ブログに行き詰った? その2 拝啓 アーネスト・サトウ様!
ネタを青さんに強要した前回。
まことに、ひどい話です。
しかし、青さんは果敢に、
やってくれましたね。。
なんか、さすがと言うか、
申し訳ないっていうか。。
でもね、人間学べる時に、
学んどくほうがいいですよ。
チャンスは、そうそうやってきません。
今回、青さんは、
アーネスト・サトウに挑戦します。
ではさっそく。
これに挑戦するんですね!
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豆腐を撮る。
丁寧なレクチャーをうけて、
実際にやってみよう!
という回であります。
道具を揃えて云々という話だと、
私には無理です。
絵心がない人間は、
いい風景を「作る」能力が低いから。
でも、どうだろう。
発見することは、
目を凝らせば
どうにかなる気がする。
というわけで、
豆腐を通じて考えてみます。
当たり前ですが、
みなさんご存知ですよね、
お豆腐!
今の時代、何でもあり得ますから、
一応確認です。
まず、そのまま撮ってみよう。
フォト1
うん、なるほど。
間違いなく豆腐です。
これはこれで
いいのかもしれませんが、
少しひねってみましょう。
フォト2
同じものを
同じ高さから撮っていますが、
ちょっと違う感じがします。
どちらが正解かわかりませんが、
印象は変わりました。
どうです?
伝わりますか?
皿を回さず、
自分が動く。
なんという自主性!
インデペンデントってやつです。
「視線を作る」
というアドバイスは、
感覚的には
何となく分かるんですが、
具体的に
どういうことかわからない。
うーん…
直線を放射状に
捉えてみたらどうだろうか。
で、こう。
フォト3
豆腐の角を正面にして、
直線を奥へ。
おお。
いいんじゃないか、
これ。
豆腐の形状は、
角を手前にして、
直線を奥に伸ばすと
一番しっくり来るんじゃないだろうか。
これはたぶん、
応用が効くのだろうと思います。
薬味をのせたり、
醤油をかけたり、
何かしらの料理を
つくったとしても、
豆腐は角を手前に持ってくる。
すると、写真がいい具合になる。
同じものを、撮影しても、
角度で印象が違う。
なるほど、たしかにそうだ。
この写真の豆腐を
晩酌のアテにしつつ、
知らないことは
教わるべきだな、と。
あらためて噛みしめる
夜でありました。了
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いや、ホント、申し訳ない。。
で、写真ですが、
豆腐にとらわれ過ぎていては、
豆腐の「ものそのもの」には、
近づけないんです。
これを、立方体の、
陰影と捉えてみましょう。
なに、言ってる事わかんない?
例えばね、
「む」
皆さんご存知の「む」ですが、
よーくみていると、変な形の、
紐にも見えてきません?
ひねくれた鰻の姿とか。
もしくは、「お」のちぎれ掛けた線とか。
などという、見方で見るとですね、
二枚目のこれ。
これは、皿型の何かの上に乗った、
石膏で作られた、
なにか、抽象的なものにも見えてきません?
表面についている、木綿の跡も、
なにか違う意味に見えてきません?
不思議な陰影。
惜しむらくば、クロスの折り目が、
元のままの方が、よかったかも。
さらに複雑に、そして尖って
見えたと思うんですね。
升目についた皺に、
ひし形の「豆腐」が生きるというか。
もうね、そうなってくると、
お皿の柄も、マチスの絵みたいに
見えてきません?
こんな感じで。
この広がり。
意識されようと、されまいと、
何らかのイメージが広がってゆく。
この自由性を、
我々は、
「美」もしくは、
「芸術」と呼んできたものです。
と、ここまで言ったこと、
全部適当に、
書いてるだけですからね!
そう、この自由!
素晴らしい!
青さん、次は「お豆腐とオートバイ」でよろしくね!
(どこまで、マジなんだ!どこまでウソなんだ!全部信じてみるならクリック!)