CHUFF!! チャフで行こうよ。

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結婚しますって。。 青さんの休日返上後編

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あじさいもどうかとは思うんですが。。

さてさて、意外な展開だった前回。

 

chuff.hatenablog.com

 

ご家族顔合わせのフレンチ。

長子たるもの、いろいろ大変です。

カメラがこんな場面で。。

 

ではさっそく!

 

 

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この予定が決まってからというのも、

一ヶ月ほどずっと調子が悪い。

なんかもう、すごく気が滅入っておりました。

ただでさえこんな感じのところに、

さらに色々ねぇ…

厄年ってのは、まだ先のはずなんですが

今年がそうなんじゃないかと思うほど、

色々発生しておりまして。

洗濯機の中に放り込まれたような、

渦の中でただ目を回しているような

そんな数ヶ月であります。 

 

気は重くても、

大人なんだから

ちゃんとしましょう。 

 

12時に会食がはじまるということなので、

11時30分頃につくよう家を出ました。

忘れたふりをして

カメラを置いていこうかと

ギリギリまで悩みましたが、

大人の分別のほうが勝ち

カメラバッグをたすき掛けにして車へ。

いつもより、少し重たい気がする

一眼レフであります。 

 

 

 

道は混むこともなく順調に会場入り。

駐車スペースを探すのに手間取りましたが、

だいたい想定していた時間どおりの到着でした。 

 

会場はホテル。

日曜日の昼ということもあり、

ロビー階は婚礼の招待客であろう人で

混雑しておりました。

 

どこかの会場の、

新郎の友人らしい人たちの群れを見て、

その婚礼の程度が何となく分かる

というのは偏見でしょうか?

まぁねぇ。

おじさん、それなりに長く生きてますし、

結婚式場の裏方を

やっていたこともありますが、

 

だいたい外れませんよ、

こういう「程度」の見積もりは。 

 

格好の付け方が

迷子になっている若人たちを

ぼんやり眺めていました。

そこへ、見違えるような和装の妹。

隣には、やがて義弟になる

ケンちゃんが。 

 

馬子にも衣装、、

なんてのは口に出さないのがお約束。

しかし、身内のよく目とは思いますが

なかなかの仕上がりであります。

 

気合入ってんなぁ、

妹氏。 

 

 

ケンちゃんは「ちょいと」年下だそうで、

若い男を夫にしようと思うと、

アラフォー女子は大変だなぁ、

なんて思いつつ。。

 

年下の男の子

年下の男の子

 

 

案内に従い歩いていくと、

レストランへ。

 

ホテルの小宴会場でも

使うのかと思っておりましたが、

レストランの個室が会場のようです。 

 

仄明かりにセッティングされたテーブル。

参加者が全員、ちょっとした

緊張感のまま食事をすることになる、

いわば戦場の風景でありました。 

 

 

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カメラの調整をしておりますと、

相手ご家族が到着。

その時、私はうっかりカメラを

バッグに入れて端の方にある

棚に置いたんですね。

 

つまりあれだ。

料理の写真とかは無いです。 

 

食事が始まる前に、

帰りは私が運転するから、と

妹氏に勧められたので、

断るのも悪いと思い、

昼間っからシャンパンをいただくことに。

 

 

これがキリッと後味が良いものだから、

パカパカ飲んでしまいました。

酔うほどの量ではありませんでしたが、

少し緊張がほぐれていい具合でした。 

 

薄暗い個室に漂う、独特の空気。

手を振れば、水紋のように

空気の流れが見えるような気がしました。 

 

そういう重いエアーを切り裂く役割は、

いつだって彼女ら異能交渉体。

相手のご母堂とうちの母が、

それはもうなめらかに

会話を始めております。 

 

 

 

間にあるテーブルが

巨大な川のようでしたが、

おばちゃん同士が双方から

架けた橋を通って父同士も

チラホラと話をしておりました。 

 

私の正面には私とほぼ同い年の

お兄さんが座っているのですが、

ここは最後まで

居合でもやっているような

緊張感のままでした。 

 

 

団塊ジュニア世代は困ったものですね、

と鏡を見ながら自分に語りかけたのは、

何度めかのトイレのときでした。 

 

 

料理はフランスの本寸法。

オードブルからスープ、、

と進んでいきます。 

 

 

昼間から、人の金で、

シャンパン片手にフランス料理。 

 

 

基礎からわかる フランス料理

基礎からわかる フランス料理

 

 

 

書いてみるとステキな出来事なのですが、

その当時うまいな、

と思いながら食ったはずの料理が

今思い出してみるとおぼろげです。 

 

水曜日に食べた唐揚げ定食の、

小鉢の胡瓜の和え物がうまかったのは

覚えているんですがねぇ。 

 

飲みつ食いつして

時間は過ぎていきますが、

なかなか終わりません。 

 

途中から私はこれの文章の

構想を練り始めましたが、

メモをとるわけにも行かず。 

 

飲み干すと注がれるシャンパン。

ゆっくりと運ばれてくる料理。

…もう飽きたなぁ。。 

 

 

すっかり軽さを取り戻した室内の空気。

肉が出てそろそろ終りが近づいてきました。 

 

牛頬肉の煮込みと子羊のステーキ。

美味しかったですが、

量が小鳥の餌ぐらいしか無いのがねぇ。 

私みたいなもんは、

国産の牛脂が注入された輸入牛で

十分でありますから、

200グラム欲しいところであります。 

 

デザートが出て、コーヒー。

ああ、終わった。 

 

 

最後に記念撮影を、という事になりました。

いよいよ出番です。 

 

ついこの間、カメラを手に入れたばかりの

ど新人ですが、偉そうにセッティング。

給仕さんにカメラを渡し、

パチリパチリと二枚の撮影が行われました。

確認したところ、、

まぁ、こんなものでしょう。 

 

後は帰るだけ。 

兵どもが夢の跡を撮影して、

レストランを後にしました。 

  

 

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ハンドルを握ってここまで来ましたが、

帰りは助手席です。

ただ座っているのも暇だったので、

写真を撮っておりました。 

 

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せっかく着物を着付けているのだから、

母の実家に見せに行こう

と言うことになりまして、

途中のケーキ屋でお土産を買うとのこと。 

 

駐車場に駐めて、

店内に入っていく妹氏。

私は助手席の窓を開け、

ぼんやり外を眺めていると

美しく咲いているアジサイが目に止まりました。 

 

レンズを望遠に取り替え、

助手席からぐっとズームしてパチリ、と。

そんな感じの撮り方でしたが、

花の魅力とカメラの力がいかんなく発揮され、

なかなかの写真が撮れたのが

本日最大の収穫でありました。 

 

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よし。

これで一通りのイベントは済んだ。

たぶん。 

 

次は披露宴でしょう。

詳しいことは知りませんが、

年内になるらしいとのことです。 

 

妹よ、ふすま一枚へだてて今~♪ 

 

 

妹

 

 

なんて口ずさむのは

まだ先のことになりそうですが、

夏のシーズンは後顧の憂い無く

走り回ることが出来…

れば良いんですけどねぇ。 

 

なかなか梅雨が来ない今年ですが、

それでも季節はどんどんと進んでいるようで。 

秋が深まってくる頃には、

また違う感慨が去来するのかしら。

なんておセンチも無いこともなかった、

今日の佳き日でありました。了

 

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まずはおめでとうございます。

そうですか、年下の男ですか。

 

いやー、頑張りましたね妹さん。

10年前の事故が嘘のようです。

 

こうやって、時間が流れてゆくのを感じると

不思議な感慨にふけってしまします。

10年。

お互い、いろいろありましたなあ。

 

まあ、兄貴として複雑な心中でありましょうけど

祝ってのは派手な方が良うござんすね。

妹さんの幸多からんことを祈りつつ、

おめでとうございます。

 

(本当に時間は平等に流れますなあ。あっという間だぜ!でクリック!)

 

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