みんさんは、アマレットと言うお酒を
ご存知でしょうか。
お菓子を作る趣味のある人なら、
もはやなくてはならないかもしれません。
そのまま飲むには、
ちょっと甘すぎる気もしますが、
なんとも退廃的なお酒です。
杏子の種から作るのですが、
広い意味では、杏子のお酒を、
アマレットと呼ぶ場合もあります。
青さん、梅に限らず、
パイナップルにも限らず、
杏子酒も作ってたわけです。
(季節的に、急ぎで割り込みますよ!)
ではさっそく。
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パイナップル酒を漬けた年。
さっそく8リットル瓶を使ったようです、私。
8リットル瓶というのは、
アルコール3.6リットル用です。
つまり、ホワイトリカー
2本分の果実酒づくりに使う瓶です。
初手からいきなり量が
すごいんですが、
梅じゃないようです。
「あんず」を仕込んだらしい、私は。
長崎だと、ちょっと珍しいアンズ。
おそらく、
時々立ち寄っていた直売所で、
たまたま見つけたんでしょう。
その直売所は、
この後も珍しい果実を
手に入れるために
大活躍した場所であります。
うーん、いい色。
今手に入ったらそうですねぇ、、
やはり、素直に
ホワイトリカーがいいかな、
と思いますねぇ。
梅は、日本中どこでも
だいたい手に入るものですが、
アンズがすぐに手に入る
地域というのは限られるようです。
主要な産地を調べてみると、
甲信から東北にかけての地域と、
瀬戸内周辺。
四国では宇和島で
市の花になっているので、
おそらく産地でしょう。
九州だと福岡や熊本に
ちょこちょこあるようですね。
長崎では殆ど出回らないと思います。
少なくとも、西彼半島では
あまり見かけませんね。
当時の記録を転載すると
「味付けは梅酒に準拠し、8リットル瓶に杏を放り込んで800グラムのグラニュー糖を投入。紙パック二本(二升)のホワイトリカーを注ぎまして、仕込み完了であります。」
とのこと。
これはどうなんでしょうか、
ちょっと砂糖が
少なすぎるような気がします。
今の私は2升あたり、
氷砂糖1キロに別の砂糖を
200グラム程度追加しますから、
かなりドライな
仕上がりになると思いますね。
あまりにも砂糖を控えると、
エキスの抽出が
イマイチになる場合があるそうですので、
どんなに少なくても、
1升に対しては500グラム
が底じゃないかと思います。
ただし、いちご酒のように
そもそも甘い果実に対しては、
少し控えめでも
いいんじゃないでしょうか。
このへんは感覚的なものなので、
毎年微調整して、
各々正解を見つけていけばいいと思います。
最初からいきなり大瓶
というのがじつにアレですが
、極端に砂糖が控えめな割に、
ものすごく美味かったのを覚えています。
梅酒に比べて
シャープさはそれなりですが、
香りと味わいの広がりは
抜群だった…と思います。
アンズが、それなりの値段で
手に入るのであれば、
おすすめです。
砂糖などは梅酒と
同じで大丈夫だと思います。
あんず酒は梅酒よりも、
飲みやすく仕上がった
ように記憶しておりますので、
はじめての果実酒にはおすすめ。
ただ、アンズは梅よりも
実が崩れやすいので、
早めに果実を引き上げたほうがいい、
と何かで読んだような覚えも…
まぁ、一年ぐらいは
大丈夫だと思います。
アンズの出回るシーズンは、
今月中頃から
一ヶ月ぐらいだと思います。
機会がありましたらぜひ、
お試しください。
了
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あんず、いいですよね。
あの、独特の甘み。
少しココナッツ系の風味もあって。
私、一時期アルコールがすごい
飲み方だったときに、
一杯目は杏子のお酒選んでました。
青さんは、福岡ツーリングの連載中なんですが、
これって、まさに季節ものですンでねえ。
決してSEOとか意識してるんじゃなく!
してないですってば!
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