おもてなし。。
表もなければ、裏もない。
そこにあるのは、心からのウエルカム。
古い言い方ですと、両面A盤なわけです。
あちゃらさんで言うと。。
リバーシブル？
この頃が懐かしいですなあ。。
美しいフランス語でした。
滝川クリステルも、もっとも調子こいた時期でしょうなあ。
今、コロナパニックの空気の中で
冷静に写真で見ると、まあ結構傷んではりますな。。
さて。。
これまで青さんが展開してきた「喘ぎ」。
喘ぎ声はメッセージなのか？ 喘ぎ ３ - CHUFF!! チャフで行こうよ。
思考を自由連想に乗せてたどり着いたその地は？
日本の「おもてなし」に通じる世界観。
怒涛の５千文字ですので、お暇な時に。
では、さっそく！
前回はこちら。
この続きになります。
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次に、意図せず声が出るパターンを考えてみましょう。
「失笑」という言葉があります。
大変誤用されやすく、
むしろ「冷ややかに笑う」という意味で
使っている方が多いのではないでしょうか。
本来は、してはいけなかったこと。
つまり失禁と同じ使い方の言葉です。
失敗しちゃったわけですね。
笑ってしまう方は、爆笑系です。
けっして、「へっ」と笑うものではありません。
トイレ以外の場所で出ちゃうのが「失禁」。
笑っちゃだめなときに出ちゃうのが「失笑」ということです。
「失笑をかう」という場合、
やらかして吹き出し笑いをされてしまった、
という意味になります。
国語の問題はこのぐらいにして、笑いを語ります。
笑いというのは時に我慢できないものです。
しかし笑いとはなにか、と言い出すと
富士の樹海ですので、あえてここでは限定します。
「吹き出し笑い」
あのときに体に何がおきるのかを考えることにします。
「笑いすぎて腹筋割れるわ！」
というツッコミがありますが、
実際に大きな笑いでは筋肉が動きます。
笑いの真贋を見分けるのは意外に簡単らしく、
腹筋の動きを見ればわかるそうです。
本当に笑っているときは、
腹筋が激しく動いているということなのでしょう。
呼吸が激しくなるときは
筋肉が動いているのであります。
呼吸しながら筋肉が動くということは
音が出るということです。
よって笑いは
「思わず出てしまう声」
ということが言えるのではないでしょうか。
笑いの効果を科学的に考えると、
リラックスだそうです。
筋肉は大きく動いていますが、
脳の作用としては緩む作用があるとのこと。
そういえば「笑い」について、
亡くなった桂枝雀師が、
生前「緊張の緩和」を提唱しておられました。
大雑把に言えば、笑いというのは
適度な緊張とその緩和によって生まれる、という考え方です。
緊張が緩和するときに筋肉が作用して声が出る。
こう考えると、私の想定は
少し間違っていたかもしれません。
声は、緊張の局面ではなく
緩和の局面で出ているのではないか。
脳が処理できる刺激を越えた分を、
発散するために出ているのではないか。
喘ぎ声というのは、
オーバーフローなのかもしれません。
圧力鍋で、シュッシュと蒸気が出てくるようなもの。
あれが喘ぎ声の正体なのではないか、
との考察にいたったわけです。
刺激を受ける、というのは緊張の局面です。
声の作用は刺激を
外部に逃がすことである可能性があるように思います。
脳が継続的に受ける刺激を処理するため、
普通の状態から特別な状態に切り替わっていくのは、
イメージとしては膨らんでいく水槽です。
膨らみ始めたばかりの水槽。
処理能力の小さな水槽。
そこに貯めておける「水の量」は少ないので、
ちょっとしたことでもオーバーフローが発生します。
これが、小さく短い高音の喘ぎ声です。
水を受け入れる準備が整いますと、
水槽は膨らみ処理能力は上がります。
よって、貯めることのできる水量は増えます。
しかし、そのままではいずれオーバーフロー。
よって、受け入れる水のペースを
コントロールするようになります。
この水を『刺激』とすれば説明が付きます。
つまり、そのペースの制御が、低く長い喘ぎ声。
そう考えると合点がいきます。
その発声によって、外に逃がすわけですね。
刺激を逃がすことで、貯める量を調整できます。
熱い風呂に入るときに出る
「あ"～～～」
あれと同じです。
こういう喘ぎ声は洋ピンで聞くことが多いのですが、
性的な刺激に対してどう向き合うかという
文化的な違いを垣間見ることが出来るのではないでしょうか。
性的な刺激を受け続けると、
男性の場合は射精を迎えることになります。
ここからが大変難しいところです。
男性は性的な刺激の到達点がありますが、
女性にそれがあるのかどうかが
実に微妙だと思うんです。
男性の場合は尿道を液体が通過する、
という物理的なサインがありますが、
女性にはそれがない。
視覚的にわかりやすい
「潮吹き」が流行っている昨今ですが、
お小水が出る気持ちよさと
射精は同じじゃないでしょう？
ただ、尿道を何かが通ることの気持ちよさ
というのはやはりあるらしく、
尿道オナニーというものが存在しておりますから…
ちがう！
そっちじゃない！
今回は喘ぎ声の話です。
女性がイクというのはどういうことなのか。
それがいまいちピンときておりませんから
ふわふわした話になってしまいます。
そこで、仮定として
お笑いのネタの大落で爆笑する時のようなもの、
と考えてみたいと思います。
期待通りに笑いが積み上がり、
時々吹き出すような場面もあり、
いよいよ落ちで爆笑喝采。
これが、女性が性的に達する過程と
同じなのではないかと仮定して考えてみるわけです。
くすぐり、という小ネタで
「笑う準備」を整えていくのが、いわば前戯。
ネタに入って時折笑いが起きるというのが本番。
そして、オチがついてフィニッシュ。
結論があって書き出したものではないので、
この展開は私もちょっと驚きです。
これ、正解で良いんじゃないでしょうか。
女性が性的な快楽を得るには、
肉体的な刺激だけではなく、
精神的な作用も必要になってくるわけでしょう。
同じようなネタでも、
お気に入りの芸人とそうでない芸人では
笑いやすさが違う。
また、気分が乗らない場合は
面白いはずのネタも笑えない。
斬新なネタは笑いやすいが、
なれるとそうでもなくなる。
また、何度聞いても面白いネタがある。
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つまり、喘ぎ声の正体は
「爆笑」
「笑顔」
「愛想笑い」
の3種類に準ずるものであると
考えて良いのではないかと思います。
① 腹の底から気持ちがいいときに出る喘ぎ声
② 心地いいときの喘ぎ声
③ 気遣いの喘ぎ声の3種類です。
筋肉が作用するのは①です。
笑いに当てはめると、
積み上げて現れてくるものであり、
いきなり出てこないものです。
また、押さえきれないものであるはずなので、
筋肉の作用を観察できるでしょう。
この部分も見事に演じる方がおられますが、
そこまで演じてもらったのなら
真偽を確認するよりも感謝すべきだと思います。
②については我慢できるものです。
我慢しない、というところに
好意が現れておりますから、
嘘か真かは心配しなくても大丈夫だと思います。
どのぐらい我慢できるものなのかを
確認する方法を考えてみたところ、
あとは昏睡系などで観察できるのではないかと思います。
好みが分かれるジャンルですので、
気になる方はどうぞ。
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それなりの数を見て感じるのは、
ほぼ無声でもなんとかなるんだな、
ということです。
鼻息が荒くなるという
程度の変化はありますが、
喘ぎ声は堪えることができる範囲が広い印象でした。
男性の場合、
オナニーで声が出る人はあまりいないでしょう。
女性もそんな感じだと思うんですよ。
ということは、やはり相手があってこその
「喘ぎ声」なのだと思います。
キャバクラで楽しそうに話を聞いてくれる女性と、
風俗で感じてくれる女性とは、
精神の作用としては同じことをしているのです。
相手との関係性。
おそらくはここが
「喘ぎ声の真贋」の決め手だと思うわけです。
であるならば、喘ぎ声の真贋には
さほど意味がない。
人間同士の関係性が確立されているのなら、
全部本物なんです。
そこにあるのは真贋ではなく、
好み。
可愛らしくアンアン言うのが好きな人。
大声を出したほうが気持ちよくなる人。
できるだけ我慢したい人。
全部好みの差です。
私の場合は、
にじみ出てくるような喘ぎ声が好みです。
AV女優で言えば、、誰でしょうねぇ…
ずいぶん古い名前になりましたが、
「浅尾リカ」さんの
喉を鳴らすような絶叫はゾクゾクしましたねぇ。
参考動画を上げておきます。
未成年は禁止ですぞ！
AVというのは、映像作品です。
ファンタジーなんです。
舞台芸術は、舞台の上だから成立する表現
であるように、AVもモニターの中だからこそ
成立する表現なんです。
AV女優のような喘ぎ声が、
自分の相手から出てこなくても
気にする必要はありません。
AV女優の喘ぎ声は、
カメラの前という状況で、
そもそも脚本があり、
監督がいる状況で出ているものです。
どんなに本物っぽく見えて、
実際限りなく本物のようであっても、
ファンタジーなのであります。
実際の会話の中で、
わざとらしい愛想笑いはいざしらず、
上手に微笑むことを「嘘の笑い」というのは違うでしょう。
吹き出してしまうようなものは、
疑う余地もなく「笑い」ですが、
会話が心地良いときに顔に浮かぶ笑みも
これまた「笑い」です。
同じように、
声が出てしまうような喘ぎ声だけではなく、
心地よさを表明するようなものもまた、
喘ぎ声なのだろうと思います。
長々書いてきましたが、そろそろ結論です。
「喘ぎ声って」なんだろう。
ちょっと頭をよぎった疑問の、私なりの答えは
「相手への語りかけであり、性行為という肉体言語の笑い声である」
いま、吉本が無観客の公演を配信しています。
時々見ていますが、
客席の反応がないというだけで、
面白いネタもなんとなく
パサッとした印象を受けてしまいがちです。
だからといって、昔のバラエティ番組のように、
腹筋を使っていないおばちゃん笑い声を差し込まれても、
わざとらしくて冷めてしまいます。
静かなら良いのか、というとそうではない。
賑やかなら良いのか、というとそうでもない。
丁度いいを探して、
楽しい時間を過ごしていただければ
それで良いんじゃないかと思います。
流石にもう終わりますが、
演劇としてのAVは喘ぎ声を
もう少し工夫できるとは思いますよ。
潮吹き等、
男性にわかりやすい絶頂を
演じる必要があるのはわかります。
だから、どうしても絶叫しがちであり、
騒がしくなりがちです。
実際はただ、おしっこが出ているだけです。
尿道に石でも入っていないかぎり、
おしっこで絶叫することはないと思うんです。
むしろ
「ああ、、、」
のような、脱力の喘ぎのほうが嘘っぽくないと思うのです。
吠えるような、
というと絶叫を思い浮かべるでしょうが、
吠え声で絶叫なのは「遠吠え」です。
大型獣が吠える時には、
喉の奥で音を響かせるような低音でしょう？
目の前の敵を威圧するように出す声が「吠える」なんです。
ぐっと握り込むような喘ぎ声が
演技で取り入れられると、
私のような視聴者は嬉しいんですけどね。
と個人的な感想を述べて、
テーマを締めくくりたいと思います。
面白いテーマでしたが、
こんなに書くのに苦労するとは思いませんでした。
良いですねぇ、ガチガチに硬いエロ話は。
そろそろ桜が咲きそうなので、
次はカメラの話になるかもしれません。
いよいよ春本番。
何かと気が沈むこの頃ですが、
景気は気ですからねぇ。
どーんと走ってバシバシ撮って、
嫌な気分をぶん投げてやろうと思います。
春分の日はどこに行こうかな。
天気は良さそうなので、
最西端にでも出かけてみようかなと
計画をすすめる私でありました。了
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ほう。。。
なるほど。。。
この展開になると、真贋を問うこと自体が
何という破廉恥で下品な行為なのか、となるわけですね。
以前書いた京都人のお話。
あの笑顔も、この笑顔も
実は笑顔であって疑うべきものではない、わけです。
そこにある笑顔は事実であり、
それに返す笑顔もまた事実であります。
喘ぎ。。
今更にして思い出しました。
色即是空
空即是色
まさか、般若心経に至るとは。。
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