わらしべから、みかんへと
そのみかんから、反物へと。
みなさんご存知の物語。
さてこの流れからどうなるかと
ダラダラ読んでいただくとしましょう!
ではさっそく!
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白のままでは生きられない―志村ふくみの言葉 (生きる言葉シリーズ)
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このお婆様は、
先述したとおり
人間国宝級の名声を誇る
御仁でありまして、
その反物たるや
一般的なものの
十倍や二十倍は
くだらない価値が
あるものであります。
しかしながら、作る婆様にしたら
大したものではなく、
寧ろ緊急に必要だった陳皮が
入手できるならば安いもの、
主人公からしたら
価値が数百倍ですから、
大もうけであります。
ここでもよいトレードが
成立するわけであります。
さて、その高価な反物を
もらったものの、
どう処分すべきか思案する主人公。
幾ら価値があるものでも、
処理できないものは
無価値に等しいわけでありますからな。
とりあえず、町まで行こうと
歩いておりますと、
小さな牧場がありました。
競馬馬を作る牧場のようですが、
どうも様子がおかしい。
主人公は引き寄せられるように、
牧場事務所のほうへ歩いていきますと、
事務所の中で暗い顔をした
男の人が座っています。
もしもし、
どうかなさったのですか?
主人公が声をかけますと、
牧場主の男性が答えます。
経営に失敗して、
牧場を手放さなければ
ならなくなったのです。
繁殖牝馬も幼駒も
売り払ったのですが、
まだお金が足りないのです。
このままだと、私は
首を括るしかないのです。
主人公、あわてて止めて言います
まぁ、ご主人。
落ち着いてください。
債権者の方も、
話せば解ってくれるはずです。
問答をしているところに、
厳しい顔をした債権者の男がやってきました。
おい、金は出来たのか。
出来なければ心臓の肉を1p…
主人公は、
牧場主を可哀想に思い、
債権者の男に言います。
もしもし、
この反物しかありませんが、
これで何とかこの人を
助けてやってくださいませんか
つづきます。
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反物が不動産に。
まあ、どう転がっても
日本では土地の取り合いが
戦いの基本ですわな。
三世一身の法も、
墾田永年私財法も、
武家も公家も、
神社仏閣も
大企業も新聞社も
よくよく考えれば、
みんな不動産業です。
夢がるんだかないんだか、
微妙な展開になってまいりました。
つづきますよ!
(ここにも、ヒントが隠れていたんだなあと密かに思う。不動産は危険な世界でクリック!)

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