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ヤンキーを追う! 青田赤道をご存知か? 

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清々しい新年を迎えるためにも、

ここは一つ、くどいネタでいっときましょうか。

ヤンキーを追いかけるシリーズです。

お正月はいろんなところで、見かけるでしょうしね。

 

さて、青田赤道です。

基本的に理解不能なキャラクターでありますね。

もちろん私にもそうです。

 

でも彼には魅力がありましたよね。

青田赤道が主人公(?)の

 

嗚呼!!花の応援団

 

の人気が絶頂期に、ヤンキー文化も定着したと、

私は考えています。

 

そこで、今回調べてみたら、「応援団」って

かなり特殊な集団なわけです。

しかも、日本の文化の深いところに

関係しているような。

 

これは「ヤンキー」を考える、

同一線上にあるのかもしれません。

 

 

「応援団」というものの起源を調べてゆくと、

どうも旧制高校

学生の「校友会」だったようです。

平たく言うと、

生徒会みたいなものですね。

 

明治中期からの話ですので、

当時旧制高校に行けるのは、

なんだかんだいって、

いいとこのボンボンです。

よく、苦学したとか聞きますけど、

あれは嘘というか、

本人はそう思ってるだけですね。

 

ああ野麦峠」とかが普通なわけです。

あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史 (角川文庫)

あゝ野麦峠 ある製糸工女哀史 (角川文庫)

 

 

まあ、かわいそうな話ですけど、

当時からすると、

多分そうでもないんですね。

ありふれたことです。

雪の峠道で、

足元を踏み外した友達を、

見捨てて、先に進むこと。

まあ、普通だったようですよ。

もう、みんなハードです。

 

そんな時代の日本で、

なんとなくバンカラという、

「あえてやぼったく」

するのが流行るわけです。

 

何という余裕でしょう。

 

今で言うところの、

「ヤれてる感じですね」。

ラットスタイル、

といってもいいかもしれません。

 

どうも裕福さが出てくると、

下賤に憧れるという、

今に通じるスタイルが、

既にあったわけです。

 

ほら、ボンボンがオラオラしたがるみたいなね。

 

この「なんという余裕」が、

その後暴走してゆくわけです。

 

どうやらその背景にあったのは、

官僚を中心とした、

一種の学閥の成立のようです。

 

先輩がいい線まで出世してると、

当然後輩は有利です。

その既得権のために、

若者は「修行」をするわけです。

つまり、シゴキに耐えると、

その仲間入りができるようになるわけです。

 

こういうのは、

ギャングと呼ばれる海外の組織も、

全く同じですね。

ただ、向こうのは、

既得権そのものが不安定なわけですが。。

 

 

やはり、基本的に

日本人は真面目なんです。

知らないうちに、

過去の反復を真面目にやるわけです。

ではなにをやったかといいますと、

「親分子分」関係の成立です。

 

これについての研究では、

これがよく書かれていると思います。

 

やくざと日本人 (ちくま文庫)

やくざと日本人 (ちくま文庫)

 

 

かなり読み応えある本です。

古くは天皇が維持した「座」の制度。

座 - Wikipedia

 

もう少し新しければ武家社会の「御恩と奉公」

御恩 - Wikipedia

奉公 - Wikipedia

 

明治で言うなら「右翼」の成立。

右翼団体 - Wikipedia

 

これらを網羅しています。

 

この、不思議な関係は、

所属集団の中で、

当然内向するわけですが、

同時に外部に対して、

分かりやすい主張をし始めるのです。

 

「内」と「外」を分けるためですね。

しかも、誰が見ても分かりやすいように。

 

これが「不良文化」としての、

変形学生服の誕生だろうと言われています。

 

いわゆる洋ランとか、

詰襟を高くするとか、

あれですね。

 

そうやって、

「スタイル」が確立されてゆくと、

 

当然真似しやすくなるわけです。

 

外装の話ですし、

考え方の根本は共通のようなもんですし。

足らないのは、お金と知性など、

努力だけでは手に入らない物です。

 

お金と知性は、

努力で手に入ると思っておられます?

それ間違いですよ。

もちろん、ある程度は手に入ります。

努力は否定しません。

しかし、人間の一生には時間の制限があり、

お金や知性の潤沢な環境は、

その人一代では手に入りません。

それくらい膨大なものです。

いわゆる偉人の中で出自を観てゆくと、

貧しい人もいますけど、

基本的には何代かにわたって、

なかなか良い結果を残している人がほとんどです。

やはり、血縁、姻戚、の力は大きいのです。

 

それを、あたかも誰もができるような、

そんな気分にさせたのは、

日本では高度経済成長であり、プロレタリアであり、

文明とも言えるんでしょう。

 

でもね、通常は真似だけが暴走するんです。

 

そう考えると、マネの文化を、

一般大衆がやり始め、

何世代化に渡って、元の意味が消えたもの、

ヤンキーとはそういうものかもしれませんね。

 

エリートの一部だった「応援団」の外装を

ヤンキーという独特のものに昇華させ、

日本中にそれだけが残ったのではないでしょうか。

 

その可能性は、かなり高いと思ってるんですが。。

 

やがて、外装は思想に影響を与え始めるのですが、

それはまた次回で。

 

まあ、デマカセぽい気もするんですけどね。

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これアメリカ人ですって。木村信也さんのブログより拝借

chuff.hatenablog.com

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(海外でBOUSOU-ZOKUが流行りかけてる、と聞きました。。世界的におかしくなってるな!嘘だろ!嘘かどうかクリック!)

 

嗚呼!! 花の応援団 (1)

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押忍! 闘え! 応援団

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日本美術応援団 (ちくま文庫)

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