僕は古い車に乗っていて その24 それでも陽は昇るのだ

新年早々ですが、私は挫けそうです。

以前こういうの書きました。

chuff.hatenablog.com

あの部分は問題がなかったのですが、

もうね、続々と変なことが起き始めてます。

なるほど、こういうことを

乗り越えられるかどうかが、

きっと分岐点なのでしょうねえ。

12月の初めころ、

飲酒検問で、尾灯が切れてるよ、

と今時の声だけは優しいポリスに、

注意されて気づいたんです。

だってね、ヘッドライトはついてるわけです。

そこで、車降りてよくみたら、

ポジションのときは、尾灯も点いてます。

ライトをオンにすると、尾灯が消えるという。

仕方ないので、ポジションにして、

フォグライトを点灯させてその日は帰りました。

ガレージでいろいろやってはみたものの、

点かないわけです。。

考えられるのは、ハンドル付近のスイッチレバー。

今回も摩耗の可能性が高いです。。

それを治すには、ハンドルを外すわけです。

しかし、ジュリアのハンドル周りは、

手を出すと猛烈に大変なことになるんです。

くわしく書いても面白くないので割愛しますけど、

実に面倒な作業なわけです。

丁度オイル交換の時期です。

これは、また「割り込み」をするしかなさそうです。

割り込みをかけるのは、

こいつら相手です。

普通に考えれば、

弾かれるのは私なのです。

こういうときに頼りになるのは、

ビットコインでも、現金でもありません。

できる人の情けです。

大体ですね、

できる人ってのは、変わり者なわけです。

どの世界でもそうだと思うんです。

やり込むってのは、「できる」への最短です。

ところが、なかなかそうはできないわけです。

やり込むには、それ相応の、

ちょっとした逸脱が必要なわけです。

ここでよく登場するT師匠も同じです。

仕事で就職した工場より、

自宅のガレージの方が工具が多かったとか、

トヨタの2T-Gエンジンを、

趣味で８個くらいは常備してたとか。 

そういう人とですね、

仲良くやるには、普段からちゃんと

お付き合いしなきゃいけないわけです。

結果から申しますとですね、

ジャガーが私の前にひれ伏し、

ブガッティがスネてそっぽを向き、

アストンマーチンが、私の後に並び直すという、

ありえないことが起きたのでありますね。

いいですか、みなさん。

これが

お付き合いってものです。

特に古い車に乗ってみようかな、

と思っているお若い貴方。

いくらかかるとか、そんなことは、

親が大金持ちなら、どうにかなる話です。

ところがですね、上には上がおるんですわ。。

ですので、「できる人」を張り倒す札びらは、

実は存在しないのですねえ。。

これ、ほんとにそう思いますよ。

私、札びらも持ってませんけど、

とある場面で、

札びらを突き返されるシーンは、

はっきりと見たことあります。

「できる人」はですね、

変人なんで、クラッとしないんですね。

どっちかというと、気分優先と言うか。

まあ、「できる人」なんで可能なわけです。

いやはや。。。

人間という生き物は、

何と不思議の連続なのでしょう。

結論から言いますと、

神業で直って、

しばらくして、また別の場所が。。。

ああ、どこまで続くのか。。

この切ない片思いは。。

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