三つのマッチを一つ一つ擦る。夜のなかはじめは君の顔を一度きり見るため。つぎのは君の目を見るため。最後のは君の唇を見るため。残りの暗闇は今の全てを思い出すため君を抱きしめながら
by ジャック・プレヴェール
誰それ?
シャンソンやジャズで有名な「枯葉」の作詞家ですね。
さて、今更なんですが、「マッチ売りの少女」についてです。
寒い夜に、少女はマッチを売っている。クリスマスの夜である。
道行く人々は、温かい家と家族のもとに急ぎ、哀れな少女のマッチを買ってくれない。ついに力つきた少女は、路地裏で売り物のマッチに火をつける。
つかの間現れた光は、温かいスープや暖炉を見せてくれる。
少女は次々と火をつけ、最後の一本になったとき、迷うが、やはり火をつける。
死んだ母親が浮かび上がり、少女の魂が天に昇る。
まあ、細部はバージョンで異なるが、まあ、こんな感じ。
ところで、この話しに疑問を抱いた人はいなかったかね?
マッチは何故バラ売りなのか?
そもそも、そんなに急にマッチを必要とする場面とは?
ところで、主要客層は誰なんだ?
それに、あえてクリスマスなのは?
知っている人も多いと思うので、知らなかった人は悔しがって下さい。
悔しがってくれたら、教えて上げます。
「マッチ擦るつかのまの海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや」
寺山修司も詠むほど、マッチはいいのかもしれません。
彼が捕まった理由により、マッチは必要な訳ですが。
できれば、あちこちクリックしていただけると助かります。

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