人はなぜ珈琲にはまるのでしょうか。
しかも、女性より男性の方が圧倒的に
ハマっている人が多いんです。
コーヒールンバだって、
あれで浮かれてるの男性ですからね。
エチオピア珈琲の入り口にいた前回。
今回は真打が出ます。
今のところ、私が飲んだのでは
トップを争う地域。アリーシャです。
の一種だと言えるようです。
しかし、日本の「酸っぱい」
モカのイメージは間違いでしょう。
ありゃあ、焙煎が下手なんですよ。
はっきり言いまして。
このあたりになると、
ワインやウィスキーに
近い味になります。
酸味がまろやかで、
フルーティーともいえる感じ。
今回生豆がセンセーのとこに
あまりなかったんですね。
残念です。
豆はこういう感じ。
ちょっと小粒ですよね。
これと対をなす「コチャレ」という豆。
わたしはこれをたいそう好いております。
残念ながら、今回は入手できておりません。
さて、飲んでいきます。
ドリップし、サーバーからカップに
移す段階で70度前後でしょうか。
もう、最初からガツンとくる
タマリ醤油のアロマ!
温度低下とともに、
絡みつくような甘味が生まれ、
カップ底に少量残る、
空気に多く触れた数滴は
レーズンのような芳香を鼻腔に残します。
これは相当エロイ!
これねえ、最初は解説されないと
分からないと思います。
味というのは、捕まえに行ってこそ
捉えることができるものです。
いきなりわかることはないんです。
お酒も同じですね。
あれと同じです。
そして、最後は最近はやりの
「無農薬」系です。
無農薬が「本来の味」とか思ってる人、
そういうおバカさんたくさんいるでしょう?
あのね、農作物は美味しくなるよう
品種改良され、大量生産されることで
我々のもとに来てるんです。
無農薬ってのは、実はたいしたもの
多くないんです。
これは野菜とかもそうですね。
私は「野趣」とか否定的です。
あれは、都会人の趣味の悪い部分でしょう。
そう思いながらこれを飲んだんですね。
とはいえグレードがG1という
最高グレードです。
ということは、まあ期待できます。
豆も悪くありません。
ものすごい労働力で作ったんでしょうねえ。
心していただきます。
一口目。
まだ湯温がそこそこある時点では
カスみたいな味です。
よく言えば、アメリカのダイナーで出る
美味しい部類のコーヒーレベル。
がっかりしながら、
少しそのままにしておきました。
で、冷めかけた時に飲んでみると。。
おお、ここできたか!
って感じで、主張してきます。
なかなかのアロマです。
しかし、広がりは狭い。
このあたり、やはり未熟な感じです。
逆に言えば、珈琲の苦手な人には
向いているかもしれません。
わかりやすいと言うか。
今回ヤマダセンセーのチョイスは
新しい豆へのチャレンジ
だったように思うんですね。
次回、ブラジル ベリースペシャル。
珈琲インプレへと続きます。
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