岩屋山2021の1 青さんの撮影登山
今年は5月でザ・梅雨!
もうねやる気も出ないわけです。
今週のお題「やる気が出ない」
ブログの相棒青さんは、それを察知してか
連休に山登り。
ご近所らしい岩屋山。
ここ何度か登ってますよね。
せっかく買った超巨大三脚を担ぎつつ登ったわけです。
流石に今回は。。。
私は山育ちのせいか、なんで山に登るんだ?
と思ってしまいます。
まあ、そこに山があるからんでしょうなあ。
長崎の豆腐屋ヒラリー卿青さんの登山撮影日記。
ではさっそく!
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九州が早々と梅雨入りし、
記録的な速さの梅雨入りです。
これは今年の傾向なのかもしれません。
なにしろもう、全部早い。
なんとか時間を見つけて追いかけておりますが、
ヒメシャガに関しては完全に出遅れました。
今年も岩屋山に上ってきました。
5月になっちまうことに気づいて、
慌てて家を出たのが先月の30日。
いつもどおりなら、虹が丘小学校の裏にある
岩屋神社から上っていくルートです。
でも今年はちょっと変えてみようと思っていました。
具体的には、式見ダムの外周から入っていくルートを考えておりました。
ここから頂上を目指すのが、
知っているルートの中で一番距離が長いのです。
岩屋神社ルートとくらべ、体感的に二倍疲れると思います。
岩屋神社ルートにはたくさん咲いているヒメシャガが、
果たしてこのルートにも咲いているものかしら。
前回上ったときに意識しておりませんでしたので、
その点に不安はありますが
まぁ、、どこから上っても岩屋には違いないでしょう。
きっと咲いているはずです。
準備を整え、さぁ出かけようか。。
と思っていたその時、叔母から手伝いを頼まれました。
大量の冬物をクリーニングに出すので、
運ぶのを手伝ってほしい、とのことです。
もちろん引き受けました。
量がまとまると、結構な重さになる衣服を運んだ先は小江原。
近くには、長崎県警察学校があります。
あ、そういえば。
警察学校の脇から上っていくルート
というのもあったはずです。
距離的に一番ちょろいのは地図で確認しておりますが、
ここから上ったことはあったかなぁ。。
こういうのは縁だなと思い、予定を変更しました。
上りは小江原から、下りで式見ダムルートにしましょう。
作業を済ませて叔母に別れを告げ、
イノシシに気をつけるように、との声を背に警察学校へ。
この、左側の建物が長崎県警察学校です。
細かいことは気にせず、
道なりにひたすら歩いていけば岩屋山の頂にたどり着けます。
警察学校の目の前のバス停は「上小江原」です。
小江原は高台の地名なのに、
その頭に「上」がつくこの場所は峠のてっぺんです。
雪が降るとなかなか交通規制が解除されない場所でもあります。
山陰なんですね。
つまり、それだけスタート地点の位置が高いわけです。
なので、このルートはちょろいのであります。
ひび割れているとはいえ、しばらく舗装路が続く登山道。
登り始めてすぐに鳥居が見えました。
岩屋神社、と扁額に刻まれております。
なるほど、御神体が岩屋山そのものなので、
広い意味でここらあたり一体が岩屋神社なのでありましょうな。
細い階段が続いており、
ひょっとしたら祠でもあるのかもしれませんが
今回は確認しませんでした。
前日に降った雨の影響で、
ところどころ小さな川になっている道を歩いていきます。
すれ違う人はいませんが、
下の方からバスやトラックの音が聞こえてきます。
頭上は新緑ですが、電線が山の方へ続いております。
電波塔が山中にありますので、そこへの給電のためかもしれません。
コンクリート舗装には緑色の苔が広がっており、
頻繁に車が通る道ではないことがわかります。
木漏れ日がキラキラと光っており、
初夏の日差しが程よく遮られております。
途中分岐。
順路っぽいのは山に入っていく道らしいのですが、
もう少し舗装路を歩いていこうとそのまま直進しました。
おそらく、結果的には同じ場所に出るはずです。
さほど立たないうちに舗装路の終わりました。
地図が書いてある看板前に自動車が一台。
そばでオジサマが黄昏れておられました。
軽く会釈をして、いよいよ山道へ。
つづきます。
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こうやって写真で見ていると、東南アジアに近い緑。
やっぱり南国なんですなあ。
今の梅雨空と比べて、実に光が多い。
ああん、この光を一ヶ月くらい奪った梅雨がにくい!
山に登る快楽というのは、実はルネッサンス以降なのだそうですな。
考えてみれば、登る理由がないわけです。
一番低いところを超えるのが、昔の人には大事なこと。
じゃあ、なんで?
というのは、じつは証明されております。
神に近づく行為!
そう考えれば、日本古来のお山信仰ってのは
結構先端行ってたとも言えるわけですな。
まあ、世界中に山岳信仰はあるんですけど
日本のはかなり過激だったようです。
そんなこんなも含めて、山に登るんでしょうなあ。
私はヒルの心配のほうが強いんでパスですけど、、、
さあ、長崎の豆腐屋ヒラリーの青さん。
ひらりと登っていきますよ!
(さらりとダジャレ言っちゃうのは許してね。そこはひらりとクリック!)