前回鑑賞の姿勢から
くどくど書きましたね。
いいですか?
準備はデキました?
子の盤は、2003年とのことですので
ギエムが40歳になる前に撮影されています。
ダンサーとしてはピークを越え
今後の人生を模索していた時期でしょう。
その中で始まるドン・キ・ホーテ。
そこは、実に漢の仕事場です。
では!
このDVDそのものが
いわゆる、イメージものともいえるわけです。
ナレーションはなく
ギエムの少しの独白と
画面のコラージュで展開します。
さすが、ア・ヴァン!
あんた、本物の変態だぜ!
で冒頭はこの画面で始まります。


ドドン!
いきなりかまされます。
大量に印刷される
ギエムの横顔。
なんかたまらんのよ~。。
この、ア・ヴァンの差し込み方って
実にカッコいいのよ~。
文章にするととても分かりづらいんですが
映像の時系列にそって、写真を上げていきます。
このあと、何回も出てくる
ギエムが楽屋(と思われる)部屋で
自分の髪で目隠してして
昼寝をむさぼっているシーン。
もうね、戦士の休息感が
たまんないんですよ。
無理して付いてこなくていいですよ。
ついてこれる人だけどうぞ!
この後、映像はドン・キホーテの
本番と思われるショットに移動。
本番はモノクロ、練習や楽屋がカラー。
この使い分けは、この映画で確立されたんじゃないでしょうか。
現実がモノクロ、
想像や記憶がカラーで描かれる
沈痛度では不朽の孤高!
で話を戻します。
そのドン・キホーテの本番のギエム。


で、映像はその練習に移ります。
ここからは、もうガッツだけの世界!
見よ、この跳躍!
そして見よ、この腹筋。


俗に言う6時のポーズは
ギエムにとってはただの基礎的な
動きに過ぎないのだ!
そして、ギエムの背中。
俗にいう「鬼の顔」ってやつね。
これはまだまだ怒ってない鬼の顔
(肩甲骨を中心とした背中の構成が鬼の顔みたいでしょ?)
練習につかれ文句ばかり言ってるギエム。
世界を支えた黄金のつま先。
ア・ヴァン監督、実にイイカットを
ねじ込んでくるザンスねえ。。
グダグダ言いながら練習に戻るギエム。


どうも、この振り付けのオバちゃんが
気に入らないのか、舌打ちしている
小さな子供みたいなギエム。
たまんなく、
かわいいよのよー
では次回、ドン・キホーテの本番間近。
「漢の仕事場」につづきます。
(さあ、このかわいいギエムが、どんな修羅場見せるのか気にならない?)