僕は古い車に乗っていて その14 日常整備1
自分でなんでもできる人はいません。
詳しい人はいるでしょうけど、なんでもは無理です。
だからといって、やれることはやらないと、
ある日とんでもないことになります。
さて、どこから何をやればよいのでしょう?
今日はそんなことを説明しますよ!
全くの初心者向け、古い車との付き合い方です。
楽しい状態を、ちょっとでも長く。
つらい状態を、避けれれないとしても、短く。
大事です。
メンテナンス。
こういうのは古い車は共通です。
おぼえてしまえば、どうということはありません。
これくらいはやりましょうね。
ではまず必要なものを。
今の季節なら、まず
これです。
山が近い方は、こちらのほうがいいかもしれません。
これも結構効きます。
こういうところから、強い意志を感じますね。
やる気は蚊取線香の有無に現れます。
こういうのは、大事です。
夏は蚊よけ、冬は防寒。。
まずはここです。
夏でも短パンとか論外です。
デリケートなことをするときに、痒さで変になりますよ。
ただし、周囲は引火物だらけですので、少し離れて置いておきましょう。
ボンネットを開けてみましょう。
よーく観ながら、汚れや砂埃をふき取りましょう。
ふむふむ。
わからなくてもいいんです。
よく観ることです。
次に、工具を取り出します。
いつ何があるかわからない古い車。
工具以外にもいろいろ常備しています。
懐中電灯、水、革の作業手袋、交換用プラグ、消火器。。。
消火器?
これですね。
時々車って燃えますからね。。
けっこう、聞きますよ。燃えた話。
実際、私もライトと配線が燃えましたしね。
ですので、積んでおいたほうがいいと思いますよ。。
工具は、写真左にある紺色の工具袋に入っています。
広げるとこうなります。
これ、バイクのイベントで買ったんですけど、
私はハーレーは乗ってませんよ。
必要な工具のそろえ方の参考にしてくださいね。
左から、モンキーレンチ、ペンチ、スパナ数本、プラスドライバー小、
六角レンチセット、プラグレンチ、ワイヤーブラシ、
はさみ、プラスドライバー中、となります。
バイスグリップは別の鞄に、ガムテープや針金と入っています。
マイナスドライバーは、ここには入っておりません。
キャブの調整で使用頻度が高いので、グローブボックスに入っています。
職質で、国家権力集団ともめたことあるんですけど、
「まあその車なら必要だろう」との本部のだれかの無線で、難を逃れました。
いやあ、どこで災難にあうかわかりませんからね。
と言われても、初心者の方にはなんのことだか、わからないと思います。
まずは、工具袋を買うことをお勧めします。
自宅にはいろいろ工具をおけますが、
携帯するわけですから、コンパクトさは大事です。
これとかいいとおもいますよ。
そこに、入るだけのもので諦める。
諦めは大事です。
ちなみに、モンキーレンチは何本も持ってますが、
使ったためしがない工具第一位です。
なくてもいいでしょう。お守りみたいなもんです。
ではやっていきましょう。
エンジンが冷えているときであれば、
ラジエーターのキャップを外して、中を覗き込みましょう。
キャップは反時計回りに回せばポコンと外れます。
冷えてないと蒸気が飛び出して、あなたの手は大変なことになります。
新しい車とは違って、様々な理由で冷却水は減ったりします。
ここに、油が浮いていないことを確認しましょう。
浮いていれば、いろいろ覚悟しながら、車屋さんへ行きましょう。
少し減っているようなので、水を足します。
エンジンには、クーラントという液体をを入れる場合と、
水でいい場合がありますけど、今回のような場合は追加の水道水でかまいません。
といっても、1リットル超えるようなら、何か問題あるので
やはり、いろいろ覚悟しながら、車屋さんへ行きましょう。
問題なければ、ポコンと手ごたえ来るところまで締めましょう。
さあどうです。
まずはここまでです。
できそうな気がしてきませんか?
やらなくてもいい時代は終わったのです。
古い車は、
「古いのだ」
という当たり前のことを、よく覚えておくべきです。
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