正真正銘、直球ど真ん中！
背負い投げ一本！
左フック一発！
うおりゃあカウンタック！
とかあるでしょ？
もうね、どこからどうみても
バカバカしくてカッコいいの！
自分がそうするか、とか
自分なら欲しいか、とか
そんなチンケなことはどうでもいいの。
そう、ただただカッコよさ！
いるんですよ、我が国にも！
それがギターウルフ！
もうあらゆる褒め言葉で、
カッコイイ！
それ以外のことは思いつかない。
そう思う男ってそうはいないよね。
反論の出ない満場一致で、
他の追随を許さないのは、
全盛期のジュリーと
これに異議する奴は
人権停止でよろしい！
ところがまだいるんですよ、わが国にも！
しかもごり押し、正面突破。
理由もなくそう言わせてしまうエネルギー。
それがギター・ウルフ。
このご時世に、
初代ベーシストが夭折しちゃった。
カッコ良すぎるだろ！
二代目のベーシストに要求されたのは
「脚を細くしろ！だせえから！」
なんだ、その感覚！
カッコイイじゃねーか！
ヴォーカルとギターをやってるのが、
セイジという男。
実は俺より年上なんだわ。
なんだそれ？
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二枚目なんだか、
不細工なんだか、よく分からねえ。
ところが、なにがんだかとにもかくにも、
カッコイイと思わされちゃうんだ。
オマケに、セイジはバイク乗り。
カワサキのZ2乗りだと来たもんだ！
ベタかどうかのギリギリ！
剣道で言えば、踏み込んでの面一本だ！
なんだよこいつ！
俺なら人間国宝にしちゃうぜ！
しかも、海外でくそほどライブやってるのに
日本でもしっかりドサまわりしてて、
追加チケット購入で、
楽屋で一緒に
鍋つつけるって言うじゃない？
なんて気軽なスーパースター！
最高じゃねえか！
OK,これがそいつのブログだぜ！ロケンロー！
フジヤマシャウト！
どうだ、このセンス！
フジヤマシャウト！
どうだ、もうごめんなさいだろ？
奴らの音楽は、
はっきり言って下手だ！！
しかし、それを超えてものがあるという
神がかり的ななにかが
俺の心の奥に響く。
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ステップが動き出し、
リズムは頭の中で反芻される。
いわゆるフル10、音の暴力。
ヘタと言ってもいいかもしれないな。
いや、やっぱ下手だ。
だからと言って、上手いのを
聞きたいわけじゃねえんだよ！
欲しいのは
精神の高揚だ！
それがここにはあるわけさ！
ところがさ、なんて言うかなあ、
昭和臭満載なんだな。
さっきも言ったように
セイジは俺よりも年上なんだよな。
ライブでジャンプしすぎて
人工股関節入れてるハイブリッドロッカー！
奴らの音楽が
ガキに分かるとは
思えないんだよな。
心に少年を保ち続ける事の難しさを、
ストレートに歌い跳ばす。
革ジャン、
バイク、
マイクから噴き出すのは
俺の熱い魂だぜ！
俺今、すげえ確定申告から
逃避できたよ！
オオ、イヤァ！
実はあの「世界のキムラ」こと木村信也さんともお友達らしい！
オオ！イヤア！
（この熱さに触れて火傷しろ！熱風ジローがお気に入り！でクリック！）
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