シルヴィ・ギエムのDVDは何枚か持ってます。
その中でも、特に気に入ってるのがこの二枚。
しばらくギエム強化シーズンになりそうです。
ギエムをご存じない方いらっしゃいます?
それはよくないですね。
こちらで学習しましょう。
ダンスとか分かんねーしとか、
そもそも興味ねーしとか、
そういう人は、ずっとつまんない人生に
埋もれていなさい。
シルヴィ・ギエムをとにかく
称える記事でございます。
最近は、すっかりヴィーガン活動に
ハマっておられるギエム。
まあ、もうそこはいいんです。
ギエムの余生です。
芸術家は、その作品によってのみ
評価されるべきなのです。
ギエムの最高傑作って何だと思います?
もちろん、
彼女の人生
そのもの
でございます!
とはいっても、知り合いではないので
教材が必要です。
今回取り上げる教材はこちら。
フランソワーズ・ア・ヴァンという監督による
ドキュメントと言うか、ポートレート動画と言うか。。
これが実にイイ!
画面を写メしてゆくので
画像は汚いのです。
オリジナルを観たい人は
各自努力してください。
ではいきます。
「私は何もしないのが好き。本来怠け者なの」
このセリフを言って許される女。
しかも、足のドアップを背景に。
それがギエム!
このつま先が、世界を沸かせたのだ!
そして、砂漠の砂
割れる流氷
波しぶき
花が咲いている小枝。
などが連なるコラージュ。
題名が流れます。
On the edge Sur le fil
無理やり訳すと
「ギリギリで生きる」
でしょうか。
白鳥が飛び去る風景に
溶けるように
ギエムの練習場にカメラは移動。
一人だけ、重力から
解放されているような
ギエムがチュチュを身に着け
ダンスールと踊っています。
ところどころで
ギャグ言ったり。
このあと、「東京バレエ」の
芋姉ちゃんたちに、
少し画面が汚れます。
日本公演です。
そこはパスして楽屋のギエム。
出し物は、白鳥の湖ですね。
まるで、試合前のボクサーのようです。
「若い時は、怖いものなしでとにかく白鳥を踊りたい」
「上手くいったとき、それが怖くなってくる」
こういうセリフを言うのは、
このクラスまでこれて、
やっと言っていいわけです。
ギエムの美しき背筋をどうぞ。
二頭筋も拝んでおくザンス!
まるで、ボクサーじゃねえザンスか!
劇場の公演は、東京バレエなんて
カスが写ってるんでパス。
場面は変わり、森の中で
滝の前にたたずむギエム。
もう、圧倒的な存在感です。
立ってるだけでカッコイイ!
監督、いろいろわかってる~!
このあたりで、
連続してコラージュショット。
実に美しい。
監督、できる奴!
場面は次のプロジェクトに写ります。
アクラム・カーンとのコラボレーション
こいつですね。
DVDとして発表されてます。
シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン「聖なる怪物たち」 [DVD]
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2010/05/25
- メディア: DVD
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これの制作現場。
廊下を歩く姿が、これまた。。
歩くたびに、風がそこだけ
吹いているようです。
これは、ちゃんとした姿勢で
コートを羽織っていると
起きる現象ですね。
まあ、ギエムは別格ザンスが。。
修行僧みたいにみえます。
まあ、ギエムとして生きるってのは
なんかの修行ですわなあ。
当日、一人重力を無視して踊るギエム。
なぜこれが可能なんザンスか?
新しいプロジェクトに向かう前に
海で戯れるギエム。
ああ、なんてカッコいいんだ!
そしてまた、足のカット。
お行儀悪いのも、
ギエムならいいんです。
監督、分かってる~!
ここで、このドキュメントの
大体3分の1。
ギエムは次のプロジエクトに動きます。
シュバリエ・デオンのお話し。
実に美しいドキュメント。
まだまだ称賛は終わらない!
もちろんつづくのです。
(称賛の終わる日などないかもしれぬが、一応数回で終わる予定でクリック!)