれもがやっちゃうとこでもあるのです。
絵の世界だと、紫陽花は禁忌。
でも題材として取り上げたがる人が多いのです。
次の禁忌はバラ。
あれも失敗しますね。
いいのです。
屍の上に築かれない楼閣はないのであります!
あのアンセル・アダムスも失敗しております!
(自然というものは、はてしもなく誘い、そして突き落とす、でクリック!)