傷は拭ったので後は楽しむだけ! 青さんツーリングに戻る
シャッター音を重ねるたびに
心に刺さったトゲが消えていった青さん。
良いではないですか!
さあさあ、後は楽しくツーリングですな。
今回は大島。
知らないことだらけでした。
ではさっそく!
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中浦ジュリアン関連のイベントがあるらしく、その旨を伝えるノボリがはためいている道を走っていくと、七ツ釜鍾乳洞。更に進めば信号があり、直進すると面高、ここは長崎のスイカの名産地であります。
ちょうど今頃、このあたりのスイカは5月が一番うまいんじゃないかなと思いますね。夏の盛りになると、どうでしょうねぇ。お住いの地域にもよるでしょうが、思いつくのは尾花沢でしょうか。夏のスイカは東北が良いと思います。冬なら高知県だろうと思いますがねぇ。
農協のガソリンスタンドが見えると分かれ道。そのまま進んでいけば面高ですが、今日は左へ。大島に向かいます。
すぐにある短いトンネルを抜けると橋。大島大橋であります。
以前は有料橋でしたが、平戸大橋と生月大橋が無料化した流れを受け、平成23年に無料化されました。調べてみると、1キロを越えているんですねぇ。大体関門橋と同じ長さだそうです。
120メートルの高さを、1キロの長さで海上を繋ぐ斜張橋。170メートルの高さを1.2キロ走る女神大橋でもそうなんですが、たまらんですねぇ。。斜張橋はなにしろ佇まいが美しいので、遠望してよく、走って楽しい。
橋本体が美しいだけではなく、高さが見せる風景もまた絶品です。
光る海、光る大空…走っているのは長崎の私であります。
この橋は撮っておきましょう。
渡り終えた寺島側にある公園で、橋を撮影します。
下にある公園から見上げるより、多分こっちのほうが良いのではないか、とリサーチしていた構図がこちら。
記念碑らしいものが設置されている場所が一番見栄えが良いはず。
そんな考えで撮影してみましたが、そんなに間違っていないような感じですね。
もう少し高い場所からだと
こんな感じです。
例によって正解はわかりませんが、好みなのは二枚目の方です。
空の青がきれいだから。
私が勝手に撮って楽しんでいる写真なので、私が好みならそれで良いようなものですが、下手の横好きほど手がつけられないものはありません。
プロの作品などをもっと拝見して、学習しなければなりませんな。
その後、日陰で座って一息。ついでに記念撮影を。
日帰りツーリングどころか、給油ついでのお散歩ツーリングのはずなんですが、だんだん気分が旅情モードであります。
いかんいかん、どんどん進まねば。
しかし、休憩のタイミングがうまい感じの本日であります。このぐらいゆったり進むのが正解なんだぞ、と心に刻みます。
先行車との車間距離だけを気にして走っては、いけないのであります。
大島、と大雑把に言っていますが、厳密に言えば列島です。
太田和、という場所から大島大橋がかかっているのが「寺島」で、そこから寺島大橋でつながっているのが大島。造船の島であります。
この先が蛎浦島、そして崎戸島なのですが、大島と蛎浦島はかつて「大島炭鉱」と「崎戸炭鉱」で栄えた石炭の島であります。
昭和45年閉山だったように思いますが、その後、企業誘致をした結果できたのが「大島造船所」です。
どうです、こういう風に聞くと、すっごい田舎の辺鄙な島の小さな造船所っぽいでしょ?でもね、総トン数基準でいえば新造船竣工量ランキング国内三位なんですよ、ここ。上には今治造船とジャパンマリンユナイテッドしかいないという、わりとえげつない量を作っている会社であります。
ばら積み貨物船専門の造船所ながら、年間25隻を売っているというのはすごい話でありますねぇ。なので、大島に入ると突然風景が都市化され、少し走るとすぐに今までの風景に戻るという、中東の大都市やラスベガスみたいな感じになっております。
隈研吾設計のホテルとか。。
行くたびにおもしろいと感じますねぇ。大島酒造という焼酎メーカーもありますので、行く機会がある方はそちらにも寄ってみてはどうでしょうか。
寺島大橋を渡ると真砂交差点、左折して道なりに進むと大崎高校。
少しばかりの橋を越えれば蛎浦島。
かきのうらしま、と読むそうです。
じま、と濁らないんですね、知りませんでした。
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いいですねえ。
すっきりしたんだから、楽しまないとね!
さて、カメラの話ですが。
青さんの言っている「好み」の話です。
これ、案外個人差はないんですね。
一枚目の記念碑のある構図。
これいわゆる「日の丸構図」と言って
お城とか以外では、まず失敗するんですね。
メインの対象物が中央に来るのは、難易度が高い。
それに凡庸な平坦さが出てしまうんですね。
ですので、青さんの「好み」の二枚目の方が
ぐっとくるわけです。
遠景、中景、近景、と奥行きもあります。
多分、この2つを見比べたら、多くの人が二枚目を選ぶはずです。
青さん、わかってきましたな!
(こうやって進歩してゆくのも、戦ってこそ!戦士でクリック!)
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