この方をご存知の方は、マニアなバイク乗りでしょう。
木村信也さんと言いまして、日本人の方です。
見えます?日本人に?
かといって、どの国の人とも
いい難い雰囲気です。
まずはこちらの動画を
「世界のキムラ」と呼ばれていますけど
実際に世界に飛び出した人で
腕一本で生きてる人共通の雰囲気がありますね。
今回は、その木村さんのお話し。
なんというか、違う次元で生きている
そんな感じを私は受けるんです。
とても危うい感じとでもいいましょうか。
私、個人的に、
実に僅かにですけど、
人生で交差したことあるんです。
とてもいい人です。
もともと昆虫がお好きだったようで
その研究をしたくて琉球大学へ。
しかし、早くからバイクで生きてゆくと
一方では思っていたようです。
で、就職したのはあのレッドバロン。
何とも言えない、中途半端なメジャー企業。。
意外じゃないですか?
そこの旧車専門の修理部門にいたらしいんです。
数年後そこを辞めて、
ゼロエンジニアリングという
店を作り、大成功します。
そのファクトリーはまだありますけど
木村さんは関わってないようですね。
そこの代表作が「ロードホッパー」という
コンプリートマシン。
こういう感じです。
世界的にも絶賛され、
まさしく日の出の勢いだったわけです。
でも嫌になっちゃったようです。
いいですよね、そういう振り切れ方。
全て辞めて、アメリカへ行ってしまうんですね。
そこで、奥さんと二人で小さな町工場を開いて
パンク修理でもするか、と思っていたらしいんですね。
相当ぶっ飛んでますよ。
しかし、その才を惜しむ人
ほっとかない人によって
カスタムビルドの世界で、不動の地位を
獲得するわけです。
もうここまで来ると、カスタムビルダーと言うより
アートとして認められるところ、
そこまで来ている気がします。
さて、その作品ですが
このオーナーは誰だと思います?
この方ですわ。
なんか、古くからのお客さんみたいですよ。
対談もやってますしね。
B’zの稲葉を好きな人は
この動画をどうぞ。
まあ、才ある人は才ある人を
嗅ぎ分けるんでしょうなあ。。
しかし、話自体は実に無茶苦茶で面白いです。
で、次のこれ。
ドカッティの750SSでしょうか。
これ、ブラッド・ピットのバイクです。
ちょっと黙っちゃいません?
もちろん、一般人も申し込めます。
順番待ちとか、予算とかいろいろ
普通は無理だと思うんですけど。
不可能ではないです。
クラッシックバイクでのレースも
1915年製のインディアンで走ります。
これでアメリカ横断するわけです。
これも大変頭おかしい世界ですね!
興味のある方はどうぞ。
英語ですけど、問題なく楽しめます。
あれ、レギュレーションが変わって
クソ古いのでは参加できなくなってるみたいですねえ。
どうしたんでしょう。
木村さんが走るの楽しみにしてたのに。
最近、木村さんのサイトが更新されてないのも
ずっと気になってるんです。
何かあったのでなければよいのですけど。。
世界に誇るべきクリエイター。
その穏やかな激しさ。
本当にモノを作っている人の素晴らしさ。
本当にアートとして
カスタムバイクをMOMAが収蔵するとすれば、
木村信也でしょうねえ。。
これは、実にすごい話なんです、というお話でした。
(いろいろ権利関係とかややこしくなってくるんだろうなあ。まあ、そこはクリックで!)
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