お母さんとコスモス畑に。
親孝行の日な青さん。
よいことです。
その「火張山花公園」というところは
秋に咲くヒマワリも売りだそうです。
なるほど。
日本では夏のものですけど、
欧州とか結構寒い時期でも咲いてますからね。
ロシアにも咲きますし。
映画ご覧になられてます?
さて、そんな青さんのヒマワリのお話。
ではさっそく!
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下り坂をぼちぼち歩いていくと、
まだ満開には至っていない様子のヒマワリエリア。
全体の七割ほどと言ったところでしょうか。
遠くからは緑が優勢にみえましたが、
近づくにつれてヒマワリという花の強さが現れてきます。
太陽の花、という表現はなるほど言い得て妙ですな。
開いたヒマワリの大輪は、眩しさを感じるほどの黄色です。
ちょっと傾いた太陽ですが、
動けば汗をかくほどの強さがあります。
色調は秋ですが、深まるほどの移ろいでは無いように感じました。
ちょっと気だるい、物憂げなヒマワリ
というのもなかなか乙なものです。
真夏のそれは、私にとってちょっと眩しすぎるかもしれません。
滞在時間もそれなりですので、
あまり時間をかけず撮っていきます。
帰りもそれなりに時間がかかりますからね。
とりあえず、目の前の風景をそのままドン。
コスモスだとぼんやりしてしまいますが、
ヒマワリは何となくそれっぽくなります。
形がはっきりしているからでしょうかねぇ。
ここでも平成新山を背景にして
うむ。
やはり絵になる山であります。
あとは、例によってミツバチ。
そして、ズーム。
ヒマワリの写真は、
連続して見ると目がチカチカしてきますねぇ。
全画面だと圧がものすごい。
素晴らしい存在感であります。
さて。
お決まりの写真を取り終えたところで、
今回私が試してみたのは「角度」です。
ヒマワリは花の形状から「太陽の花」と呼ばれますが、
すっくと伸びた太い茎に
大輪の花が咲いている姿は、
見ようによっては人のようにも見えます。
人の顔を正面から撮る。
どうでしょうか。
私は照れくさくて得意じゃありません。
長崎は観光地なので「シャッターを押してください」
と頼まれる事があります。
無論断りませんけれども、
ちょっとゾワゾワしてしまいます。
人間の視線があまり得意じゃないんでしょうね。
なので、ヒマワリも斜めから撮ろうとおもったわけです。
角度を考えると、こういうのが落ち着くわけです。
背景に平成新山をいれて
ようやく開いた初々しい花。
どう言えばいいでしょうかね。
例えるなら、視線が外れている角度。
こちらに意識が来ていない感じ、とでもいいましょうか。
それが、撮っていて落ち着くようです。
ヒマワリは陽を追う花ですが、今は秋。
暑くても秋なので、こんな感じはどうだろう。
少し物憂げで、というのなら
このぐらいうつむき加減で丁度いいように思いますねぇ。
寄ったり引いたりしながら撮影をしておりましたが、
いささか腹が減ってきました。
そういえば、昼飯を食っておりません。
私一人ならそれでもいいんですが、
母を連れているのを忘れておりました。
よし、もういいだろう。十分だ。
母に声をかけ、そろそろ帰ることにしました。
その時、電話がなりました。
妹からでした。
どうやら、妹夫婦は姑さんを連れて同じ場所に来たらしい。
うちの車を見つけて連絡をしてきたそうです。
先程下った坂を登ったところで合流できました。
甥御も帽子をかぶって、
何が楽しいのかケラケラ笑っております。
とりあえず何枚か撮ってみました。
それなりにいい表情もあったので、
気が向いたら年賀状にでも使うとしましょう。
コスモスの園を離れ、同じ道を走って帰ります。
想定よりも遅れていましたので、
昼飯は途中のコンビニで軽く済ませることにしました。
おにぎりの棚はほとんどカラ。
人出がいかに多かったかを雄弁に語っている品薄であります。
コンビニから最後の一枚。
抜けるような青空の下に見えるのは熊本。
近くて遠い隣県であります。
毎年遠出をする勤労感謝の日が近づいてきましたが、またぞろ物騒な話も多いこの頃。
うつらうつらしている母を起こさぬよう、
安全運転をしながら次の旅先を考える、
日曜の黄昏でありました。了
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ひまわり。
強い花でありますね。
実は初期の頃、チャフでも書いておるのです。
やっぱ、イタリヤ人ゲスいのう。。
わからなくもないけれど。。
さて、写真を見てゆきましょう。
思い出としてはともかく、『写真』として見るなら
この二枚が秀逸でしょうねえ。
ひまわりのような存在感のある花は、小細工しないほうが良いと思います。
素直に撮る。
大事なことですね。
で、コンビニの駐車場らしき写真です。
これいいですねえ。
遠くに熊本が見えるとか、そういうことじゃなくて。
こういうのは抽象画として見るとよいのです。
色と線で、空間が構成されておるのですね。
その構成が、きっちり『構図』として成立しておるのです。
何言ってるかわかんねーよ、ですか?
そりゃそうでしょう。
オメーにわかることなんか書いてねーよ!
などと毒づきながら、青さんわかってきましたね!
と、青さんも理解できないであろうエールをお送りします。
偶然では撮れないんですよ、こういうのは。
(は?何ってんの?バカなの?ハハ。まあ、そう言うなって!でクリック!)