CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

これはコワイ、芸術はホワイ。

f:id:gemini-yahata:20181012165429j:plain

一時期、神戸は彫刻の街を

けっこうアピってました。

 

そのせいだと思うんですが、

街中に実にたくさんの

どうでもいい彫刻があります。

しかも、不思議な場所に。

 

トップ画の彫刻は、神戸国際会館の向かい。

みずほ銀行前にあります。

 

f:id:gemini-yahata:20181012165755p:plain

 

クソ街中というか。

そういう場所です。

 

 

こういうとこで、写メするなんて

以前ならバカにしてるとこです。

そんなにツイッターとかしたいの?

ああ、日本はどうなるんだ。

とかね。

 

しかし、ブロガー化してきた価値観は

それを昇華させます。

 

この彫刻を私はどう見るのか?

 

日々精神の研鑽です。

で私にはこう見えたんですね。

 

 

もうどうやっても、

そうとしか見えなくなってきました。 

その日は雨でした。

雨に濡れた裸体の彫刻が

お風呂で身体洗ってるか、

もしくは湯船で身体を伸ばしている

温泉旅行中のOLさん。

もしくは、まだ若い人妻。

 

しかし、私の探求が

そこで止まるはずもなく。

もしかすると、ここには別の真意が

秘められているんじゃないかと。

 

アーネスト・サトウ先生のことを

思い出したのです。

 

The Thig Itself !

 

chuff.hatenablog.com

 

そこでわずかに構図を変えてみました。

すると、意外な光景が見えてきます。

 

これだ!

 

と、思いましたね。

アッハ体験です。

「ああ、そうか!」と

脳に光が溢れ、結論がまず見えます。

その美しさ。

そのはかなさ。

まさに光あれ!です。

 

それがこの解釈。

 

 

苦悶を浮かべて同意しつつも

まだ心の準備ができていない。

そういう瞬間の

なんとも言えない空気。

恐れと、欲情と、興奮と。

 

荒い息。

流れる汗。

むせるような匂い。

湯気だつなにか。

 

もうね、戦慄をおぼえました。

若いカップルが映画を観に行くのか、

信号待ちしているここで。

 

スマートなベビーカーを押して歩く

みるからにお上品なマダム。

遠くには「自衛隊の違法性」を

誰も聞いていないのに

演説しているおばさん。

スマホ見ながら信号をわたり

派手にコケかけて周囲をにらむホスト風。

 

そのような人生が交差する

この角に。

 

この濡れだつ乙女!

 

 

それをですねえ、

こんな街なかで気づく私の身にも

なっていただきたいもんです。

 

ここですよ!ここ!

ストリートビューを切り取ってみます。

f:id:gemini-yahata:20181012171959p:plain

 

芸術とは残酷なものです。

それは知っていたつもりでした。

 

しかし、目の前にあると言うのは

かなり残酷な気がします。

 

アンリ・カルティエ=ブレッソン:20世紀最大の写真家 (「知の再発見」双書)

アンリ・カルティエ=ブレッソン:20世紀最大の写真家 (「知の再発見」双書)

 

 

見てしまったのです。

知ってしまったのです。

 

私には責任が

生じたのでございます。

何に対する責任かと、

疑問にお思いでしょうか?

お答えします。

 

 

人間。

つまり世界への

責任ですよ!

 

その内なる意志に従って、

当ブログは運営されておるわけです。

chuff.hatenablog.com

(ああ、今年の風邪は質が悪かったものねえ。仕方ないかもね、でクリック!)

 

ポートレイト 内なる静寂―アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集

ポートレイト 内なる静寂―アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集

 
カルティエ=ブレッソンのパリ

カルティエ=ブレッソンのパリ

 
アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)

アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)