シートの破れをダクトテープで修復。
それをいろんな人から心配され
抜本的な解決に着手したのが前回。
その手法とは、
アクリル絵の具で塗ってしまうということ。
そう、目立つことが問題なのだ。
シルバーに輝くのは
ニルヴァーナの音楽だけで良いのだ!
ニルヴァーナも新しいと思っていたのが
つい最近のような気がするが、
すでに古典。
さあ、絵筆を取れ!
俺のジュリアを、
俺色に塗りつぶすときだ!
こういう作業には音楽が必要。
もう、これしかあるまい。
もちろん黒に塗るわけではない!
なぜなら、俺のジュリアのシートは茶色だ!
たしかにひどい。
これが、イタリヤが誇る
情熱のアルファとは言い難い。
実に失礼である。
そこで、登場したのがこちら。
ここまでは前回書いたので
よろしければ、読んでいただきたい。
初心を忘れておったのであるな。
真っ向勝負をしようとしていたのである。
古い車は銭を束で使うか、
知恵を湯水のように使うかであった。
うかつにも、両方諦めるところであった。
私はもちろん後者である。
その智慧を浪費した結果は
目立たなくすればよいのだ!
このひらめきの中で
俺のハートは震えたね。
そりゃもう、ビンビンに震えたさ!

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ギターウルフって、追加料金で
楽屋で宴会してくれるって話ですね。
さすがですよ、セイジさん。
俺より年上なんだって。。
で、さっそく塗る準備をする。
前回は脱脂まではしておいた。
となれば、色合わせだ。
そこでシートを改めて見つめる。
長年の汚れや、合皮の傷みから
複雑な色である。
普通に考えて茶色がベースであろう。
そこに黄色が入っている気がする。
で、こういうのはところどころに
濃淡をつけるのがコツである。
リアルにしてはいけない。
あくまで「リアル風」を目指すのである。
で、色を出してみた。
よし、これくらいから始めよう。
絵筆を持つのは久しぶりであるなあ。
最後に持ったのは、いつだったであろうか?

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今は感慨にふけるときではない。
心の思い出は Paint it black !
集中するんだ!
あの日のパッションを思い出せ!
矛盾しながら、混ぜる絵の具の深い味わい。
これだ!
さあいくぞ!
経験的には一筆目が
すべてを決める。
深呼吸をし、目をつぶり
長い息を吐き出して
ふん!と!
あ”!!
いきなり挫けそうになるが
ここで負けちゃあダメなんだ!
サーキットの第一コーナー。
後200メートルの看板。
ここでブレーキングしちゃあ負けちまう。
一番速度の乗っているところで
アクセルをもう一開けできるかどうか。
そこが勝負の分かれ目だったろう?
ヘイ、8マン!
忘れちまったのかい?
イケイケ!
アクセルオンだぜ!
違和感など
ウェーバーのキャブで
燃やしてしまえ!
KEEP ON RIDING !
どう考えてもF悪い予感しかしないC
人生とは常にF
そうじゃなかったCかいDm Em
Gベイベー?B7
いい予感なんてDm
嘘っぱちさAm
不安に負けたほうがF
やられるD7だけさD F
なんか安っぽいロッカー?
まあいい。
そんな気分だぜ!
ごまかしへの道は遠い。
つづきます。
(もう戻れません、と、もう引き返せません、のどっちが嫌?憐憫のクリックでどうだ?)