青さんの「大人の部屋」 嵐の夜に その１

皆様台風被害は大丈夫でしたでしょうか。

この前お話しました、青さんの嵐の夜の

特別なこと。

chuff.hatenablog.com

早速本編が届いております。

若干カテゴリー「大人の部屋」ですので、

念のため申し上げておきます。

大人しか入っちゃだめですよ！

では、さっそく。

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特別な話なので、

誤解をまねく恐れがあります。

言葉は尽くしますが、

その上での誤解なら致し方ないと諦めます。

性的な話題ですが、

主眼はもっと根本的な部分にあります。

よく考えてみてほしいのです。

私がなぜ、そうするのか。

そうせねばならぬと思うのか。

さっそく本題に入りましょう。

雨に濡れるというのは、

あまり気持ちのいいものじゃございません。

だからこそ、傘をさすのだし、レインコートを着るのです。

ただし、それは「日常」であることが前提にあります。

「雨に唄えば」という映画があります。

雨に唄えば 製作60周年記念リマスター版 [Blu-ray]

観たことがない方も、

男が雨がふっている街角で歌って踊るシーンだけは、

どこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。

最初は傘を外してみる。

そろりそろりと、踊りはじめ、

そしてついには踊り狂うのです。

そのシーンは、警官が近づいてきて、

正気に戻るところまで続きます。

あのシーンを私は

「雨にうたれているうちに高揚してきて、タガが外れるまでの過程」

だと見ました。

雨。

暖かく、強く降る雨。

梅雨の終わり、嵐の季節。

危うさを伴う、自然の奔流。

命の危険がすぐそこに来ている。

だからこそ、気分が高揚するんですね、

強い雨は。

寒いと駄目です。

寒さは人を内側へ押し込みますから。

暖かくて外へ広がっているところに、強烈な雨。

最初に気づいたのはいつでしたか。

おそらく二十代の中頃でしょう。

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どうです？

大人の部屋の入口の感じしません？

どこが？

と思っているうちは、甘いのです。

激しい雨に叩かれるのは、MODSだけではりません。

激しい雨が

この話は連作でシリーズ化されます。

続編はこちら。

（激しい雨とは何なのか？命の危険と引き換えに、男は何を手に入れるのか？そこでクリック！）

激しい雨が

激しい雨(紙ジャケット仕様)

嵐が丘(上) (岩波文庫)