CHUFF!! チャフで行こうよ。

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青さんの天草への旅 その9

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スーパーハイブリッド信心の地、崎津集落

そのカオス的リミックスから出て

天草の別の風景へ、の青さん。

 

chuff.hatenablog.com

まあ、耶蘇以外の天草って

意外と知られておりませんからねえ。。

 

じゃあ、教えて青さん!

ではさっそく!

 

 

 

===========

 

崎津集落を後にして、

走り出したのは国道389。

面白い国道です。

 

起点の大牟田市から荒尾市を経て、、

と書いていったところで

興味がある方以外は

読み飛ばす部分になりますので、

ざっくり言うと、福岡南部から

島原天草長島と経て鹿児島に至る国道です。

 

つまり、海上国道です。

しかも3箇所。

 

熊本から海を渡り、

島原から海を渡り、

天草から海を渡るという、

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自走できたらきっと

たまらんだろうコースが設定されています。

ちなみに、長崎の人間でも

知らない人のほうが多い話ですが、

島原天草長島連絡道路という構想はあります。

 

ja.wikipedia.org

 

長大橋が二箇所も必要な計画なので、

実現可能性については

かなり厳しいでしょうが、できるといいですねぇ…

 

自走できる部分で言えば、

私が雲仙仁田峠に行った際の

帰り道が国道389です。

自走できない部分で言えば、

熊本からの帰りに使う

有明フェリーの航路が概ね国道389です。

 

意外に身近な国道ですが、

天草部分は格別だと思いました。

海風もさほど涼しくはないのですが、

気分が爽快なので最高です。

 

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この道は、夏が好きな人なら真夏、

それ以外なら初夏か初秋あたりが

ベストシーズンだと思います。

 

お盆は混むそうなので、

7月末の梅雨明け直後なんか

いいんじゃないでしょうか。

 

崎津集落を出発してすぐに、

大江天主堂への案内が見えました。

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参考写真

しかし、ここはスルー。

 

逆コースだったら寄ったでしょうが、

メインの肉を食ったあとに出てくる魚のようで、

ちょっと食指が動きませんでした。

順番は大事ですね。

 

急ぐ旅ではありませんが、

どんどん走っていきます。

交通量が少ない山の中にはいり、

一旦海が見えなくなりました。

道脇に茂る木々の匂いは

まだ夏のようですが、

ふとした日陰には涼しさもあり。

いい季節です。

 

いくつかのトンネルを抜けながら

徐々に高度が上がっていき、

最高点あたりにまたトンネル。

抜けると緩やかに下り坂になりますが、

海が見えました。

 

街路樹のように植えられているのは、

おそらくヤシ。

いわゆる「フェニックス」のようなものでしょう。

 

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いい雰囲気の道ですが、

やはり天草は広いと感じます。

しばらく海を遠望しながら

山の中の道を走っていますが、

多良岳を走っているような

気分になる風景が続きます。

 

ときどき、思い出したように現れる集落に

人の気配はありますが、

移動手段が徒歩と船がメインだった時代に

こういう場所を完全に把握するのは

大変だっただろうと思います。

 

海沿いを走るつもりでいたのですが、

なんだか山の中が続いておりました。

やがて、出来たばかりらしい

トンネルが見えました。

 

鬼海ヶ浦トンネルという名前だそうですが、

そこを抜けた先には

お待ちかねの海が待っていました。

 

海沿いの道は最高なんですが、

トンネルを抜けた先にある鬼海ヶ浦展望所に、

なぜ寄らなかったんだろう、

というのは今回の旅で唯一の後悔です。

いい写真が撮れただろうになぁ。。

次の機会があればぜひ寄ることにします。

 

ともあれ、始まった

念願のシーサイドライン

広がる海と手前にある岩が、

素晴らしい風景を織りなしています。

 

 

下田温泉を通り過ぎ、

海と空の道を走っていきます。

左側には海が広がっています。

強い日差しは青い海を

キラキラと輝かせ、抜けるような空には

気まぐれに雲が流れています。

ああ、ここを走っているだけで、

この旅は大成功だと確信できます。

 

いい気分で走っていくと、

遠目に工場のようなものが見えました。

調べると苓北発電所だったようです。

近づいてくるとやはり大きい構造物で、

今までの風景とのギャップが面白いと感じました。

 

崎津を出てからずっと

「うっかり」しそうな道が続いておりますので、

 

トーグ メラミン標識「止まれ」 ARR330

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アクセルに気をつけながら走っていると、

ようやく案内看板が見えました。

指示通りに走っていくと、

目の前に現れたのは次の目的地

富岡城跡」だった、

といったところで本日はここまで。

それではまた。了

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青さんとこって、たしかお家の前が海のはず。

それでも嬉しいシーサイドライン

 

なんでしょうなあ、高鳴りますわな。

海に出ると。

蓬莱信仰とか関係あるのかもですねえ。

 

そういえば、昔。

内陸の国の人に

 

「海って本当に塩辛いの?」

 

と聞かれて、ふと気づいたんです。

そこから最も近い海岸線まで

二千キロくらいあったんですな。

そりゃ、海を見ずに死ぬ人の方が多いのでしょう。

なんか、そんなこと思い出しました。

 

(海は誰にも何かを感じさせるのかもしれぬなあ。でクリック!)

 

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