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4月23日はなんの日だ! 青さんのサン・ジョルディー前篇

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来る4月23日がなんの日か、

ご存じない方も多いと思います。

 

これは西洋ではサン・ジョルディの日といいまして

赤いバラや本を送る習慣の日であります。

 

そう言う方面に深い造詣を持つ青さんは

孤軍奮闘しながら、毎年それを

やっておられるのですよ。

私にとっても、すでに歳時記。

季節の風物詩でございますが、

今回正式に青さんに語っていただきます。

 

ではさっそく!

 

 

========

 


平成20年。

西暦でいうと2008年です。

もうすぐそこまで近づいている

30歳に恐れおののいていた私でした。

 

そんな2008年。

バレンタインデーが終わった頃、

ふと思いついたんですね。

 

 

 

当時書いたものを読み返してみると、

ガチャガチャしておりましたので

少し整理してお届けします。

 

まず、当時の私はバレンタインデーと比べて

ホワイトデーが弱いな、と考えたようです。

バレンタインデーほどの消費が

起きていないのではないか。

 

コレはつまり、

もっとうまくやれる余地がある、と。

そこから話が進みます。

 

小売業の血が騒いだのです!

 

小売としてはヒマな2月に、

消費のイベントとして設定された

バレンタインデーは、

卒業だの入社だのと人間関係が

目まぐるしく変化する年度の境を前に、

思い切るためのきっかけとしても都合がいい。

 

つまり、特定の勢力ではなく、

様々な事情が総合的に

バレンタインデーを盛り上げる方向への

力として働いている、と考察しました。

 

まさに、ユリイカ

 

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それに比べてホワイトデーは、

あまりに時期が悪い。

ただでさえ忙しい年度末、

卒業式は済んで新生活への準備が

佳境を迎えている頃でしょう。

 

そんなときにイベントが設定されても、

紛れてしまうのではないでしょうか。

イベントの趣旨が良くても、

時期が悪いと

盛り上がりに欠けるものであります。

 

私は当時から

同じ主張をしていたようです。

バレンタインデーを

片側通行にする意味ってなんだろうか、と。

 

ホワイトデーを一ヶ月後に、

対応する日として設定することが

そもそも無理があった。

 

だって、バレンタインデーの告白は

即時返答でしょう?

 

一ヶ月後に答えますよ、という人は、

断る理由を考える時間が欲しい人でしょう。

もしくは誰かと秤に帰るクソ野郎です!

 

バレンタインデーは孤立してあれば良い。

それに対抗するには、

 

逆を行かなきゃだめだ、と。

 

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バレンタインデーは分析すると

1.厳寒期

2.別れの季節

3.暇な時期

 

であります。

この逆を行くんだから、

暖かくなった出会いの多い

忙しい季節ということになりますね。

 

つまり、4月でしょう。

 

バレンタインデーは、

出来上がった人間関係から

告白が生まれてくるイベントですから、

逆にしたら出会い頭の

衝動的な気分の発表ということで

いいのではないかと思うんです。

 

愛しています、

という重厚感のある告白は重い!

あなたを好意的な人物だと思いましたよ、

という濃いめの挨拶ぐらいの

 

「軽さ」が良い!

 

のではないかと思います。

 

新しいイベントを立ち上げるなら、

チョコレートのような

「象徴的な贈り物」と、

ワレンティヌスの故事のような

「文化的背景」が必要です。

 

それを、4月5月あたりで探したところ、

4月23日が選ばれたのであります。

インターネッツで検索すると

サン・ジョルディの日

バラや本を贈るという風習が、

スペインにあるそうで。

 

これは良いぞ!と。

 

続きます。

chuff.hatenablog.com

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日本の経済は

青さんのような小売が

支えていると言っても

良いのかもしれません。

 

努力と発想で、目の前の日常を

打破してゆく商魂は

まさに招魂!

 

さあ、サンジョルディの日との融合が

次回完結いたします!

 

(で、なんなのよ?それは?結論を急ぐのはガキだぜ!次回もクリック!)