
世界に冠たるライブバンドであるよ。
そのギターウルフの専属カメラマンだったのが三島タカユキ氏。
英語でクールという言葉は
実はホットに近いニュアンスなのだとご存知?
でね、そのクールでホットな感じを写真に閉じ込めたのが
三島タカユキという写真家さんなわけ。
残念ながら、もう亡くなられています。
でも彼の撮影したギターウルフのカッコよさ。
これは永遠に近いものじゃないだろうかと思うんです。
って、ことでホットでクールな写真家三島タカユキさんの話です。
実のところ、私は三島さんを知らなかった。
なにかのついでに検索で知ったくらい。
それがこのサイト。
前任だった三島さんについて書いていたのね。
そういやあ、昔のギターウルフの写真ってカッコいいよなあ。
と思って探したらこれが手に入るらしい。
で、買ってみたわけ。
そしたら、熱い熱い!
だってさ、題名がフルテンよ。
わかるフルテン?
もういろんなレバーやスイッチを全開にしちゃった状態。
音は歪むわ、ハウリングはおきるわ、そんなことはお構い無し!
ギターウルフについて思うことはいろいろあるわけよ。
もともとテクがどうの、構成がどうのというバンドじゃないのは当然のこと。
ライブがとにかくすごいバンドで、熱量が凝縮してドカンと爆発するわけ。
初代ベースのビリーが夭折して、初代ドラムのトオルが脱退して、なんというか興味無くなったけどさ。
セイジも還暦を超えて、なんか痛々しい風情さえある。
けれども、三島タカユキが撮ってる時代は間違いなくカッコよかった。
私の知る限りだけど、三島タカユキが撮るギターウルフは現実以上にカッコいいのだ。
写真家の作品を安易にネットに載せるべきではないのかもしれないけど、私はぜひ紹介したいのだよ。
よって、手持ちの写真集を撮影して転載という姑息な手段なのは勘弁してほしい。
まあ、ギターウルフと言えばセイジだろうな。
バンドリーダーでもあるし、ある種のカリスマを持っていた人である。



多分、これ20世紀の終わり頃だと思うんだけどさ。
あいつら、こんなツアーを世界中でやってたのよ。
もともとは原宿でテキトーに生きてた若者だった彼ら。
下手くそ過ぎて究極にダサかったらしい。
それを逆手に取り、音量と熱量だけで突っ走って名を挙げた。
その中心人物がギターウルフことセイジなわけ。
その滅茶苦茶さを感じるよね。
三島はその爆発を確実に感じていたんじゃないかな。
その頃のバカバカしいまでの世界を少しだけ動画で。
ベースウルフのビリーと、ドラムウルフのトオルが入るとまさにマスターピース。


こうやって見るとさ、MVの方が見劣りしない?
それくらい三島タカユキの写真はクールだ。
同じ写真集の中に、彼が撮影したであろう風景写真とかも入ってるのよ。
こんなタッチの写真ね。


私、この数カットでロバート・フランクを連想したのね。
あの乾いた感じを撮れる日本人がいたんだってことに衝撃受けたわ。
三島タカユキは、動と静も2面性もちゃんとフィルムに収めている。
きっと、熱いライブの中でも彼はハンターとして冷静な目を持っていたのだと思う。




写真からも三島タカユキの写真への真摯さがうかがえる。
残念なことに彼もまた早逝してしまった。
ギターウルフは今も世界の小さなライブハウスを回っている。
ある意味メジャーシーンは上がれなかったわけだ。
だからといって嘆くこともなかろうと思う。
私の手元には素晴らしい写真集があり、映像や音源は残ってゆく。
願わくば多くの人に知ってほしいとは思う。
三島タカユキ、君はサイコーだ。
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