言っておきますが、私しつこいんです。
昨日申し上げましたとおり、
シルヴィ・ギエム強化シーズンです。
で、昨日の続きですね!
一枚のDVDを、ただひたすら
ほめちぎっていくわけです。
そのDVDがこちら。
前回、新たなるプロジェクトに
ギエムは移動するところまでやりました。
これは「エオンナガタ」という作品です。
どうも、DVD化はされていないようです。
その昔、フランスに実在した
性別不明のスパイ、
シュバリエ・デオンの物語です。
それと、歌舞伎の女形を掛け合わせて
できた名前が「エオンナガタ」
いいんですよ、ギエムならなにやっても。
ここで、新たなるチームを組むギエム。
相方は現代舞踏のラッセル・マリファント。
演出はロベール・ルバ―ジュ。
まあ、二人とも天才です。
そしてふざけ合う練習。
美しい。。
場面はいきなりベニスへ。
ゴンドラが揺れます。
そこにゴージャスに登場するギエム。
ベニスを背景に、ギエムが思い出を語ります。
なんでも14歳で初めてフランスを出て
友人の家族と旅したんですって。
フィレンツェ、ローマ、ベニスと。
「衝撃だったわ。そこで私はこの世界の美しさを初めて理解した」
普段なら、張り倒してもいいセリフザンスね。
いや、しかしです。
こんな感じでギエムがつぶやくんです。
ああ、そうでしょうとも。
なるほど、それは結構なよい旅でしたね。
とか思っちゃうでしょ?
このあたり、さすがにギエム。
で、なんでベニス?
と思うあなたは偉い。
ラッセル・マリファントと
公演に来てんですね。
これの。
かの、ヴェネチアの誇る
フェニーチェ劇場です。
こちらですね。
ザ・ゴージャス!!
いまだに、正装していないと
入り口で帰らされるはずです。
で、そこでのギエムの踊り。。
これがまた、実に決まってるー!
まずはアップ中。
どこをどうとっても
カッコイイザンスねえ!
ショートカットのウィッグのギエムが
光の中に出てくるのが、これまた。。
ギエムが、どんなアクロバティックな
動きをしても、それは普通のこと。
その動きに、常に美しさがあるのが
実に感動的ザンス!
そして、最後のシーン。
もうこれ。。
みたいじゃないですか!
ああ、もう天使がいるなら
それは、ギエム、あなたザンス!
で、場面は変わり疲れた表情のギエム。
なんか、見慣れた光景のような。。
そうです、山手線です。
「エオンナガタ」のインスピレーショを
得るために日本にやってきたのです。
彼女は、かなり日本に来ていて、
日本語もしゃべるんザンスよ。。
で、誰に会いに行くのか気になりません?
まあ、それは次回にいたしましょう。
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