あまりの灼熱の危険さに、
帰巣本能が全開になった青さん。
でも、なんか間違った方向に。。
さあ、無事たどり着けるのか!
汗さえでない熱波の中での、
家路は遠いぜ!
ではっさっそく!
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食欲は戻りませんが、
ゼリーぐらいは食べられそう。
なにも食べ無いよりは
マシだと思って、
ごく控えめながら
昼飯を体に入れました。
ふたたび出発する前に、
追加で2リットルの水の
ペットボトルを
買って置くことにします。
今日の野外活動は、
リットル単位の水分が必要です。
それを骨身にしみるほど
理解しました。
呼吸は整ったし、
水分補給も十分だ。
よし、いこう!
ふたたび国道34号を疾走。
高速道路はどこだ…
コンビニを見つけては止まって水を飲み、
店内で体温を下げて再出発。
これを繰り返しながら、
走っておりますが、
根本的には、私の体と脳は
熱暴走を始めています。
おそらく、一番近い高速道路は
多久のIC。
ざっくりいうと、
北に向かわないと
高速道路は無いということです。
今ならすぐに分かりますが、
当時はひたすら長崎を目指しています。
つまり、西進していたわけです。
江北町に至った時、
流石にその事に気づきました。
が時すでに遅し。
ええい、東彼杵ICから乗ればいいさ。
そう思うのなら、
素直に34号を走っていけば良いんですが、
多分国道207に曲がっています。
207だと多良岳を越えるルート。
東彼杵IC以降は海沿いを走る高速からは、
離れていく道です。
そんなルートを走っているのですから、
当然といえば当然なのですが、、
気がつくと
以前走って楽しかった農道を走っていました。
また、こんなときには狙ったように、
前を「安全運転」の車が走っているものです。
ガッデム!
ファック!
命の危機を感じた後、
休憩の頻度や給水に
心がけるようには
なっていたんですが、
おそすぎました。
最初からそうしていれば、
もう少し楽だったと思います。
結局、諫早でようやく
高速道路に乗れて、
そのままバイパスで帰りました。
帰宅時間は思ったよりも
早かったのですが、
疲労はギリギリのところでした。
結局その日は買って帰った
焼酎は飲まずに、
速攻で早寝しました。
ベッドに倒れ込んだ中年ライダーは、
クタクタのボロボロ。
今回は、痛い目を見たツーリングとなりました。
一番最初の計画では、
いいちこ日田蒸溜所が
ゴールだったんです。
その後、南下して大観峰に
行こうと思っていました。
経験してよくわかりましたが、
気温35度を超える世界は、
あまりに恐ろしい。
二輪には、自動車と違って
逃げ場がありませんからね。
日陰がない。空調がない。
信号待ちでの気軽な給水ができない。
今度の遠征は大失敗でした。
計画も準備も全くだめ。
年甲斐もなく、
お恥ずかしい話であります。
しかし、失敗は認めた上で、
対策を考える。それが大人です。
なにがいけなかったのか。
どうしたら良かったのか。
ご指摘もいただきましたし、
私なりに対策も考えております。
次は大丈夫。
多分。
それを確かめる機会は…来月の連休かな?
この時期の往復下道400キロは
やりすぎました。
肌寒い季節じゃないと
無理がある計画です。
よし。
反省を踏まえて、
次回は300キロにしておこう。
でも、そこじゃないと思うんですよ!
自分にツッコミをいれている、
そんな私でありました。了
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いやあ、危なかったですねえ。
意外に思われるかもしれませんが、
熱というのは、とても大きなストレスです。
熱中症になるかよりも、
精神的に不安定になるんですね。
判断も遅れがちです。
ですので、真夏って結構事故多いんです。
オートバイって、とんでもなく
自己管理を求められるものだと思います。
無事で何よりでした。
いやあ、暑そうですなあ。
(ふー、なんか俺も暑くなっちゃったよ!涼もうか。じゃあ、クリックで!)