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脳内日本昔話 青さんの桃太郎後編

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昔話と言うのは、神話と同じで

それ全体にさまざまな妄想や

憧れや救済を含んでいます。

で、それを全開にした青さん。

 

chuff.hatenablog.com

 

さあ、続編です。

兵站補給を考えながら

鬼が島に強硬揚陸が始まります。

 

ではさっそく!

 

 

========

 

桃太郎の世界観を

散々弄くり倒してきて

いうのもなんですが、

鬼ヶ島へ空挺降下というのも

些か無粋であります。

 

 

よって、大きく曲解して

偵察は「潜入偵察」、

空からの攻撃は

「和弓による飛び道具攻撃」

とすることに致します。

 

要するに人間の兵隊と

言う事でありますな。

 

さて、次に問題なのは

「鬼ヶ島根拠地への揚陸手段」

であります。

 

物語によりますと、

海へ出たらうまい具合に

船が一艘繋いであり、

それにのって当てもなく

大海原へ漕ぎ出していきます。

 

ランボー/怒りの脱出 【DSDリマスタリング】

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空き放題弄くったせいで、

船一艘(恐らくは小型漁船)

では載りません。

 

しかも、用意周到な

我らが桃太郎部隊は

潜入偵察を行い、

鬼ヶ島の正確な位置を

把握しておりますから、

安宅船や関船を仕立てた

大船団で海へ乗り出し、

鬼ヶ島へ強襲揚陸を

敢行するのであります。

 

結構な規模の部隊に膨れ上がった

桃太郎部隊でありますから、

恐らく早い段階で海賊(鬼)に

察知される事でありましょう。

 

揚陸前に大鉄砲などの

艦載砲による艦砲射撃、

軍用犬と白兵部隊が

先行して上陸し、橋頭堡を確保。

 

恐らく海賊側も、

投石や弓などで

応戦してくるでしょうから、

絶え間ない艦砲射撃によって、

橋頭堡の確保を

支援すべきでありましょう。

 

揚陸後、弓兵による

火矢攻撃などを交えて肉薄し、

城門突破を目指すことになりますが、

ここで潜入していた

偵察兵が破壊工作を実施。

 

内部に火災や破壊を起こして

混乱せしめ、

その隙に城門を破壊し、突破。

 

軍用犬部隊と

白兵部隊の突入によって、

各所の射撃陣地等を

制圧していきます。

 

激しい抵抗が続くでしょうが、

艦砲による破壊と火災によって、

徐々に抵抗は止む事に

なろうかと思います。

 

ある程度の段階で降伏勧告、

これを海賊側(鬼)が

受け入れる事によって、

停戦が成立する事になります。

「ポツダム宣言」を読んだことがありますか?

「ポツダム宣言」を読んだことがありますか?

 

 

賠償金として、

海賊が保持する財宝などが

桃太郎側へ引き渡され、

意気揚々と桃太郎部隊は

帰路に着くことでありましょう。

 

獲得した財宝は、本来、

不当に搾取された海賊被害者へ

返還されるべきでありますが、

海賊を圧倒した桃太郎部隊に

楯突こうという気概のある者は

おりますまい。

 

何より、海賊征伐に参加した

人員に給与を支払う

必要もありましょうし、

先行投資した造船資金などの

回収もする必要がありますから、

財宝は桃太郎の裁量で

使われることになります。

 

海賊を征伐したのでありますから、

桃太郎の名声は

否が応にも高まる事でありましょう。

 

 

また、桃太郎とともに戦った兵は

「連帯」することになるかもしれませんし、

そうなれば桃太郎は

地方の豪族のなってゆくでしょう。

 

桃太郎家は地方豪族として有名を馳せ、

特に海戦上手でありますから、

海運を握ることになるかもしれません。

 

海運を握ると言う事は、

莫大な富を生むということです。

やがて桃太郎家は勢力を伸ばし、

大名化することでありましょう。

 

豊かな資金力、

圧倒的海軍力を背景に、

天下取りに乗り出す桃太郎。

 

 

 

いやぁ、実に夢のある話であります。

 

寒い晩は、部屋を暗くして

妄想を逞しくするに限る、

と言うお話でありました。了

 

========

 

えー。。

想像と創造の翼が開いて

寒い夜に青さんが温まったなら

うん、よかったんじゃないですかね!

 

実はこれにも続編と言うか

別のお話しシリーズがすでにあります。

よって、青さんの脳内日本昔話は

つづきます。

 

(神話とは何かを考え始めると、これまた頭いかれるのでそこそこでクリック!)

 

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