せっかく壮大な話なのに
お財布落したとか
セコい話ししてるなよ!
と、ドバイから怒られた8です。
さて今回は、マルハバさん大暴走します。
テーマはカルロス・ゴーンの逃亡劇を
どう捉えるかですね。
前回、こんな形でパンデミックを笑いながら
陽気に登場したアラブの男。
では現代技術によって成立した鼎談を
ゆるく書き記してみましょう!
前回まではこちら!
登場人物はワタイを入れて3人。
話の発端となった東京在住業界人X。
ドバイ在住日本語ペラペーラモスリムのマルハバくん。
そして、神戸在住のワタイ。
マ 「レバノン人いうのはな、ちょっと微妙やねん」
X 「そこもう少し具体的に教えてもらえません?」
マ 「あそこ、ヨーロッパで言うとオランダ、ベルギー、もしくはユダヤ」
8 「あーなんとなく、ブログネタに書けない系の話題?」
マ「別にええんちゃうか、事実やもん」
8 「マルハバくんはそうでしょうけどね、我が国には微妙な問題があってですな」
X 「8マンちゃん、何言い出すのよw」
マ 「なんちゅうかなあ、日本に限らずやけど、華僑とか在日みたいなもんやね」
8 「ああ、そっち系なら、ギリギリOKっす」
マ 「まっ、俺もちょっと前まで、在日外国人やったしねwっw」
X 「そんなことより、ゴーンよ、ゴーン!」
マ 「そやったね。あいつレバノン人やねん」
8 「知っとるがな」
マ 「あいつら、部族がないっていうかな」
8 「あっ、そやの?」
X 「部族?」
8 「これ読んでやー!」
マ 「おおあれはよー書けてたわ。アッラーも喜んでた」
8 「勉強になりました」
X 「これ、今読んだけど、謎やね。。」
マ 「そこでや。レバノン人って、ちょっとノリがちゃうんやね」
8 「へー、そうなんや」
マ 「とにかく、不遇言うか、そういうのもあって現金第一主義やね」
X 「そうなんですの?」
マ 「アフリカの貧しい国とか行くと、金持ちはだいたいレバノン人やね」
8 「あー、そういうことね」
マ 「俺等のような感じとも違う、独特のネットワークやね」
8 「さすが、岡本公三を半殺しにして、しかも飼ってるだけのことありますな」
X 「wwwっw」
マ 「8マン、結構攻めてるけど、君は大丈夫か?」
8 「君に言われたないわーい!」
X 「で、レバノン人のノリって?」
8 「せや、そこやん!」
マ 「極論で言うけどな、人間がなんかやるときにはなイメージが大事や」
8 「おっ、急に小難しくなりましたなw」
X 「なんか素敵!」
マ 「Xさん、あとでLINE教えてw」
X 「ウフフ」
8 「そこ、今はえーから!」
マ 「あの関空での出国で、箱に入ったってやつな」
X 「あれは、楽器ケースじゃなく、音響ケースです!」
マ 「そうなん?まあそれに入ったときのゴーンの気持ちや」
8 「俺思うんやけど、『なんで俺が』って思ったんちゃうかな」
X 「私は、『これくらいは仕方ないよな』かと思ったの」
マ 「俺の感覚やと、両方はずれやね」
X8 「へえ!」
マ 「行くぜ!出エジプトやで!でノリノリやったと思う!」
X8 「。。。。。」
マ 「あれ?ウケへんの?」
8 「Xさん、こいつイェール大出のインテリやねん」
X 「急に出エジプト言われてもねえ」
マ 「俺、もしかして、すべった?」
8 「日本離れて長いからね」
マ 「そ、そんなことあるかい!」
X 「日本来るときはご連絡を」
マ 「ちょ、ちょっと待って!詳しく言うわ!」
8 「ほな聞こか」
X 「ぜひぜひ」
マ 「日本でも、赤穂浪士とか盛り上がるやん?」
8 「ふむふむ」
マ 「あれな、イメージしやすいからやと思うんや。神話やな。」
X 「まあ、たしかに」
マ 「我々アラブはやね、昔話とか神話に重ねて興奮するわけ」
8 「わからんでもないわな。日本でも勧進帳で泣くからな」
マ 「あれは、俺も泣いたわ!」
8 「泣くんかーい!」
マ 「自分の立場を、先人の『あのとき』に置き換えるとな」
X 「そうですねえ、たしかに盛り上がりますね」
8 「ほんまや。今、俺決まった!と思うとき、なんかのマネしてるわ」
マ 「そうやろ?そやから神話とかそういうのは大事やねん」
8 「それ、レバノンと関係あるんか?」
マ 「アイツラそれしかないから。ほれ、ワシラは、もっといろいろあるから」
8 「例えば?」
マ 「せやな、たとえばパシュトゥーンワーリーとかな」
X 「ああ、砂漠の掟っていうやつのこと?」
マ 「ピッタシカンカーン!」
8 「Xさん、勘弁したってな」
マ 「えっ?」
X 「さすがに古いわね。。」
マ「えっ?」
ここらで一旦まとめると、レバノン人というのはとても流動的みたいザンスのね。
せやから、ゴーンが箱の中におるときはは、もうワクワクやったとマルハバくんは主張するわけです。
ノリとしては、紅海を真っ二つに割ってるときのモーゼのノリ、やというわけです。
レバノン人は、それしかないって言うわけです。
わからんでもないのですが、ワタイとしてはちょっと腑に落ちない。
もし、そこまでのレバノンのノリの人だったら、日産であそこまでの業績にならんかったんちゃうかなあ、と。
ゴーンは、東京田町の焼き鳥屋が好きだったらしく、脱出前日にも行っていたらしいのですな。
つまり、日本に親和性のある人だったのではないかと思うのです。
もちろん、異なる意見もありますね。
例えばこの記事。
じゃあ、こういう記事についても
マルハバくんに訊いてみましょう!
うーん、これは次回かな。
補足しておくと、パシュトゥーンワーリーいうのはね
今でこそアフガニスタンの伝統的な慣習言われてますけど
あの辺、全部地続きですから国なんて関係ないわけです。
国が関係してるのは、ここ百年くらいです。
ですので、「砂漠の掟」と呼ばれておるのですね。
これは、イスラム以前にあった、砂漠の民独特の風習というか、慣習というか、そういうものです。
本多勝一に関しては、評判はいろいろですけど
これは明らかに名著だと思うザンス。
この中でも、詳しく述べられておるザンスんね。
さて、マルハバくん。。
なんとなく言ってることがズレているのは
我々が、いかにアラブを理解しておらんのか、ってことになるのでしょうな。
いや、そうしておきましょう!
つづきます。
(いやー意外とマジな話になってきたわー!でもぴったしカンカンて!でクリック!)