さて、いったい誰と?
その前振りがこちら。
青さんがスーツを着てくれと頼まれる。
これはよほどのこと。
ワタイとしては、幼馴染ととか
いろいろ考えたんですね。
驚愕の真実が今ここに。
ではさっそく!
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もったいぶってもあれなので、
まず何が起きていたのかを
ご説明しましょう。
妹氏、結婚。
これが原因で、
イライラしたりストレスを
感じていたわけですね。
「え?」
そう思ったあなた。
その感想はそんなに間違っていない。
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しかしこう考えてください。
私は月曜から土曜まで、
お陰様で忙しくさせていただいております。
日曜日、それはもう大切な、
貴重な休日であります。
その日にバイクに乗るために
頑張っているわけですよ、私は。
その日曜日に、しかもまた狙ったように
いい天気のお休みに、
私に全く非がない理由で
バイクに乗れないわけです。
ご挨拶とかでね、
私は家にいなきゃだめなんだそうです。
父母はしょうがない。
一人娘を嫁に出そうと思えば、
挨拶は受けなきゃだめでしょう。
私、その場にいなきゃ
ダメなんでしょうか?
と割とがっちりゴネてみたんですが、
近所の親類まで出てきて
「いなきゃだめだ」と
言われるものですから、
高千穂にも行けずじまいで
今に至るわけです。
週末を狙ったように
崩れる天気もあいまって、
通勤にバイクを使い出すようになりました。
そのぐらいしか乗れないのね、
見事に私の時間を潰されるものだから。
好きにしろ、と。
例えばもし、私が
「だめだ!そんな男に嫁に行くなんて許さん!」
と言ったとして、
それが通るのなら私の責任は重大です。
責任が重いということは
義務があるということです。
それなら判るんですけどね、
わたしはほら、
どうでもいいわけです。
お好きにどうぞ、と。
今年四十の私の妹なので、
年もそれなりですよ。
いい大人が、吟味した挙げ句
選んだ相手でしょう?
良いじゃありませんか、
ご随意になさったら。
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私には意見がありません。
私の立場は小口株主みたいなもので、
形式上意見は表明できますが、
委任状はすでに
お渡ししているじゃありませんか、と。
なぜ総会に呼びつけられなければならないのか、
それがわからないのであります。
でもまぁね、たった一人の妹ですから。
抵抗は試みますが、折れておりました。
もっと言えば、
田舎に住んでおります関係上、
あまり我を通して
「あいつはやっぱり変人だ」
と親類から再確認されると、
なかなかに生きづろうございますからね。
大人ってのは苦虫を噛み潰しながら
日々を送るものであります。
家にいっぱなしというのなら
妹の所作などを大目に見ますけれど、
嫁ぐとなれば話は別です。
うちであまり緩めておくと、
新婚生活に問題が出てもあれなので、
兄は心を鬼にして
「小姑」と化して、
ビシビシ鍛え直しております。
で、本日日曜日。
私が「スーツを着なければならない理由」が、
ご両家顔合わせのイベントでありました。
綿パンにジャケットぐらいでも
いいんじゃないか。
やはりゴネてみたんですが、
拝むようにスーツを着てくれと
頼まれてはしょうがない。
私は本質的に人見知りです。
ただ、果物屋のおじさんという役を
演じているときは大丈夫。
規模の小さなデ・ニーロ・アプローチであります。
素おじさんだとこれが大変です。
今にして思えば若い頃、
どうしてコンパに行けていたのかが
さっぱり分からないんです。
知らないお嬢さんとお話するのが苦手。
しらないあんちゃんと話すもの苦手。
だから、話さずに済むように
生きているのでありますが、
今日は見知らぬ人たちと
会食をせねばならないわけです。
悪事を働いた覚えもないのに、
まるで罰ゲームであります。
着たくもないスーツ。
食いたくもないコース料理。
会いたくもない知らない人たち。
普通は心に収めておいて、
時間をかけて処理する感情を、
あえて人の目につくところに
書いてく自分の豪胆さに呆れております。
本心を言えばこれ以外にないのは事実です。
頼まれていたのは、
父母を車に乗せて時間どおりに
会場のホテルへ向かい、
記念撮影をガンレフで撮ってくれ、
ということでした。
私の一眼レフは、
私が撮りたいものを撮るために
大枚をはたいたのですが…
なんてことを口走った日には、
後で何を言われるか
わかったものではありません。
後編につづきます。。
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これは。。。
こういうパターンも有るザンスのか。。。
地域差と言うか、文化というか。。
どうなんでしょう、他の地域では。
親御さんは当然としてですが、兄弟までとなると。。
いや、長男ですからねえ。。
私の知る限りでは、
関西はそこまで厳しくないような。
でもまあ、なんというか。。
まあ、とにもかくにも。
おめでとうございます!
(皆様の地方での慣習ではいかがでしょうか?まあ、祝い事なのでクリック!)