今回ご紹介するのはヤマハ純正品。
なんだかんだ言って純正品はすごいわけです。
ものすごいコストをかけて、下手すりゃ訴えられるわけで。
よって、かなり間違いはないと言えるのです。
もちろんひどい純正品もありますが!
やっぱ、冬場って寒いじゃないですか。
装備いくらしたって、やっぱり寒いのは寒い。
ついつい億劫になりますわね。
その放置期間のガソリンのこと考えたことあります?
ガソリンと言えども劣化するんですよね。
でもそれを遅らせる方法はいくつかあるわけです。
その一つを教えてもらったのでご紹介と。
そういうお話ですね。
代表的な冬場の対処法
① ガソリンを満タンにする
これね、意外とやってない人多いわけです。
タンク内に空気がたくさん入ってると、やはり結露するんですね。
ガソリンと水は混じらないわけですけど、底にたまります。
こいつが錆の原因になるわけですね。
錆から化学反応が早くなり、ガソリンの揮発性が下がります。
そして変質が始まり、ゆっくりとガム状のタールになってゆきます。
ゆえに、最低ガソリンは満タンに。
もしくは全部抜いて空にする。
どっちかですね。
② タンクに毛布をかける
まあ、これも同じことですが断熱ですね。
断熱すれば結露も起きづらい。
化学反応も遅らせることができる。
でも車だとそうも行きませんわね。
その場合は屋内保管でも薄いカバーくらいはね。
③ 添加剤を使用する
これ色んな種類があります。
水抜き剤のようなもの。洗浄系のもの。いろいろです。
私が使ってたのはこちら。
この商品は、燃料ラインを含めての洗浄力高いですよ。
有名なこいつも、もちろん使いました。
ガソリンの劣化防止というより、タール固着改善系ですわね。
それなりに効果はあります。
モチュールのこれは使ったことないですけど、多分同じ系列。
ただねえ、これらの添加剤って、本当に効いてるのかどうか疑問でもあります。
まあ、すでに信仰の世界のようなもんです。
ヤマハが効能を保証しているすぐれもの登場!
先日、近所のスピードの神様の神官とこに行った時のこと。
ジャーニーというドマイナーなファクトリー。
主は吉川さん。
こういう方。
冬場のガソリンの話題になった時のこと。
「8さん、ヤマハがスノーモービル用に出してるやつご存知ですか?」
「なんですのそれ?」
「完全に使わない季節があって、ある日突然必要になるわけです」
「ああ、スノーモービルはそうでしょうねえ」
「その間のガソリン劣化を止める添加剤で、主に北米で売ってるそうで」
「ええ!?日本で売ってんですか?」
「ヤマハ純正品ですからね」
「買います買います!」
それがこちら。
アフィはろうと思ったわけよ!
最近たるんでるよな。
でも普通に手に入るはず!
裏書きは日本語でOK!
では早速実験!
長期保管だと0.8%。
時々乗るなら0.3%ってことだな。
でも乗るかなあ。。
迷いに迷って0.4%で注入することにする!
色はこんなの。
この季節にバッチリの毒々しい赤。
ジュリアは乗ると思うので、ヤッコのネトヤン注入。
これは洗浄系目的。
肝心のオートバイ。
W650は16リットル。
よって、64cc。
面倒なので、60cc。
Z1300は28リットル。
よって112cc。
こっちのほうが動かさない確率高いので
120ccぶっこむことにする。
さすがに0.8%入れる度胸はまだない。
吉川さんが言うには
「キャブとかインジェクションに添加剤を完全に回してくださいね」
まあ、そりゃそうだな。
タンク内の混合されたガソリンを回すため
ガレージでアイドリングしていたら、排気の匂いが明確に変わった。
なんというか、機械油の匂いというか。
ああ、なんか添加されて燃えておるな。
というのがよく分かる匂い。
大丈夫なんか!?
乗らないと決めておったのに、やはり心配になって走ってみた。
レスポンスも全然変わらんのよ。
別に煙出てるわけでもないのよ。
まあ、スノーモービルが雪の中で止まったら死ぬからな。。
米国ではすぐに裁判になるだろうし。
そこはきっちり対処しておるのだろう。
でも、本当に?
私が痛い目にあうかどうかは、春にわかる。
そして読者貴兄はせせら笑ってくれればよいのだ。
私は信じよう、ヤマハを!
カワサキ乗ってるけれど!
ここで清原明彦大先生の名言を思い出す。
「世界のホンダ、東洋のヤマハ、日本のスズキ、町内のカワサキ!」
ミスターカワサキの言葉は重い。
私はヤマハを信じることにした。
まとめ
毎日乗る人には関係のない話だったと思うのです。
しかし、ガソリンの劣化というのは案外考慮されていません。
確か、ウォーキング・デッドでも問題になってましたね。
ガソリンが劣化して車が止まるわけです。
錆が始まる可能性も高いのが冬。
あまりバイク詳しくない人のタンクを外してガソリンを抜くと、
リットル単位で水が出てくることありましたね。。
機械が壊れるのは当たり前のこと。
それは使う人次第なわけです。
安い買い物をしたわけではないのです。
好きで買ったはずのものです。
優しくしてあげましょう。
そういう気持ちを込めてメリークリスマス!
(おお、キレイにまとめたじゃねーか!毎年の毒舌はどうしたのさ?チキンでクリック!)