本稿は、カッコいいとは何であるかを
論旨に沿って再定義することを目的としている。
などと、書き始められるのが「論文」という形態。
まあ、あれは先人が書いたものを再評価しながら
あるいは否定しながら、あーだこーだ言うものザンスね。
基本的には、誰がなんと言おうと
演繹法がベースにあるのザンスね。
わかるザンス?
演繹という言葉。
最初に概念があって、その上でこうであると推論する世界。
これは、証明されてはおらんわけです。
しかし、それをベースに「だから〜でなければならぬ」
世界が演繹。
これの反対が「帰納」。
これは、観察によって得られているデータから
このことから言えるのは、こういう某である。
そう考えないと、これらは成立しないから。
コレザンスな。
ワタイは帰納法を好むところがあって、
帰納と演繹をごちゃまでで話す人は苦手ザンスな。
どちらかで始めれば、最後までそれで行かねばならぬ修羅の道。
それが論証なのでありますな。
ってことで、帰納法的に「カッコいい」を再考するザンスね。
まずは、ベスパあたりから始めましょうか。
どうでしょう、この二枚。
ゲラゲラwww
ひー、カッコいい!
アホじゃねえ?
こういうのを「恣意的知覚」と言う。
迷うことはない、アホなのである。
ではこれはどうであろうな?
見せつけられる階級社会。
しかし、このガキは随分とカッコいいじゃないザンスか?
オートバイの黎明期。
正確に言うと1900年〜1920年あたり。
フラットな道がないから、フラットなコース作っちまえ!
そういうのが、いわゆるボードトラック。
そこでレースしてたアメリカ人。
ハーレーはオフローダーというか
バイクは当然オフでもジャンプしていた時代。
イカス!
なにこの
カッコよさ!
雨が降ったくらいで、ビビってジュリアに乗らないワタイ。
それってもしかして、ダッセーのかもしれない!
な、二枚の写真。
高級車には雪が似合う!
でも思う。
こいつらやっぱイカれてない?
では何気な街角3枚。
ないって!
もう、こんなのないって!
二枚目のお姉ちゃんらしきガキ。
踊ってんやんか!
ないって!
おかしいんちゃうのか、こいつら。
とか思って漁ってたら
お~、これ渋谷さんの家じゃん!
って写真を発見。
ゲラゲラ!
裏事情も知ってるから、
余計に気が触れて見えるw!
K.I.MOBILE ケーアイモービル – クラシックカーショップ
そして、きっと強欲な女達。
強欲な女はおみ足が美しい!
一気に4枚!
こいつら、マトモやないやろ。。。
さて、ここより帰納法的論証にはいるザンスな。
すべての写真に共通してものは
① カッコよさ
② 常ではないもの
③ 異常と判断することへの恣意的理解が可能
④ ありえない、というほどには非現実感もない
⑤ たしかにどっかにいそう
これらから言えることは、
普通では「カッコいい」はありえない。
かといって、異常の度合いが大きすぎると
それは奇異なるものであって、カッコいいではない!
ということは、シアトリカルに美しさを作っても
そこに虚構を見抜かれてしまってはいかんわけだ。
しかし、それがあまりにも日常によるとすれば
実に凡庸に埋もれるからして、
やはりカッコよくもないわけだ。
なるほど!
攻めるというのは、この隙間だな!
いえ、なんでもないです!
寝言言ってました!
以上でQED。
(屁理屈を一瞬で消し去る力。それをカッコいい!というのだ!でクリック!)
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