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アーネスト・サトウを知ってるかい? その1 出会い

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私がY.アーネスト・サトウを知ったのは、

芸術新潮のこの特集でした。

 

芸術新潮 1999年 06月号 [特集 カメラ好き集まれ!]

芸術新潮 1999年 06月号 [特集 カメラ好き集まれ!]

 

もう、20年前のことになるんですねえ。

この雑誌、今も手に入るんですね。

カメラやる人は、買っておいて損はないですよ。

数百円くらいですしね。

 

当時私は、新聞広告で見たのだと思います。

グーグル以前のお話しです。

 

アーネスト・サトウで検索すると、

最初に出てくるのは、

明治の駐日英国外交官の

アーネスト・サトウ

この人ですね。

 

アーネスト・サトウの明治日本山岳記 (講談社学術文庫)

アーネスト・サトウの明治日本山岳記 (講談社学術文庫)

 

 

この人の本も、なかなか興味深いのですが、

今回取り上げるのは、写真家の

アーネスト・サトウです。

上述の芸術新潮のこの特集は、

アーネストのお弟子さんの

森村泰昌氏によってまとめられています。

アーネストに扮して画面に登場し、

彼の講義を再現しているのです。

 

写真の読み方、

世界の捉え方などについて。

 

そんなもの、教えてもらわなくても分かる!

と思う人も多いでしょう。

でもねえ、そんなに甘い世界じゃないですよ。

写真の世界も。

 

ところで、森村泰昌ってご存知ですか?

こんな人です。

氏のサイトはこちら。

http://www.morimura-ya.com

 

Wikiはこちら。

森村泰昌 - Wikipedia

 

わかりやすくまとまっているのが、こちら。

matome.naver.jp

 

まあ、現代美術の巨匠ですわ。

私が見たのは、氏のテスト用ポラロイドの、

捨てる写真1枚に、数万円弱の値段がついておりました。

そこから、いろいろ察することができるでしょ?

作品は、今はいくらなんでしょうねえ。

多分、ハガキサイズで30万くらいじゃないでしょうか。

 

まあ、すごい人です。

紫綬褒章もらってんですねえ。これは驚きです。

 

探しているうちに、こういうの見つけました。

このインタビューは面白いですね。

森村氏に興味を持たれた方は、

見てみてはいかがでしょう。

 

なにものかへのレクイエム - 森村泰昌 インタビュー|クリッピン・ジャム - Clippin JAM

 

うーむ。

なかなかアーネスト・サトウ

たどり着けませんね。

たぶんね、これも

私が好きすぎるからだと思うんです。

 

ドアーズと同じパターンですね。

chuff.hatenablog.com

 

ということは、これ一回ですまないですね。

とはいうものの、どんな写真家かは、

せめて書いておくべきでしょうね。

こんなの撮った人です。

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1960年前後の作品



特に一番左のは、見たことある人も多いかもしれません。

確か、だれかのCDジャケットになっていたはずです。

誰だったか、思い出せないんですけど。

いわゆるJ-POPの人だったと思うのですが。

 

どうです、美しい写真じゃないですか?

アーネストの作品は、アメリカ時代のものが、

非常に水墨画のように日本的です。

一方、日本で撮った作品は、とても西洋的印象です。

幾何学的というか。アール・デコ的と言うか。

 

次回、写真の見方そのものを変えられてしまった、

森村氏のアーネスト直伝講義についてお話しますね。

 

chuff.hatenablog.com

(いい写真は、何故いい写真なのか?それを明快に答えてくれてますよ!さあクリック!)

 

Y.アーネスト・サトウ写真集

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Y. Ernest Satow

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アンリ・カルティエ=ブレッソン:20世紀最大の写真家 (「知の再発見」双書)

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