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哲学覚書 その1 ソクラテスは父なり!

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哲学ってなんでしょうね。

まずは、ソクラテスですよ。

でも、日本人には、基本的に理解できないと、

思っていていいんじゃないでしょうか。

だって、そんなに、

ソクラテスのこと知らないでしょう?

 

みなさんもお仕事始まってますか?

私も始まっているのですが、体調が最悪です。

鼻と喉を痛めると、酸素の取り込みが減るんです。

その結果身体に倦怠感と、頭にはぼんやりとしたモヤがかかります。

ちょこっと空いた時間に、サクッとブログをすることも、

しんどくなります。

 

さて、この一見不思議でも何でもない文章に、

実はソクラテスが絡んでいるとしたら、

ちょっと引きませんか?

私は引きますよ。

だって、ソクラテスですよ。

 

 

多くの人が「哲学」を語りますよね。

経験からどうの、知識からどうの。

まあ、いろいろですよね。

 

でもね、哲学の意味を本当に考えたことありますか?

 

案外ないんじゃないですか?

元々の意味を知ってたら、

若者で人生に悩んで、

自己啓発とか、アドラーとか、

シュタイナーとか、その他もろもろには

手を出さずにすんだわけです。

 

たぶんね、膨大な量の紙くずが生み出され、

知恵者が愚者よりお金を巻き上げただけ、

に違いありません。

悲しいことですねえ。

アホは搾取されたことにも気づかないんです。

 

では、ここまで言っといて、

私がそれを書かないとしたら、

それもまたモヤモヤするわけです。

 

では言い切ってしまいましょう。

 

哲学なんざ役にはたちません!

あれは、ただの基礎トレです。

しかし、哲学を理解できない人は、

多分何も理解できないんです。

多分数学もね。

 

日本に生まれて、日本で育ったとしたら、

日本語ができてよかった、と思うことないでしょう?

それと同じです。

哲学への理解は、今後さらに必要になると思います。

それは今の形ではなく、新しい思考を求める形態としてです。

 

人類史上初めて「私」を発見したのは、

デカルトと言う人です。

これですね。

 

方法序説 (岩波文庫)

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 1637年発行ですから、大体400年前。

日本では島原の乱の頃ですね。

 

奇遇ですねえ、そう考えると。

まあ、無かったこともないんだと思うんです。

デカルト以前にも、その感覚は。

でもね、一番乗りで旗を上げたのはデカルトなんです。

どこに?と思いません?

そこは、これまたどうでもいい「哲学界」にです。

というより、当時の社交界にもちこんだわけです。

 

ではそれ以前は、「私」ってなかったの?

そうです、無かったのです。

いいですか、概念は発見されれば当たり前のようになりますけど、

実は全部本来はなかったんですね。

 

ましてや

「自分探し」なんて、

ちゃんちゃらおかしいわけです。

「自分創造」であればわかりますけどね。

 

その自分探しの、歴史的初代も、

もちろんいるわけです。

ちょっとマイナーですが、

マックス・シュティルナー が言い出しっぺなんですよ。

19世紀の人です。

 

「私」の発見から、

「私とはなんだ?」に変わるのに、

200年かかってるんですよ。

なんで、そんなに時間かかってるか、

不思議に思いません?

 

ものにはいろいろ順序があって、

ツッコミどころを減らさないと、

うかうか口にはできない事情があったのです。

 

この話も、若者が無駄な時間を使わず、

有意義になるためにも、シリーズでやりますね。

このあたりを知っておかないと、

心理学系や社会福祉系に、淡い希望をだいて騙され、

学校出てくる頃には、立派に偏った変な人になってしまいますよ。

 

で、ソクラテスはどこで絡んだと思います?

 

まっ、答えはまたそのうちに。

 

(いやー、今年の風邪はキツイわー。みんさん、予防大事ですよ。御見舞でクリック!情けでブクマ!)

 

唯一者とその所有 下 (古典文庫)

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唯一者とその所有 上 (古典文庫)

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饗宴 (岩波文庫)

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