サルトルのブーツその2 靴のお手入れにモノ申す!
アンジェリーナから相談中に、
まさかの、問題児マルハバ出現。
彼ね、宝石関係の仕事してんで
普段はスーツ着てんですよ。
まあ、よく似合いますわ。
しかもね、こいつのスーツは
サヴィル・ロウのヘンリー・プールで
作ってるらしいんですわ。。
聞きませんけどね、こいつどんだけ儲かってんの?
靴にウルサクないはずないんですよ。
哀れ、アンジェリーナのブーツ購入は
どうなるんでしょう?
ちなみに、マルハバのビジュアルですけど
この人ちょっと似てますね。
ネットでの拾い物です。
一応、本人の了承も取りました。
なんとなく似てるって感じ。
で、 カクカクシカジカ。
マ「おー、サルトルのブーツかあ、ええやんか!」
ここで、スピーカーフォンになる。
ア「お久しぶりです、マルハバさん」
マ「おー、アンちゃん、お元気ぃ?」
女性との会話では、とても陽気なマルハバ。
相席屋で磨いた口調のようです。
マ「8マンはねえ、堅苦しすぎやねん。もういっぺんワシに話してみ」
アンジェリーナがカクカクシカジカ。
マ「なるほどねえ」
ア「ちょっと、8マンちゃん厳しいよね」
マ「ワレ、なめとんかい、コラァ!」
繰り返しますが、この顔で。
8「わははははははは、ギャハハハハ!」
ア「マルちゃんまでそう思う?」
マ「当たり前じゃ、このボケェ!」
8「マルハバが怒ったら血の気多いから、それくらいで」
ア「ホント、まじごめん。なめたこと言ってました」
マ「ええか、よく聞けよ」
クドクドクド。。。
私がコーヒーを淹れている間、
この多国籍な叱責空間は、重い空気に。
そっと、場を盛り上げようと
音楽を流す私。
どんどん、怒りマックスになってゆく
マルハバ。。
彫りの深い顔立ちの大きな目が
赤くなってきてオッカナイ!
哀れなアンジェリーナ、
今にも泣きそうです。
8「コーヒーはいったよ〜」
マ「羊羹持ってきてんのや、松川の〜」
私からすると、この変わり方がオッカナイ。
ア「二人で楽しんでな。とりあえず私はポチッとくわ・・」
マルハバは私の耳元で
マ「あれだいぶビビっとんな、ウッシッシ。ええタイミングで音楽来たから、ワシノリノリや」
ア「聞こえたで!」
とまあ、いろいろありまして。
アンジェリーナはサルトルの
ショートブーツを、新たなる決意で
購入したのでした。
ここからやっと話が、手入れに移るんです。
うわー、うっとうしいわー。
でもね、高級な靴を買うってのは
そういうことです。
なぜなら、あえて買うわけです。
必要性などないわけです。
そこにあえて入るのなら、
それ相応の準備と躾が必要なんです。
つづきます。
(オッサン二人にドヤサれたアンジェリーナ哀れ。しかし茨の道を選んだのでクリック!)