コスモス目指して、軽やかに走っていた青さん。
ETCの味を覚え、高速道路に入ってゆきます。
やっちまえば調子つくのは当たり前。
青さん予定変更のようです。
ではさっそく！
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ETCレーンを無事に通過し、
バイパスを走り出しました。
さぁ、久しぶりにガッと！
というのはちょっと待ったほうが良い。
制限速度は60キロです。
高速道路ではないのです。
走っていると「そんなバカな」
と思うほど流れは早いのですが。
気の所為ではありません。
飛ばす人はものすごく飛ばしています。
怖いもの知らずですねぇ。。
私はこの道路だけは、特に制限速度に気を使います。
高額納付制度に勤しむ公務員の方々の狩場です。
他にも、かっこいい真っ白カラーリングの
重装備のCB1300もよく見ますねぇ…
すべての道路で制限速度は守られるべきですが、
県警に高配当な道路では一層注意が必要でござんすな。
とはいえ、信号のない自動車専用道路。
ヨシムラサウンドとアクセルの感覚などを楽しみ。
確かめながら走っていけば、多良見。
ここから高速に乗って、次の諫早でおります。
1区間だけの高速道路利用ですが、
この区間にはカネを払う価値があります。
パスできる34号と207号の渋滞は、長崎県内屈指です。
以前は諫早で降りた後、
ちょっと207を走って島原道路に乗り直す必要がありました。
この部分が今年遂に解決しました。
諫早から降りて、そのまま島原道路に乗れるのです。
一度走っておきたいな、と思っておりました。
ついでにこれも達成しておきましょう。
バイパスが終わり、高速入り口へ向かいます。
今回もETCレーンへ。
先程無事に通過できましたので、今回は余裕です。
ちょっと緊張しましたが。
徐行から一転、ギアを上げていきます。
多良見からの合流は坂を登ってすぐ加速レーン。
ミラーで後方確認。
後ろの安全を確かめてグーッとアクセルを開けていきます。
ああ、これだこれだ。
はじめて高速走行を経験した、西海パールライン。
あのときのことを思い出しました。
空気が粘っこくなり、風に重さが感じられます。
この感じ、これを味わうともうダメですね。
思わず「遠くへ行きたい」が口をついて出てきます。
ようやく高速走行に体が馴染んだ、と思ったら出口。
あっという間です。
諫早で高速を降りると、
見たことがない景色になっていました。
知らない道路がつながっていある。
ああ、アレが噂の延伸部分なんだな。
止まることなく料金所を通過できる喜びを噛み締めつつ、
まだ黒ぐろとしているアスファルトを走り出しました。
この辺りで、予定が微妙に修正されます。
まっすぐ白木峰高原に向かうつもりでしたが、興が乗ってきました。
堤防道路、いっときましょう。
それまでの予定は、栗面交差点を直進して
そのまま白木峰高原でした。
しかし交差点を右折することにします。
栗面交差点の右折は時間がかかる。
ここはアウェイ。
抜け道より、おとなしく待つのが無難です。
三度、信号が変わったところでようやく通過。
国道57で島原半島を目指していきます。
ここのところまとまった雨は降っておらず、
秋晴れが続いております長崎。
少し暑さを感じるものの、走っていれば風は心地いい。
ただ、晴れが続くとどうしても遠方はかすみがちです。
白木峰高原のコスモスは、背景の干拓地も込みの美しさです。
どうだろうなぁ。。
愛野で左に曲がった辺りから島原。
そのまま進めば堤防道路です。
11月に全面通行止めの工事があるようなので、いいタイミングでした。
久しぶりに走りますが、
相変わらずなんの変哲もない海上の直線道路です。
素晴らしいですな。
家を出て1時間ほど経っておりましたので、
途中にある休憩所で一休み。
トイレを済ませました。
いつもどおり、清涼感のない色をしている海を背景に一枚。
歩道橋がかかっていますが、渡った先に何があるわけでもありません。
きっと、直線を眺めるための見晴台なんでしょうな。
平日なので、バイクは少なかったですね。
一台、アフリカツインが止まっていましたが、やがて島原方向へ走っていきました。
私が目指すのは諫早方向。
見える山は多良岳です。
よし、、いくか。
バイクを降りると少し汗ばむほどの陽気。
再び走り出せば、汗がすっと引いていく秋の午後。
といったところで本日はここまで。
それではまた。了
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遠くへ行きたい。
まあ、本家はジェリー藤尾。
正真正銘のストリート上がり。
新宿では人波が割れるほどのワルだった彼。
やっぱええですな。
その途中で見つけた渥美清も、これまた。。
遠く遠く、私達の祖先がアフリカで始まりました。
彼らが遠くへ！と思ったから、人類は発生したわけですしね。
遠くへ行きたい。
コロナだけど、やっぱり行きたい。
（それは人類の本能なのかもしれない。本能でクリック！）
