もうすっかり古典扱いで
ファンもいるかもしれないですねえ。
設定は、間違いなく
スケバン刑事のパクリでしょう!
そんなことはよいのですが、
彫刻の街とか、イチびってた神戸の
芸術はホワイ?第二弾です。
このまえのはこれね。
でも、今回はニキータです。
トアロードにニキータという
女性の靴屋さんがありますが
映画の方ですね。
映画「ニキータ」で
このシーンご記憶?
恋人とベニスに旅をして
そこで暗殺させられて、
ブー垂れてるシーン。
この帽子を被りこなせるのは
思っていました。
ところがですねえ。。
見かけたんですよ、三ノ宮で。
俗にフラワーロードという
三ノ宮から新神戸につながる道です。
そこに、全裸で
帽子だけ被ってるブロンズ。
マジで、立体やる人は
油ができなかったという疑念が
ふつふつと沸く、凡庸さ。
さあ、弓を引け!裸で言うけど@三ノ宮 pic.twitter.com/a5WeyQbku1
— 8マン (@chuff_de_gogo) October 22, 2018
まあ、これの後ろに
バスが走っていると言うのも
実にシュールです。
そういう点では、ホワイ?ながら
ゲージツ的でしょう。
しかし、私は考えたのですねえ。
そう思う私は、
何かを見逃しているのではないかと。
隠された意図。
それを見抜けないでどうする。
なんでもね、分かった気になっては
いかんのです。
考え込む路傍。
ふとフレーミングを変えてみる。
おお!
もしや!
視点を変えると。
— 8マン (@chuff_de_gogo) October 22, 2018
裸でなんですけど、あっちが新神戸駅です@三ノ宮 pic.twitter.com/ZEOaQNzvR1
確かに!
指さす先は、新幹線。
矢よりも速い、日本の高速鉄道。
そうか、そうであったか。
これは、時間の刹那を切り取った
そういう図であったか。
力強く、最速の電車に導く
このブロンズ。
雨の日も風の日も、
その意志に変わることはなく。
そのために帽子なんだろうか。
こんな感じの、意思なのだろうか?
もしくはこっちだろうか。
正直ね、アートには流行りがあるわけです。
その時その時に、
「おお!これはいけんじゃない!」
と思ったものが、作品になってるはずです。
でもねえ、ズレてんでガスねえ。。
上手い下手じゃないザンスよ。
ズレテル。
ずれっぷりが、逝ってしまっていないわけです。
頑張ってほしいですねえ。
私に
「あっちが新神戸駅です」
とか、思わせないくらいに
ぶっ飛んでいただきたいもんですなあ。
(普遍と言うのは、超絶イケてるからこそのもの。そこご理解よろしくでクリック!)

- 作者: Andy Pankhurst,Lucinda Hawksley,杉浦幸子,LLC SOMEONE'S GARDEN,片桐由賀
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