美味しい和菓子とは何でしょう?
んあーに、難しいこと考えずに、神戸ならここですよ!
中央区熊内にある、
京菓子「つるや」さん。
といっても、私も今回初めてだったんですけどね。
いやー、カッコよかったわ!
和菓子ってのは、美味しいを通り越して、
カッコよくなきゃいけません。
ではさっそく。
店構えそのものは、全然気取ってないです。
女将もとても可愛らしい人。
お若いころは、さぞモテたでしょうなあ。
まあ、そんなことはよいのです。
客は並ぶことはありません。
しかし途切れることもない。
大半は、お茶関係の人のようです。
それもそのはず、熊内のあの辺りは、
実は空前絶後のお金持ちエリア!
芦屋なんて、ミーハーっすよ。
って感じですね。
では箱を開けていきましょう。
渋い包装紙ですね。
こういうデザインセンスを、
日本人はどこに忘れてきたのでしょうね。
開けるとこうなります。
右上 「寿ぎ(ことほぎ)」
左上 「若松」
右下 「折り鶴」
左下 「すみれ」
もう、名前からしてグッときますねえ。
何と言うカッコよさ。。
では「寿ぎ」をいってみましょう。


おめでたい席では、最高でしょうね。
茶菓子はこうでなければいけません。
見目麗しく、味まろやかに、
茶を引き立て、ちょっと呆けてしまう。
もちろん、用意したお茶は放香堂のこちら。
襟を正して、座り直し、
そこで一服。
「はあ~」
とろけそうです。
ああ、どうしましょう。
もう好きにして。
気を取り直して、すみれ。


おや、この不思議な風情はなんだろうか?
おお!餡がいわゆる「卵餡」で、まわりは羊羹なのか!
なんと、洒落たことを。。
ほのかに香る宇治の風情が、これまた茶を引き立てる。
松風はつぶ餡。
折り鶴はこのあでやかさ。
もう、やられっぱなしですわ~。
お値段もね、
普通の和菓子ってくらいですよ。
まあ、この「普通の」ってのが、
最近通じまへんけどなあ。
なんでどすかいなあ。
言葉も、妙にはんなりしてきましたなあ。
まあ、京菓子とゆうてはりまっさかい、
よう考えたら、神戸は京都の
サテライトかもしれまへんなあ。。
まあ、こまかいことはよろしおす。
食べてみはったらどうどすか~
(お茶と和菓子。サイコーやね!案外神戸和菓子のレベル高いぜ!それでクリック!)

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