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武士の発生 The Soul of Japan 武士道 その4 

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その1 その2 その3 

日本史やってた人は、分かるのかもしれませんけど。

いわゆる平安時代って、あれすごくないですか?

 

当時国家としてのイメージが、

我が国にあったのかははっきりしませんけど、

国庫としての収益が、ほぼない状態ですよね。

 

なんでないのかって?

実はこれが武士と深ーく絡んでくるんですよ。。

 

 

 

思い出しましょう、昔習ったこと。

 

墾田永年私財法

田舎に行くとね、田畑が広がってて、

「あー、日本の原風景だなあ」とか言っちゃうでしょ?

 

あれ、間違いです!

 

 

農業技術や、土木技術、灌漑技術、それらの集大成なんです。

日本の田舎の風景は。

当たり前ですけど、田んぼって傾斜がついてんですよ。

極僅かに。

そうでないと水が流れないでしょ?

 

そんなマメなこと、昔の人がしてたと思います?

奈良時代以前とかに。

 

もともと、朝廷が日本を統一して、統一国家とした時、

田んぼなんか、ほぼないわけです。

荒れ地とか、野原なわけです。

当然、朝廷は農地にして、税を取りたいんですが、イマイチみんな力が入らない。

 

当たり前です。

頑張っても、吸い上げられるんですからね。

人口も増えたし、なにかと物入りだし、

税が増えるなら、と

 

三世一身の法つくっちまった。

 

新しく開墾したら、三代目までは自分のものでいいからさ、

それ終わったら、朝廷にさし出してね!

 

おめでたい。。

出すわきゃないんですよ。

出すなら、最初からやんないですよ。

 

そこでグダグダになって、墾田永年私財法の登場です。

これで、みんな、ものすごくやる気になったわけです。

 

私有財産バリバリで、しかもお墨付きですからね。

 

んで、やれるとこまでやりつくして、ほとんど民間の土地になっちゃった!

あとは、もうコストの合わない土地だけ残ってます。

 

すごく簡単に言うと、こうなります。

 

ここで言う民間とは

今で言う投機筋なわけです。

資金があるところはバリバリ開墾します。

本当にベンチャーですね。

 

その殆どは、実は坊さんです。

例を挙げると、今の奈良県なんて、

東大寺興福寺の私領だったわけです。

いやあ、すごいっすね。

あちこちに、比叡山とか高野山の私領ができます。

 

他には、当然有力貴族。

そして、天皇も直でベンチャーに精を出します。

そして、当然免税とは言いませんが、ほぼザルの状態で、

各自の会計に入ります。

 

では、日本はその時どうやって政府運営をしていたのかって?

簡単です。

全て止めちゃったのです。。

 

なんか、すっごい話ですよね。

 

もう、全部止め!

外交も、行政も、ほとんど止まります。

微々たる税も、その地方のまとめ役にアウトソーシング

一応、管理役人とかは置くんですが、

彼らも信用できない。

 

よって、さらにベンチャーに頑張る!

京都の中心では、極少数の貴族による、閉鎖的な平和な社会が出来上がります。

ここから生まれたのが、源氏物語であり、枕草子です。

 

そう、悪くもない時代だったのかもしれません。

途中まではね。。

 

揉め事発生!プロにおまかせ!

国土は有限ですから、開墾されまくってると、

当然揉め事が出てきます。

しかし、国家はほぼ機能していません。

 

そこで、揉め事に特化した集団が出始めます。

 

武士登場です!

 

直接的な暴力によるプロですから、

当然その地に盛大な勢力を作ってゆきます。

なんだかんだ言って、地元の余裕ある家からしか生まれないんですよ、武士は。

余剰生産がないと、戦闘に特化してる暇ないですもんね。

 

都から役人が来ても、気にしません。

そのうち、どうも気の合う者同士でつるんでいきます。

 

日本になだたる「部族」としての、

平氏」と「源氏」という二大武装集団に、なってゆきます。

 

清和源氏とか、桓武平氏、とか言いますけど、どうなんでしょうね。

ただ、当時はそれによって、一種の同盟があったようなので、

何がしかの関係はあるのかもしれませんね。

 

「氏」と「家」を混同しないようにしましょう!

すごく簡単に言うと、「氏」は大本の集団で、

「家」は「名字」とも言い、そこからの分派です。

 

難しく言うと「氏姓制度」です。

詳しくは各自で。

 

ややこしいのは「平家」の存在です。

いっしょですからね、字が。

あれは、平氏グループのなかの、平家一家なわけです。

壇ノ浦で滅亡したのは、この平家一家なわけです。

 

鎌倉の北条政子平氏ですし、織田信長平氏です。

これがどれだけ凄いかというと、信長でも気にしたらしいという。。

あいつでも、気にすることあるっていうね。。

 

よって、後に武芸で名を挙げる猛者たちが出てくる前に、

実はほぼ席は埋まっていたということです。

 

ここ大事ですよ。

武家の殆どは、実は鎌倉時代に主要なポストは埋まってんですねえ。

 

ああん?

そんなことやってらんねえ?

きいてないぞ、こらあ?

 

と、朝廷が数百年ぶりに言い出したのが、

南北朝時代の到来。

ある意味、逆下克上。

もう忘れてたと思いますよ、帝のことも。

 

今更、マジで?

みたいに。

一方で、新田義貞楠木正成とかの、スターの登場。

 

室町はなんだかんだと揉め続けて、

応仁の乱

 

この流れでやって来ました、

戦国時代!

 

全国入り乱れての殺し合い!

 

ここまで、朝廷の実入りほぼなし!

 

凄いことになってきましたね。

そこで、武士たちが最も表舞台に出ます。

埋まった席の、リセット奪い合いが始まったのです。

 

このあたりになって、やっと明確な武士が出てきます。

それまでは、貴族の端くれ、役人、土豪、いろいろ入り乱れてます。

 

奪い合い。

まさに、殺し合いに先鋭特化した集団が、

あちこちに出てきたのです。

 

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(ものすごく大雑把だけど、案外外れてないと思うよ!そこでクリック!)

 

 

 

 

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