村下孝蔵。
歌は知っていても、顔は知らない。
そういう人も多いはず。
ではこちらで、その素朴な顔つきを。。
まあ、これは当時の写真ではないのですけれど。
でもあまり変わってませんねえ。
そのヒット曲「踊り子」。
人生はなにをロンドとしておるか謎なくらい
踊り踊らされるわけです。
で、誘導員のおじさんに勘違いされたまま
高千穂峡で写真を撮りまくった青さん。
これより海路で長崎に向かうのですな。
ではさっそく！
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国道218をひた走ります。
宮崎県から熊本県を目指しているんですが、
大変に素敵な道です。
何が素敵と言って、
風景に変化が乏しいうえに
信号もほぼないのです。
なんだか睡魔が恐ろしい感じですが、
先ほど峠を超えたのかそうでもない感じ。
とは言え、油断禁物で進んでいきます。
地図上で自分がどこにいるのかはわかりますが、
細かいことは見ている情報から得るものばかり。
どのくらい走った頃でしたか、
「←道の駅通潤橋」
という案内が見えました。
へぇ、、通潤橋ってこのへんなのね。。
詳しくはこちらを見ていただくとして、
放水が見事で見物のお客さんも多い場所です。
熊本地震で漏水被害がでたものの、
なんとか2018年に修理が完成するかなぁ〜
と言った矢先の豪雨災害。
その被害を回復すべく、現在鋭意工事中であります。
来春には工事が完成するらしい、
という情報は夏頃流れておりました。
となると、復旧作業をしている姿を見るなら今しかないかな、と。
轟天の時計は
「流石にな。わかるよな？」
と圧をかけてきますが、
そんなものに負ける私では…
流石にぐっと堪えました。
化粧中の女を覗き込むような真似は野暮です。
工事が完成したという情報が出てから、
ゆっくりでかけてこようと思います。
高速を走って帰るのなら、
そこまで時間を気にする必要はないんです。
しかし、私は海路を計画しているんです。
予定では、熊本港から
九州商船フェリーを利用します。
できればオーシャンアローに乗りたい。
どちらにせよ
時刻表は確認していませんが、
早くつくに越したことはないのです。
流石にもう、
寄り道をしている場合ではありません。
少しでも眠気が襲ってきたら、
バンバン休憩するつもりでいますから、
その分を考慮しても
先を急ぐ必要があると思いました。
通潤橋への交差点を過ぎ、
山都警察署が見えると右折。
今確認したところ、この道は
「かみましき阿蘇観光サザンルート」
と言うそうです。
阿蘇の南側では、
名称を長くしないといけないという
掟でもあるんでしょうか。
というのは知る人ぞ知る長い駅名ですが、
隣も「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」であります。
私が言うのもなんですが
長い。
長過ぎる。
南阿蘇サザンルート
でいいと思うんですけどねぇ。
「かみましき」と入れなければならなかった
事情はなんとなくわかりますが、
覚えてもらえないのなら
つけても同じことだと思うのであります。
今回の旅。
すでに山は十分堪能しました。
海辺の住民としては、
いくぶん潮の香りが恋しくなってきます。
やがて陸橋が見え、
緑色の看板に
「→山都中島西IC無料区間」
と書いています。
ああ、ようやく着きました。
九州中央自動車道であります。
中央、と言っても地理的な意味です。
九州の場合、中心という意味の「中央」は
圧倒的に福岡市になります。
バランスが悪いけど仕方ないのです。
福岡市の経済規模に勝てる県がないんだもの。
需要が微妙なルートなのですが、
地道に整備が進んでいるそうです。
今回は山都から九州道に乗るため、
無料区間を走っていきます。
まだ新しい対面通行の高速を走っていますが、
いよいよ日が傾いてきました。
焦ってはいけませんが、
大いに急ぎましょう。
けっこう、急げます！
エンジンも軽やかに、
晩秋の高速を走っていくと看板に
「直進は有料」
と書いてあるのが見えました。
そろそろ九州道のようです。
嘉島JCTからうっかり熊本へ
行かないよう気をつけて、
南の御船でおります。
一区間で240円。
下りた後は、熊本市内の
繁華な場所を走ります。
信号で停まるごとに、
マップルを確認しながら走っております。
細かな建物にたどり着けるかどうかは
わかりませんが、大きく「熊本港」
というのなら迷いようがないですな。
地図がなければ、
果たしてスムーズにたどり着けたかどうか。
正直微妙だったかもしれません。
曲がったり走ったりしていると57号。
体力も集中力も随分減っておりますから
気合でカバーして走っていきます。
近代的な構造物は西熊本駅。
ドームが見えたらアクアドームくまもと。
両側に畑が広がり、長崎ではまず見られない直線を
走り出すともうすぐ熊本港です。
熊本港大橋を走り抜けたのが16時30分すぎ。
少し先のオーシャンアロー出港時刻表示が16時40分。
これを逃すと次は18時30分の最終便なので、
熊本港を後にしてもっと北へ向かい、
毎度おなじみの長洲からフェリーに乗るか、
いっそ高速で帰るか。
様々な思考が交錯しつつ、
必死の形相で近くの整理職員さんに話しかけた、
と言ったところで本日はここまで。
それではまた。
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村下孝蔵。。
踊り子。。
なんでしょうねえ、九州の踊り子と関係付けると
個人的にいろいろ思うところはあるのです。
まあ、それもずいぶん遠い話ですねえ。
でね、村下孝蔵。
こちらのほうが有名かしら？
まさにバブルの狂乱初期。
こういうウブな歌も流行っておったのですねえ。。
実に日本ぽい世界ですなあ。。
さて、青さん。
船には乗れるんでしょうか？
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