CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。少しもの知りになれるかもです。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

艱難汝を玉にす!(読める?)青さんの試練

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読めないでしょ、普通は。

検索しても、聞いたことない言葉じゃないですか?

 

青さんは私より、かなり若いんですが

私より古典とか詳しいですねえ。

 

まあ、読みはともかく、

苦労が君を磨いて玉にするんだよ!

という、いい迷惑な故事ですね!

 

ではさっそく!

 

 

=======

 

雨が降り、

駐車料金が高く付きそうな場合、

カッパを着て

原付きで出かけることは

あまりありません。

 

さすがに

寒いから。

 

 

そういう場合は、

やむを得ずバスです。

高校生の頃は

毎朝毎夕乗っていましたし、

慣れていたはずなんですが…

 

いやぁ、嫌いですねぇ、

路線バス。

 

公共交通機関はだいたい好きです。

しかし、路線バスは嫌い。

なぜだろう、と考えてみたんです。

多分非合理なんですね、路線バス。

 

 

私の家から目的地まで行くのに、

絶対に通らないルートを通る。

 

それはしょうがないんですね、経営的に。

 

同じバスでも高速バスは、

だいたい合理的なルートです。

電車も線路の都合で、

さほど非合理的な線は引けません。

 

でも路線バス。

自在に動き回れる特性から、

それはもう無駄にあちこち曲がります。

 

それでも昔は寝れたので、

気にせずに済んで

いたのかもしれませんが、

すっかり慣れを失っている今

となっては周りが気になって

ウトウトも出来ません。

 

いい気候の頃のバイクのほうが、

よっぽどウトウトしますよ。

気を引き締めなきゃいけませんね、

春や秋は。

 

 

で、本日。

ただでさえ嫌いな路線バスが、

もっと嫌いになる出来事に

遭遇しました。

 

 

雨でしたので、

果物を売りに出かけるために

バスに乗ったんです。

 

目を閉じてなんとか

睡魔の来訪を待つのですが、

彼は基本的に待たれるのが嫌いです。

 

かくなる上はしょうがないので、

なにか書くべきネタが無いものか

構想を練っておりました所、

隣に座ってくる誰か。

 

ここからの話は、

信じてもらえなく

てもいいです。

 

ただね、私が激発せずに

いられたのは今、

こうしてこれを

読んでくださっている

 

あなたのおかげなので、

心から感謝を申し上げます。

 

 

隣に誰かが座ってくるというのは、

公共交通機関なので

特に問題ありません。


問題は、その人の体重が

私の右半身にずっしり

乗っかっているということでしょう。

 

私は細かありませんが、

重なられるほど幅広でもありません。

私二人が並んで座っても、

きちんと収まるはずです。

 

が、その人は

私に半分重なっている。

それだけでもう衝撃です。

 

え?」

 

瞑想していた私は

薄く目を開け、

隣を確認しました。

 

80過ぎと思しき

おじいさんでした。

 

こういう時に負ける私ではありません。

重なられて実に不愉快ですが、

気にせず目を閉じました。

 

次の瞬間。

これは私、

今でも夢だったんじゃないかと

疑わしいのですが、

濡れた傘が私の

 

「膝と膝の間」に差し込まれました。

 

 

とっさのことだったので、

うっかりぶん殴って

しまいそうになりましたが、

爺さんひっぱたいても

自慢にはなりません。

 

それよりもこの状況に

身を任せてみようと思いました。

 

理由は今、

あなたが目にしているチャフです。

 

冷たい内もも、

水の雫がとんだ手の甲。

爺さんは、

濡れたカバンから

ヨレヨレのノート、

アドレス帳と書いてあったように

思うんですが、

それを開いて何かを

確認しているようです。

 

当然、私の右腕の上に

体重は乗っており、

私の足の隙間は

傘立てになっています。

 

 

しばらくして確認が済んだのか、

ノートをしまって…

いや、自分に起きたこと

じゃなければ私も

盛った話だと思うはずですが、

座り心地が悪かったらしく、

自分の背中の下にある

私の腕を揉んだんですよ。

 

「なんだか背中に当たるものがあるが、なんだろう」

 

そんな感じで、

私の腕をじっくりと

確認するように揉みます。

 

ああ、四十前でよかった。

20代なら頭真っ白になっていたなぁ。。

 

ほっといても、

さほど経たずに旅立つ人です。

 

黄泉のくに (日本の物語絵本)

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いまさら急かす必要もないでしょう。

でも、本当に良かった。

あなたがこれを読んでくれて。

 

流石に大声は出そうになりましたが、

それもぐっとこらえて。

 

今私が不快なだけですが、

大声を出すと

車内のすべての人が

不快になりますからね。

 

後先考えず、

というところまでは

行っていなかったのでしょうな、

そう考えると。

 

長崎駅をすぎると、

乗客は徐々に減っていきます。

ちらほら、座席にも

空きが出てきます。

 

しかしジジイ、

動きません。

 

みっちり私の横に

詰まってびくともしません。

気づいたら、

私に重ならず

キチンと座っていやがります。

 

最初からそうしなさいよ、

というのはもういいです。

華麗なる芳香も

いい加減辛くなってきました。

 

私は「出島表門橋」という、

終点の一駅手前で

降りたかったんですが、

こうなれば意地です。

 

人生劇場

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ジジイにわずかでも、

下手に出るような

言葉をかけたくありません。

 

「すいません、おります」

 

普通ならそれで済むんですが、

今の私の気分だと、

何も言わずにゴリゴリ

力押しで排除して

しまいそうでしたからね。

 

そこでこいつも

降りてくれれば良いんだけどな、

と思っていましたが、無反応。

 

もうろくんと、

終点「長崎新地ターミナル」

まで一緒でした。

 

忍の一字は

衆妙の門とは言うものの、

一人の力ではなかなか大変です。

 

衆妙の門―老子に学ぶ福祉の原点

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あなたに褒められたくて、

という高倉健のエッセイがあります。

内容もなかなか面白かったですが、

実に良いタイトルです。

 

そうしてみると、私の場合は

「あなたに笑ってほしくて」ですな。

 

苦しいことも、

あなたのおかげで乗り越えられる。

この境地、得難いものであります。

 

あなたに褒められたくて (集英社文庫)

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くそったれな出来事に遭遇して、

誰かのお陰を感じる事ができた。

 

そう考えると散々だったはずの今日も、

じつは良い日だったのかもしれない

と思える、冷たい雨の一日でした。了

 

=======

 

なんと言うか。。

災難でしたなあ。。

 

実に磨かれてこられましたなあ。。

 

まあ、厄払いみたいなもんですな!

クリスマスにいいお話し。

 

(馬小屋で生まれたわけねーだろーがー!この季節に!まあ、でもクリック!)

 

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