コミネGK-720 ビンテージレザーグローブ。
今回はこれをひたすら絶賛するお話です。
コミネって、なんというか。。
ダサいとか、安いとか、そいうイメージありません?
事実、青さんはそんなコミネの大ファンの一人です。
今を去ること40年前頃。
コミネは路面店を多数展開しておりました。
それがかなり高級路線で、BMWでも乗っていかないと
店員にシカトされかねないようなツンデレだったのです。
そういう時代をご存じないと思うので、
隠れた名品も埋もれてしまうのです。
それが今回のビンテージグラブですね。
まずコミネの本家サイトを見てみましょう。
実は、日本のモーターサイクルの歴史そのものだったりします。
ヘルメットの世界規格のSNELLを初めて獲得した国産メーカー。
それが1967年。
ちなみに、アライヘルメットがSNELLを獲得したのは
1970年代。多分スネル75のとき。
「ライテク」という言葉を広めた根本健。
実は彼もコミネユーザーだったのをご存知でしょうか?
現在は、黒歴史として隠しておるようだけども。。
まあ、彼がライテクを伝授した結果
事故った人のほうが多い気もしなくはないのですが。。
さて、前説はここまでにして。。
コミネビンテージグラブをご紹介しましょう。
もういつから売ってるのかデータがないんです。
それくらい昔から売ってます。
こいつです。
この角度にご記憶がなくとも、別アングルではいかがでしょう?
ベテランと言う名のオッサンには、なんか見覚えありません?
この、妙に安っぽいゴム紐を縫い付けただけの裏。
実に安っぽい。
そして、本当に安いのだ!
もちろん黒もある。
定価で5500円ほど。
実売価格は4000円〜5000円あたりであろうね。
一枚皮で薄い。
しかもゴートスキンなので、結構冷える。
そのグラブをなぜ今絶賛するのか不思議ではなかろうか?
今ならウィンターグローブの方が推しであろう?
フフフ。
今が底値で安いからであるよ!
(読者様第一主義。誠心誠意がモットーのチャフでございます)
さて、インプレであるな。
はめた感じはこうである。
感触として、めちゃくちゃ気持ちいい。
ゴートスキンと、ゴムのテンションがちょうどいい。
これは、自転車の人にもいいかもしれぬな。
これに近い感覚は何であろうなあ。。
ああ、あれあれ!
おわかりいただけます?
こう、上品にまとめたつもりですがご不満ですか?
はい。ではこれでいかがでしょう?
品位というものは、この際捨ててお伝えしております。
これも、皆様のため。。
そう思ってお読み進みくださいませ。
さて。
では細部を見ていきましょう。
こうなっておりますね。
このシャーリングが、見事にフィットさせるわけです。
ただゴートスキンですので、強度自体は牛革に負けるでしょう。
ところが、先述いたしましたフィット感。
これが、アクセルワークやブレーキングに劇的な変化を。
いやあ、私も使ってみて初めて知りました。
感動的なグラブです。
この味を覚えると、なかなか他のグラブ使えなくなります。
とは言っても、暖かい時期専用ではありますが。
そして、短所というか。
これね、長所の裏返しだと思うのですが。
かなりタイトなんですね。
アマゾンレビュー見てもらえるとわかるのですが
そのサイズ表記からは想像できないタイトさです。
では、私のグローブでお見せしましょう。
しっかり「L」サイズです。
通常なら「M」でだいたい大丈夫な私。
それがパンパンです。
サイズ感を示すため、手のひらにジッポーライターをおいてみます。
これで「L」と言われてもねえ。。
よって、1サイズ上、不安な人は2サイズ上を推奨します。
私はブラウンというか、マスタードイエローというか
そっちを選びました。
30年以上着ているライダースと並べてみます。
こんな感じですね。
時々、スワニーグラブでバイク乗っている人いますね。
私も一時期愛用しておりました。
でも、あれ案外直ぐに駄目になるんです。
作業用としては優秀ですけど、ライディング用としてはイマイチ。
手の小さな方。
もしくは女性ライダーの方。
コミネビンテージグローブは、間違いなく買いです。
男性の方で、ショートグラブを欲しい方。
化繊はいまいち信用できない方。
この世界、なかなか出会えないでございますよ。
底値の今、いかがどすか?
(バイク歴40年の私が激推ししたくなる一品。さあ、クリックでどないだ?)