どんなカバンを持っていても、
必ず折り畳み傘が入っております。
いつ、なんどき雨が振りだそうとも、
いまいち格好がつかないビニール傘を買う必要がない、
そんな万全男です。
でもね、殆ど使わないですよ、折り畳み傘。
降っているなら普通の傘を持って出るし、
でもね、殆ど使わないですよ、折り畳み傘。
降っているなら普通の傘を持って出るし、
完全に出先で降りだす予報ならやっぱり、
普通の傘を持っていくんです。
折り畳み傘の使い所は、にわか雨にこそあると思うんですよ。
では、にわか雨に降られたら使うのか?
では、にわか雨に降られたら使うのか?
と問われれば、
使わないことのほうが、圧倒的に多いですね。
使わないことのほうが、圧倒的に多いですね。
だってほら、にわか雨だから。
すぐ止むじゃない?
折り畳み傘は、折りたためる傘なので、
折り畳み傘は、折りたためる傘なので、
当然、使い終わったら、
折りたたまなければならないわけです。
濡れたまま折りたたむことはあまり好ましくありません。
乾かして、折りたたんで、、もうすごく面倒くさい。
だから私はね、持っているけど使わないんですよ、折り畳み傘。
なぜ持っているんでしょうね。
たぶんね、ここぞのタイミングで、
乾かして、折りたたんで、、もうすごく面倒くさい。
だから私はね、持っているけど使わないんですよ、折り畳み傘。
なぜ持っているんでしょうね。
たぶんね、ここぞのタイミングで、
格好をつけるための道具なんですよ。
「おや、傘をお持ちでない?
「おや、傘をお持ちでない?
これ、よかったらどうぞ。」
これを言いたいがために、使いもしない折り畳み傘を、
これを言いたいがために、使いもしない折り畳み傘を、
じゃまになるのに持ち歩いているわけです。
保険と言えば保険なのですが、
保険と言えば保険なのですが、
濡れないためのものではなく
「いざという時に格好つけられる」
保険なんですね。
これね、実際は殆どの場合「いいえ、結構です」と言われるんです。
これね、実際は殆どの場合「いいえ、結構です」と言われるんです。
だってほら、ビニール傘と違って返さなきゃならないっぽいでしょう、折り畳み傘。
それが面倒くさいから、ビニール傘を買ったほうが気楽じゃありませんか。
それが面倒くさいから、ビニール傘を買ったほうが気楽じゃありませんか。
でもね、それはそれでかまわないんです。
折り畳み傘を貸してくれようとした、
という事実が大事なんだと思うのです。
こういうことを書いていると、
こういうことを書いていると、
本当に
自分が嫌らしい人間
だと痛感しますがね、
秘めている方がこういう感情はもっと嫌らしいと思うので、
どんどん公開しているスタイルであります。
結局、使われない折り畳み傘。
さほど大きくもないカバンの中で、
結局、使われない折り畳み傘。
さほど大きくもないカバンの中で、
一定の場所を占めている私の伝家の宝刀。
これからもきっと、殆ど使われることはないと思いますが、
これからもきっと、殆ど使われることはないと思いますが、
カバンから排除されることもまた、無いのでしょう。
私は美学を持ち歩いているんだ、と。
そう思えば、少しだけ重いカバンも苦にならない私でありました。
私は美学を持ち歩いているんだ、と。
そう思えば、少しだけ重いカバンも苦にならない私でありました。
了
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どうです。
これ、なかなかかっこいいですよ。
着てはもらえぬセーターを編んでいるような、
怨念一歩手前とは、かなり違うわけです。
男子たるもの、こういうやせ我慢の一つや二つは、
やっておかねばならぬ、と思いますよ。
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