兵庫県の県政150年記念とかで
今、篠山でやってる展覧会があるんです。
兵庫陶芸美術館ってとこです。
お上がやるこういうのってさ、
大体外れじゃないです？
まあ、そういうものでございますね。
でもね、これは違うザンスよ！
衝撃的ザンス！
行くザンスよ！
ちょっと前に、ジェラードの
ブリランテさんの主の前川さんから
チケット貰ってたんです。
でね、紅葉見物をかねて、
軽い気持ちで寄ったんですよ。
こちら、ブリランテさんの記事。
自分で飼育した牛のミルクで
ジェラードやってるこじらせ方万歳！なお店。
で、河井寛治郎ザンスが。。
腰ぬかしましたよ。
行くべきです。
もう、選択の余地なく行くべきです！
太陽の塔と同じレベルで、
腰が抜けそうになりました！
まずね、皆さん知ってます？
河井寛治郎って人。
これ観たことある人多いかもしれないです。
列車の連結部分を額装したもの。
もとは、新聞の切り抜きらしいですが。
河井寛治郎って人はね、元は学術肌ってか
そういうとこから入り基礎を学び、
いわゆる「民芸運動」の核となった一人です。
でね、私嫌いなんですよ。
あの「民芸運動」
で、スルーしてたんですけど、
いやあ、まいった。
ワタイが観てたのは、テキトーミンゲーですわ。
ホンモノは、キチリっぷりが
もう、原始のエネルギーの塊ですわ。
3階に若いころの作品～晩年の焼き物
2回に木彫り系を含む造形作品
地下に、書と家具とビデオ
そのビデオで見たんですが、家まで作ってんですよ。
もう、とどまることのないエネルギー。
どれくらいかと言うとですねえ、
岡本太郎とタイマン張れますね！
でね、驚くことに
美術館なのに、作品の写真撮影自由なんです！
いやあ、ごりっぱ！
他の美術館所蔵とかいうのは
多分権利関係でだと思うんですが
これがついてますんで、それ以外はOKです。
ついてるのは、全体の二割ほどでしょうか。
知らなかったんで、カメラじゃなくスマホで。
しかもiPhone5s なんで
おみぐるうしいとは思うンザンスが
撮りまくったザンス。
では3階より
順不同ザンス。
てか整理できないザンス。
このへん、実は最重要作品群ザンスよ。
それが、どーぞどーぞでパシャパシャざんすよ！
多分ザンスが、左の桃と、
右の桃色花瓶は国宝になるザンショね。
でもパシャパシャ。
小物、硯もパシャパシャ。
蒼の傑作もパシャパシャ。
もう、これ値段がつかない傑作も
パシャパシャ。
いいのかホントに！
とノッテいたら気づかないうちに
一枚ダメなのをパシャ。
学芸員さんにコラコラ言われて
平謝りに謝り、またパシャ。
面倒なくらいあるので一気に
中でもすごいのは、この
黒ものの蓋物。
もうごめんなさい。
これにいたっては
申し訳ない気持ちになるわけで。
これの裏がこちら。
でね、このあたりでまだ1フロアーも
終わってないんですね。。
既にぐったりしています。
キュビズムから縄文式まで
げっぷが出るほど見た感じでゴンス。
河井寛治郎はね、若い時は超絶技巧です。
景徳鎮の再現とか、新しい釉とかいろいろ。
民芸時代に素朴系で、戦後に見事にアッパー。
どうも、戦後の混乱時代が楽しかったようで。。
自由と言うより、見事にはっちゃけ！
私思いましたねえ。
こいつ、ぜってードスケベだわ！
そうでなきゃあ、こうなれないって。
もう最高級の褒め言葉ね。
あのピカソでさえ、年取ってからのは
見てらんねえですよ。
特に立体は。
ってことは、河井はピカソ超えてる？
私の中では超えましたね。
ものすごいですけどね。
刷り込まれたイメージのせいか、
撃ち抜かれるほどではないんですね。
でもこの河井。。
撃ち抜かれたザンスよ。
見事に。。
で、まだ2フロア―あるっていうね。。
ええ、お付き合いいただきますよ。
無理にでも。
つづきます。
（ホント、この展覧会は12月9日までだけど、マジで行くべき！急げ！でクリック！）
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