CHUFF!! チャフで行こうよ。

もう、何でもありです。ヒマつぶしにどうぞ。

CHUFF!!ってのは、「おっ、なんかいいよね!」って意味です。チャフっていきましょうよ!

どこが壊れるかじゃない!どこで壊れるかだ!僕は古い車に乗っていて

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お題「ささやかな幸せ」

古い車に乗っていると思うのだけれど。

運は努力と精進の結果じゃないかって思うのね。

だってさ、いくら整備したって壊れるときは壊れる。

で、問題は「どこで壊れるか?」なのね。

どこが壊れるかってのは問題としては難易度が低いの。

例えばこれとかさ。

 

chuff.hatenablog.com

 

夜の幹線道路でしたから、クラッチなくても走れたんですね。

問題は車庫入れ。

ギヤをローに入れて、セルモーターを回して動かすんですね。

ある意味ではEVな車として。

あまりに怖い車庫入れなんで、二度とごめんです。

と思っていたら、また起きました。

クラッチが微妙に消えたんです。

この微妙に、というニュアンス。。。

 

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ワタイのガレージは、俗にいううなぎの寝床なんですな。

普段は奥にオートバイ、手前にジュリア。

最近の夏は割り切って、もうジュリアに乗るのは諦めたんです。

なのでジュリアを奥に押し込め、手前にオートバイ。

だって、外気温より車内温度が高いのよ!

全方角鉄板焼きやからね。。。

扇風機とかの対策でどうにかなるのは40代まで!

 

chuff.hatenablog.com

 

調子こいてましたね。

やはり無理があります。

ちょっとは涼しくなったので、ジュリアを手前に移動。

ついでにジュリアでドライブ。

 

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ねえ、良い風情でしょ?

風情はね。。。

 

 

このとき、なんかクラッチが浅くなってる気がしたのザンスな。

奥の方でつながるにはつながるけど、変な感じ。

で、ガレージに置いておくとオイル漏れ。

 

クンクン。。

 

あれ?

これエンジンオイルじゃない。

嫌な予感。

ボンネットを開けて、クラッチのオイルタンクを確認。

あら?半分くらいしかない。

 

えっ?

 

またクラッチかよ。。。

とりあえずいつものT師匠に電話すると

「今さ、工場いっぱいだから無理だよ!」

と明るく言われたザンスのね。。。

で、粘ると

「仕方ねえなあ、診るだけ診てやるから持っておいで」

 

ワタイとしては、もうハレルヤが流れておったのですね。

 

 

いつものように、師匠の腕を頼って全国から高級車が。。

もうね、パンパンに入ってましたわ。

 

ああ、これじゃ仕方ねえよなあ。。

 

「じゃあ、リフトで上げるからさ」

 

で、上げるとエンジン下部がオイルだらけ。

見ると、クラッチのレリーズがぶっ壊れておったわけです。

 

「一応、エア抜きだけしようか。今無理だしさ」

「ええ、もちろんです。順番を待ちます!」

 

エア抜きして、一旦持って帰ろうと。

作業が終わり、師匠はおっしゃられたのです。

「じゃあ、8さん。バックで出てね」

「はーい」

 

クラッチを踏むと「スコッ」と音が聞こえるわけで。

瀕死のクラッチが、入滅されたわけです。

つまりギヤを入れられない。

つまり帰れない。

その直後のジュリア。

 

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ピカピカだけど、動かないなら仕方ない。

その時のワタイの気持ちと、工場の雰囲気を写真で表してみました。

 

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スタッフの方が

「じゃあ、明日のランチアストラトス断りましょうか?」

師匠答えて曰く

「あれさ、こっちが日時指定して、おまけに半年待ってもらったんだよな」

 

帰れるものなら、帰りたいんですよ!私もね!

 

いたたまれないんです。。

「でも仕方ないっすよね」

「動かせないからなあ」

 

針のむしろとはこのことよ!

 

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「8さん。ジュリア外でもいい?」

「はい?」

「場所ないからさ」

 

フェラーリだのなんだのを前にして

外は嫌だと言える雰囲気でもないわけで。。。

数秒黙ったけれど

 

「やだなあ、俺のジュリアなんて夜露に濡らしてやってください!」

 

「いや、夜は中に入れるから」

 

 

ありがたいことです。。

で、とりあえずリフトを空けようってなって。

師匠が押してくれて、ワタイが運転して工場の隅に。

いや、ほんと申し訳ないです!

次回、なにかお持ちします!

押して帰れるものなら、ワタイ押しながら帰りたいんです!

嘘だけど!

 

 

そしてジュリアのスペースを作るために動いていただいたお車さんたち。

 

まずはベントレー。。

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ドがつくスポーツカー。

イタリアの華、エルミーニ。。。

世界で40台とかの。。。

 

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そしてテスタロッサ。。

 

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いや、ホント、ごめんなさい!

 

実はワタイの家まで、わずか数百メートル。

曲がり角が3っつ。

信号が一つ。。。

でも坂道。。。

 

ワタイは心のなかでこう叫んだわけですな。

 

「ジュリア、お前ココで壊れてくれるとはサイコーだぜ!」

 

どこが壊れるかではない。

どこで壊れるかなのであるな。

 

家までもったら、次に出せたかも怪しい。

当然オートバイも出せない。

修理に出すのにレッカー必要だっただろうな。。

それ故、ジュリアはここで壊れてくれたのでしょ。

 

やっぱさ、ジュリアサイコーじゃない?

 

(いや、ホントごめんなさい。ご親切に甘えてクリック!)