普通に帰れると思うなよ! 10年前への青さんの旅
その現場を検証し、立ち去った青さん。
10年の月日は、すべてを消しておりました。
しかし、その日はいろいろあったようで。
運命の背徳への関与には
おまけがつくのが常道。。
ではさっそく!
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珍しく、休憩もとっているし
昼飯も食った。
成長しているんだなぁ、私も。
後は寄るところもなく
帰るだけ。
ルートをどうするかだけの話です。
とりあえず…
久留米まで南下してみるか。
牧のうどん鳥栖店の交差点を、
久留米に向かって走っていきます。
危ない道が続きます。
酷道のそれではなく、
スカイブルーのナイスガイが、
うっかりさんを探していそうな、
という方です。
佐賀によくある、
畑と直線というシチュエーション。
信号があるから一般道ですが、
うねりをともなう長崎道と
いい勝負ができそうな道。
筑後川と橋。
久留米大学が見えてきました。
もうひとつの「きゅうだい」であります。
久留米以外だと、
「きゅうだい」
は九州帝国大学のことを指しますが、
このへんで「きゅうだい病院」
といえば久留米大学病院のことです。
私立大学ですが歴史は古く、
医学部から始まった大学です。
長崎大学と似たような
出来上がり方なので、
ちょっとした親近感を感じますねぇ。
友人が通っておりましたが、
久留米にはついに一度も
遊びに行きませんでした。
基本的に出不精ですからね、私は。
遊びに行く理由がある頃には
来なかった場所に、
特に意味もなくいる不思議。
妙な気分を味わいつつ
直進しておりました。
久留米の明治通りを右折。
そのまま走って水天宮通り、
道なりに進んで豆津橋。
渡り終わると川沿いを下るか、
直進するかの選択です。
結論から言いますが、
どちらも地獄でした。
極端なことを言えば、
一気に長洲まで行って、
フェリーで島原に渡るのが
正解だったかもしれない。
そんなことを知らない私は直進。
久留米分岐、という
交差点まで走って国道34へ。
曲がってすぐ見えるのは、
読めますか?
ちょっと難しいかもしれませんね。
メタバル、と読みます。
九州では原を「バル」と読む事が多い。
長崎で言えば、ラクビー場がある
大村の放虎原(ホウコバル)や、
福岡だと南区の桧原(ヒバル)、
熊本にある西南戦争の激戦地は
田原(タバル)坂ですね。
こういうのはね、方言みたいなものなので
ニュアンスの問題です。
でもね、私はどうしても
納得がいかない地名があります。
宮崎県にある、空自の基地。
タバル、はわかりますね。
新ですよ、問題は。
ニュウ、と読むんですよ。
ニュウタバル。
NEWかよ、と。
セシボンで佐世保かよ、と。
因みに、佐世保の由来は
よくわかっておりませんが、
松浦氏の関係に「
佐世保氏」がいたそうなので、
セ・シ・ボン説は微妙なんじゃないかしら、
というのが私の立場です。
地名の由来については
ゴネてもしょうがないとは思いますが、
気になると眠れなくなるたちなのです。
春日三球を知る人も少なくなってきましたねぇ。。
目達原でメタバルなら、
小達原でコタバルなんでしょうか。
すごく上陸作戦が捗りそうな名前であります。
そんなことを思いついて、
ニヤニヤしながら走っておりましたが、
雲行きが怪しくなってきます。
34号線は混みます。
知ってる。
でもね、今日はちょっと異常だな、と。
流れが鈍くなるのは
いつもどおりでしょうが、
止まるというのは変です。
そういえば、さっきから電光掲示板に
「嘉瀬大橋付近渋滞」という情報。
嘉瀬川、、
11月、、
河川敷、、、
あ!!!!
つづきます。
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ああ、これはあれですね。
間違いなくあれだ。
っておわかりにならない?
まあ、そうでしょうねえ。。
私思うんですが、九州の人って
並ぶの苦じゃないの?
ってくらい並びますよね。
まあ、主観的な苦い体験があるのですなあ。
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