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哲学覚書 その2 無知の知上等!

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さて、こんなの書きました。

chuff.hatenablog.com

その続きですね。

 

どうして、なんということはない文章が、

ソクラテスとつながっているのでしょう?

今回はそこです。

 

 基本的に、ソクラテスは何も残してません。

つまり、言いっ放しなんです。

 

それを、弟子のプラトンがせっせと本にしたのです。

有名なのはこれですよね。

 

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

 

 

あえて、漫画版を出しましたけど、

いいとも思いますよ。この辺は。

大真面目に取り組むと、人格が歪みますからね。

大事なのは、ソクラテスの「ノリ」を感じることです。

いわゆるグルーブ感ですね。

 

昔々のギリシャには、ソフィストと呼ばれる、

まあ、浜村淳みたいな存在が結構いたわけです。

www.youtube.com

ところが、彼らは話している内容をよく知らないのです。

こういうところも、浜村淳みたいですね。

チラシの裏を読むだけで、彼なら二時間でも話せますし、

その映画の名シーンを再現できます。

でもね、それは「話芸」なわけです。

 

それをね、ソクラテスは質問攻めにするわけです。

これを「問答」と言いますが、

それによって物事を明らかにするやりかたを

弁証法」と言います。

 

いいですか、この「弁証法」をなめてはいけないんです。

そして、これこそが日本人に欠けているのです。

そしてこの感覚が、

現代社会では最重要たるものです。

 

少なくとも現代の世界は、

この「弁証法」で成立しています。

しかも、この「弁証法」とは、

参加したら最後、負けたら負けを認めて、

修正しなければならないんです。

 

つまり究極の

勝てば官軍なわけです。

 

正義?

知らんがな。

そんなに「正義」言うなら、

まずそれをはっきりと定義してみろや!

 

と言われるんですね。

 

そんなん、言わんでも分かるやろ!

 

なんてことはありません。

せいぜい「神のみぞ知る」とかと言って、

引き分けに持ち込めるくらいが関の山です。

そのためには「神」を定義しなくてはならないんですけどね。

 

ちょっとそれますが、ローマカトリックは、

日本の神道を「宗教」とは、

認めない公式な発言をしています。

 

「どこの土人でも、先祖は崇拝するもんやし、

それは問題ないことにするわ。経典もないし、

そもそも、神さんを定義できんやろ?」

 

まあ、ざっとこんなもんです。

これが基本的に、弁証法なんですね。

 

さて、ここでソクラテスの有名な

 

無知の知」について、

 

あらためてまとめてみましょう。

学校で習った人も多いと思いますけど、

なんだか、煙に巻かれたような気がしてません?

 

それは、ある意味正しいのです。

なぜかというと、哲学と言うのは、

少なくともキリスト教と合体する前は、

相手をキャンを言わせる、

テクニックだったのです。

まあ、キリスト教と混じっても、

似たようなもんですけどね。

 

????

そう思われた方も多いんじゃないですか?

 

人生の意義や、世界の成り立ちについて、

論理的に説明していくのが、哲学じゃないの?

 

違いますよ!

 

キャンと言わせて、

さらに突っ込まれないように、

鉄壁の布陣を張るのが哲学です。

 

「お前は何でも分かった気になってんだろうけどよー。自分はわかってないって、しらねーだろ?俺それ知ってるから、お前より上ってことになるよねー」

 

これが「無知の知」です。

なんか、こう、勝てない気がしませんか。

ソクラテスさん、無双っすねえ、って感じ。

 

でもね、探せば隙はあるもんです。

これが、弁証法の怖いとこです。

語るに落ちる、ってやつですね。

 

しかし、ソクラテスは甘くないです。

基本は口伝で、書いたのはプラトンです。

ですので、ソクラテスには言い返せないわけです。

プラトン

 

「オレが言ってんじゃねーし。センセーが言ってたんやし!」

 

ですので、鉄壁の布陣と言えるでしょう。

 

この鉄壁さ、これが哲学するってことです。

 

なんとなくわかってきましたか?

そこで、ソクラテスが罪に問われ、

毒ニンジンで死刑になるあたりのノリを、

 

不肖8マンが次回解説します。

 

そもそも、哲学のギリシャ語、

Φιλοσοφίαと書きますが、フィロソフィアですね。

もともとの意味って、

「知を愛する」って意味です。

さらに言えば「知は最恐」とも訳せます。

いいですか、「最強」ではなく、

「最恐」です。いろいろ意味深いです。

なんか、雰囲気違うでしょ?

訳語で雰囲気変わりますよね。

 

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