青さん、カメラを持って
ご近所をうろうろ。
美を発見しようと、エクスポーラーになっております。
今、絶好のバイク日和。
しかし、青さんは出かけたりしないのです。
なぜなら、それは正しくないことだからです。
令和の吉村貫一郎、青さんはそんなズルはしないのです。
さて、カメラを持って美の探索に行きましょう。
ではさっそく！
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大好きなうどん屋に行かないようにしています。
落ち着いた後は、
なにはともあれ轟天で「牧のうどん」だと思っています。
長崎は、県北でじわじわと感染が広がっております。
南部の長崎市はまだそれほどではありませんが、
今年の私は
ちょっと事情があってリスクをとれません。
できるだけ、人のいない地元で
過ごすようにしております。
とはいえ、黙々と本を読んでいると
際限なく気持ちが沈んでいきます。
近所を歩いて運動不足の解消と
ついでにカメラです。
シャッター音が
心を軽くするというのもあるんですが、
帰ってきて撮ったものを
検討している時間は気が紛れます。
というわけで、
本日も先日のお散歩で撮れたものを紹介する回です。
カメラを片手に家を出て、
まず決めるのは
「山を目指すか海を目指すか」
です。
長崎の場合は平地がほとんどありませんから。
そうねぇ。。
今日は海沿いを歩いてみましょう。
あまり坂道がないほうが、
のんびりカメラを構えるにはいいように思います。
少しペースの早い歩行で
海沿いのトンネルを抜け、
海水浴場に近づいていきます。
いい具合に晴れていますが、
海上に目をやればぼんやりと霞んでいます。
初夏ですねぇ。。
この浜、夏になると
海の家が設置されていたのですが。
数年前に海水浴場の指定から外れたそうです。
申請をしなかったということは、
監視人を置けなくなったということでしょう。
採算がとれなくなったんでしょうな。
世知辛いことであります。
もともと海水浴場だったので、
バーベキュー台が整備されていたのですが、
今ではすっかり雑草に埋もれています。
海水浴場として整備する過程で植えたものか、
この辺には桜が植えられています。
私も詳しくないので判別できないのですが、
ひょっとしたらソメイヨシノではないのかも？
葉が出ていて、まだつぼみがあるところを見ると、
オオシマザクラなのかな？
自然に育ったにしては
いい場所で咲いていますから、
園芸種なのかもしれません。
陽光に、真っ白な花が揺れていました。
この日の海は少し荒れ模様で、
打ち寄せては白く砕ける波音が激しく、
騒潮の匂いのする風と
この桜の組み合わせはなんとも喉がなります。
この桜の下で、良い日本酒をキュッと…
うーん、想像だけで酔いそうです。
歩みを進めて、
海水浴場だった砂浜が見えてくると。。
まぁ、ねぇ。。ぎりぎり、許容範囲かなと。
渋滞もおきていませんでしたし、
混雑もしていませんでしたし。
十分、人と人との距離は
保たれているようでしたから、
このぐらいは大目に見ても良いのではないかと思いました。
もちろん、不要不急の外出を
控えるのが大事なんですが、
息抜きは上手にやらないといけません。
「浜の町」でウロウロするよりは、
寂れた海岸のほうがいい…のかな？
若いカップルも
素足でキャッキャウフフしておりましてね。
いちおうカメラを構えてみましたが、
ファインダーが涙でにじむので
撮るのは止しました。
よし。次だ、次。
浜辺を後にして、
坂の上の国道に歩いていきます。
ふと、振り返ると
ハマダイコンが風に揺れていました。
ちょうどこのあたりで折返し。
帰りはどこを撮りながら帰ろうかな。
四方八方に目をやりながらてくてく歩いていた、
と言ったところで本日はここまで。
それではまた。了
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その実存。
青さん、見えてきたようじゃないですか！
まあ、ファインダーが涙で煙って一人前です。
そう、それが事実なわけです。
目そらさず、シャッターは押して。
そして、忘れる。
哀しいことなんざ忘れちまえ！
それでよいと思いますよ。
本当に忘れるおバカさんもいますけど、
忘れたふりして、心の奥に残るものです。
ああ、長崎は初夏の空気ですなあ。。
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